夏物語
今日は,夏物語を紹介。
これは、製作段階から、随分、ビョンホンの作品と言う事で注目されていた韓国映画だったのだが、他の俳優と違い、生活の為に、何でもかんでも出演しないといけない俳優ではないビョンホンは、数あるオファーの中から自分で作品を選べる立場なので、彼の目で、ヒットしそうな作品を選ぶ事ができるそうだ。ビョンホンが選択の一つの基準にしているのが、作品の落としこみ度だと本人が語っていたのを見た事がある。
これは、ドラマの設定の特異性と共に、どれだけ事前調査が行われているかと言う部分も言及している。これは、小説にも言えることだが、事前調査の浅いシナリオは、読者を飽きさせるわけで、現実味に欠けてしまうのである。ウンチクはこのぐらいにして、そんなビョンホンが選んだ作品なので、当然、チェックを入れておいた。当然、相手役は、旬の女優が抜擢されると言うのがいつものパターンである。
そんな中、選ばれたのは、スエである。「やっぱりなー」という観はある。今までのスエのドラマは大体見ているがやはり、映画では「家族」、ドラマでは「海神」あたりから右肩上がりで飛ぶ鳥を落とす勢いである。
で、この映画は、最近多い、背景的には北絡みの下敷きがある。最近のノムヒョンの融和政策がこういう韓国ドラマ作品の中にも巧みに影響を受け、盛り込まれているのは事実である。舞台は、田舎の農村に韓国の大学生が、ボランティアに行くと言う設定なのだが、実際は、農村地区での左翼思想を学ぶと言う意味合いが強い。時代は、朴政権の時代であり、自由や民主化という名目で推し進めていた当時の学生運動を緩やかに肯定し、当時の政権を回りくどく批判する政治思想仕立てになっている事を指摘する韓国ドラマレビューは、どこにも見当たらない。
当たり前だろうが。(笑)
韓国ドラマレビューと称し、韓国の政治まで落とし込んでいるものはないのは当然か。まあ、その辺は、読者層にも関係するので今回はスルーしておこう。
それで、農村にいき、ビョンホンがスエと出会い、次第に愛情が芽生えていくと言うストーリー展開なのだが、基本的に、私は、俳優ビョンホンファンなのだが、このドラマで、ビョンホンのメインの役柄は、大学生役である。しかし、悲しいかな年齢的なギャップを埋めきれる事が難しくなっているのは事実。やはり年齢相応の役柄に今後シフトすべきと言うのが、今回の結論である。見せ場的な部分は、後半に、警察で尋問を受けるあたりになるのだが、流れ的に無理があり、もう少し前半でビョンホンの見せ場を作るべきだったと思う。
それに対して、スエは、女優として旬な時期と言うこともあり、非常に自然である。前半は、ビョンホンがスエの引き立て役と言ってもいいくらい、スエの演技が光っている。後半の展開は、学生運動を取り締まる警官によって2人は捕まえられてしまい、スエの父親が北朝鮮の工作員絡みだったみたいな展開から、ビョンホンは、スエを知らないと拒絶してしまうというのがクライマックスになる。スエは、、ウエディングキャンペーンでも北絡みの役を演じていたので2作連続で北絡み役をやった事になる。ウェディングキャンペーンは、コメディ仕立てだったが、こちらは素朴なラブストーリー仕立てになっている。
ビョンホンが、最初に、老人の姿で登場し、昔を回想する形での展開である。この手法は、ブラザーフッド等でも使われたもので、韓国映画によく使われる手法の一つであるが、個人的には、20代と70代近くを演じたビョンホンの役柄と展開に多少無理を感じてしまった。今度は、ビョンホンは、30代の役柄で挑戦してほしいですね。
クライマックスは、きちっと決めています。
★★★★☆

アマゾンから日本語版が出ています。
夏物語 スタンダード・エディション
これは、製作段階から、随分、ビョンホンの作品と言う事で注目されていた韓国映画だったのだが、他の俳優と違い、生活の為に、何でもかんでも出演しないといけない俳優ではないビョンホンは、数あるオファーの中から自分で作品を選べる立場なので、彼の目で、ヒットしそうな作品を選ぶ事ができるそうだ。ビョンホンが選択の一つの基準にしているのが、作品の落としこみ度だと本人が語っていたのを見た事がある。
これは、ドラマの設定の特異性と共に、どれだけ事前調査が行われているかと言う部分も言及している。これは、小説にも言えることだが、事前調査の浅いシナリオは、読者を飽きさせるわけで、現実味に欠けてしまうのである。ウンチクはこのぐらいにして、そんなビョンホンが選んだ作品なので、当然、チェックを入れておいた。当然、相手役は、旬の女優が抜擢されると言うのがいつものパターンである。
そんな中、選ばれたのは、スエである。「やっぱりなー」という観はある。今までのスエのドラマは大体見ているがやはり、映画では「家族」、ドラマでは「海神」あたりから右肩上がりで飛ぶ鳥を落とす勢いである。
で、この映画は、最近多い、背景的には北絡みの下敷きがある。最近のノムヒョンの融和政策がこういう韓国ドラマ作品の中にも巧みに影響を受け、盛り込まれているのは事実である。舞台は、田舎の農村に韓国の大学生が、ボランティアに行くと言う設定なのだが、実際は、農村地区での左翼思想を学ぶと言う意味合いが強い。時代は、朴政権の時代であり、自由や民主化という名目で推し進めていた当時の学生運動を緩やかに肯定し、当時の政権を回りくどく批判する政治思想仕立てになっている事を指摘する韓国ドラマレビューは、どこにも見当たらない。
当たり前だろうが。(笑)
韓国ドラマレビューと称し、韓国の政治まで落とし込んでいるものはないのは当然か。まあ、その辺は、読者層にも関係するので今回はスルーしておこう。
それで、農村にいき、ビョンホンがスエと出会い、次第に愛情が芽生えていくと言うストーリー展開なのだが、基本的に、私は、俳優ビョンホンファンなのだが、このドラマで、ビョンホンのメインの役柄は、大学生役である。しかし、悲しいかな年齢的なギャップを埋めきれる事が難しくなっているのは事実。やはり年齢相応の役柄に今後シフトすべきと言うのが、今回の結論である。見せ場的な部分は、後半に、警察で尋問を受けるあたりになるのだが、流れ的に無理があり、もう少し前半でビョンホンの見せ場を作るべきだったと思う。
それに対して、スエは、女優として旬な時期と言うこともあり、非常に自然である。前半は、ビョンホンがスエの引き立て役と言ってもいいくらい、スエの演技が光っている。後半の展開は、学生運動を取り締まる警官によって2人は捕まえられてしまい、スエの父親が北朝鮮の工作員絡みだったみたいな展開から、ビョンホンは、スエを知らないと拒絶してしまうというのがクライマックスになる。スエは、、ウエディングキャンペーンでも北絡みの役を演じていたので2作連続で北絡み役をやった事になる。ウェディングキャンペーンは、コメディ仕立てだったが、こちらは素朴なラブストーリー仕立てになっている。
ビョンホンが、最初に、老人の姿で登場し、昔を回想する形での展開である。この手法は、ブラザーフッド等でも使われたもので、韓国映画によく使われる手法の一つであるが、個人的には、20代と70代近くを演じたビョンホンの役柄と展開に多少無理を感じてしまった。今度は、ビョンホンは、30代の役柄で挑戦してほしいですね。
クライマックスは、きちっと決めています。
★★★★☆

アマゾンから日本語版が出ています。
夏物語 スタンダード・エディション