ジャスミン音の庭の室内楽講座で
最初に必ず
受講するのが
クレンゲルのピアノトリオだ
虹色ピアノ教室HP
室内楽の講座は
グループレッスンで
行われる
室内楽もグループレッスンも
初めてだった私は
いろいろ戸惑うことがあった
全員が同じ曲を弾く
グループレッスンでは
人の演奏を真剣に聴きすぎて
自分の番が来た時
どうやって弾いてたかわからなくなったり
グループレッスンの進め方に
戸惑ったり
(それまで経験してきたピアノの
個人レッスンよりは楽しい雰囲気だけど)
室内楽に関して
当初、私は
入りのタイミングにフォーカスして
レッスンを受けていた。
(ピアノは基本的に1人で演奏するので
人と息を合わせることがほとんどない
)
修了演奏会の前、
録音したレッスンを聞いてチェックしていたら
思いがけずバイオリンが
色っぽい音を出しているところがあった
クレンゲルの2楽章に
そんな場面あったっけ
どんなシチュエーションで
何が起こった
と思って聴き返すと
やっぱりバイオリンは色っぽい音を出している
弦の先生は
こんな風に弾いてたんだ
とびっくりして他のところも
それまでとは違った耳で聴いてみる。
すると弦の先生方は
いろんなことをしていた
(気づくのが遅すぎる
)
それならと
私もいろいろ考えて
曲を練り直してみた。
もう室内楽のレッスンはないので
本番まで合わせることはできない。
先生方は受けとめてくれるかな
と心配はあったけど
気づいてしまったら
何もせずにはいられない
I can’t help doing something.
(後で聞き返してみると
後にも先にも
それはたった1回限りの音だった。
だけど
そのバイオリンの音は
私にとって大きなきっかけとなった!)
そして初めての修了演奏会。
弦の先生方は
全てを受けとめて
アンサンブルしてくれた
あたたかく素晴らしい音色で
私のピアノを包んでくれた
もう感謝しかない
講評には
「とてもステキなslow mov. でした!! 」
と書かれていた。
初めてのアンサンブルだから
エールを送ってくれたのだとは
思うけど
とても嬉しかった

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