詩集

詩集

詩を綴り、集めました。

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● 詩 いつもきみばかり

きみは美しい その麗しさに
きっと きみは気付いていない
僕ならそれを上手く使って もっと
ズルく生きてるのにって思うよ

きみの真摯な眼差しが見つめる先で
力強くも優しく鍵盤は歌うよ
ズルく生きられても生きないのだろうなって
そう感じさせるきみの生き方が好きだよ

人知れず泣いても叫んでも
それを見せまいとして笑うきみが
ただ愛しくて 溢(こぼ)れるほど愛しくて
力になれたらっていつも思うんだ

そして
きみが僕のそばに 僕がきみのそばに
誰よりも近くに居れたらいいのに
誰も知らないきみを見せて 僕だけに

今日もまた気付けば求めてばかり
今日も力になるのはきみばかり
● 詩 みんな

自分の主義主張が正しいかどうかを
紙上の賢い人の意見と照らし合わせて
裏打ちされたものだけを表していく
僕はそんな臆病者さ

そうかとおもえば
あからさまに逆をついて
違いを誇示したくもなる
みんなよりも優っていたい
指摘できるならすぐに上になれる
僕はそんな寂しがり屋さ

懸命に着飾ったアクセサリーでも
劣った僕を隠せるのならいい
まとったものを愛されたって
愛されてるとは感じられないのに

うつむいた下の素顔を見て欲しい
でも、見て欲しくないって
矛盾して揺れたまま
今もまだ膝を抱えて震えてる

みんなってだれだろう?
そのみんなは助けてくれるのかなあ
さあ、そろそろ顔をあげて立ち上がろうか
一歩ずつでも進めばきっとたどり着く
目がくらんで怖いけど、あの光の方へ

確かさは、「今、踏みしめてる」
そこにしかないのかもしれない


● 詩 それでも「きみは大丈夫だ」と言うよ

こんにちは、藤田です。

今回の作品も、「くろえり:Tink」さんとのコラボ作品です。

すごい可愛い絵を描いてもらって、大満足です。

それでも「きみは大丈夫だ」と言うよ

きみが深く傷ついた
そっと寄り添いながら
それでも「きみは大丈夫だ」と言うよ

きみが悲しい恋をした
そっと見守りながら
それでも「きみは大丈夫だ」と言うよ

きみが誰かを傷つけた
そっと寄り添いながら
それでも「きみは大丈夫だ」と言うよ

きみが「助けて」と言った
そっと手を差し伸べながら
それでも「きみは大丈夫だ」と言うよ

きみがすべてを失った
そっと寄り添いながら
それでも「きみは大丈夫だ」と言うよ

きみが息を引き取った
そっと見守りながら
それでも「きみは大丈夫だ」と言うよ

きみは強く瞬いて
きみは死さえも超えて
ぼくはきみを信じているから
それでも「きみは大丈夫だ」と言うよ


● 詩 ねえ

こんにちは、藤田です。

夏真っ盛りです。

とても暑いですね。

さて、今回の作品は、絵描きさんとコラボしました。

夏の作品だけに、ちょっとホラーになったかもしれません。

出来上がった絵を見て、正直、ゾッとしました(笑)

でも、この「ねえ」という詩には、ぴったりかもしれません。

詩「ねえ」

ねえ

ねえ
わたしはあなたに役立つよ

ねえ
だからそばにおいてよ

ねえ
ゆめを見させてよ

ねえ
お金も、愛も、夢もあげるから

ねえ
埋まらない胸の「 」を埋めて さあ

ねえ
飾らないことも飾ることも厭わないわ

ねえ
わたしはあなたにこれをあげたわ

ねえ
あなたはわたしになにをくれるの?


● 愛する音楽:安全地帯

http://youtu.be/pbqM8TIDidM

いつものように動画のリンクが貼れませんでした。

安全地帯、ヤバい良いです。玉置さん、最高!
● 詩 等身大

等身大ってさ
一番キツイとおもうんだ
背伸びばっかしてさ
保ってた目線が低くなったら嫌だな

なんともないように
きみは平然ときみのままだ
そんな横顔を見てると
ぼくがちっぽけにおもえる

そんなきみが怖くて大嫌い
でも憧れてる 素敵で愛しい

ぐちゃぐちゃの心の綺麗な部分だけ
うまく伝えようとしてるうちに
きみの笑顔はそっと僕に触れて
そんなことなかったように溶かしてくんだ


● 愛する音楽:福山雅治さん

福山雅治:蛍


福山雅治:ひまわり


福山雅治:スコール


福山雅治:最愛


福山雅治:はつ恋


福山雅治:Beautiful Life


福山雅治:誕生日には真っ白な百合を


福山雅治:家族になろうよ


こんにちは、藤田です。

福山雅治さんが、とても好きです。

福山雅治さんからは、たくさんの愛を受け取っています。

詩、メロディ、今の僕には欠かせないものをたくさん頂きました。

福山雅治さんの音楽との向きあい方を、とても尊敬しています。

愛する音楽:福山雅治さん

カラオケで18番です。

歌うと必ず、感動してしまって、歌いながら、泣いてしまいます。

恥ずかしいので、なかなか友人の前では歌えません(笑)

歌うときは、ひとしきり歌って泣いて、涙が枯れてからですね。

「非常に個人的な想いが、個人的な日常を生きている個人を射抜く」

彼のこの観点は、僕の詩や曲の創作に、多大な影響を与えました。

真実だとおもっています。

それを書くには、とても鋭い内観が必要だとおもいます。

なにが起きているのか。なにを見ているのか。

恥ずかしがらずに、素直に、素朴に、曝け出していけたらとおもっています。


● 詩 それも嘘じゃない

窓から見える
あのケーキ屋に
ここに住んだら
一緒に行こうか

きみが大好きな
甘いもの食べて
笑顔にしている時を
思い浮かべる

その瞬間が
ただ幸せだった

笑っていて欲しかった
それも嘘じゃない
悲しませたくなかった
それも嘘じゃない


はじめて食べた
新鮮なホタルイカ
きみとこれたことが
よかったとおもった

馳せた想いに
ついてきてくれて
うれしかったし
とても幸せで

その瞬間が
今は胸を貫く

幸せにしたかった
それも嘘じゃない
ずっと一緒にいたかった
それも嘘じゃない

眠るきみをずっと見てた
それも嘘じゃない
ブサイクな寝顔だとおもった
それも嘘じゃない

愛しくてたまらなかった
それも嘘じゃない
僕がぶちこわした
それも嘘じゃない

きみを守りたかった
それも嘘じゃない
独りになって泣いた
それも嘘じゃない