<日記の続き>
電車は最後の授業へと私を運んでゆく。 電車は決して止まらない。 私はそこから降りてしまおうと思わない。 終わりが無ければ始まりは無い。 私は今ここにいる私以外、無い。ここから先の事は分からない。 でも、不安は無い。 なぜなら、分からない事が、普通だって気づいたから。
全てのものには終わりがある。
私、最後に泣いたりするのかな。
でも、地球は果てしなく広がる宇宙程は大きくない。こんなに小さな惑星に住んでいて、再び会えないはずは無いさ。今日の日のすばらしい春の日差しのように、陽気明るく考えたいものだ。
~ to be continued ~