真崎大矢blog『デイリーマザキ』

何か特記事項があれば今後書いていきます!

くれBook Street一箱古本市

三回目、2019


そして3年目となる今年。

これまでは思い出による回想だったが、ここからはそれを踏まえての今年のお話。

前年意気消沈していたのはどこへやら、結局阿呆みたいに関西各地のイベントに古本で出店し続けて(2019年くれまでは関西からは出ていない)、呉は参加。

当日早朝新幹線での移動から出店準備までは2年目と同じ、今回は本と。さんの事前情報により、屋台通りについて教えてもらった。屋台の本場は博多のイメージだが(行った事ないけど)、呉にもあったとはこれまで全く知らなかった! それもそのはず、これまでの2年は朝か夕方に通りを横切っていたものの、その場所に夜屋台が立つとは思っていなかったのだ。これは夜に是非行こう! 素晴らしい情報だ!

なんて事を考えながら、11時開始前から本を買ってもらうなど出だしは上々。

そして今回の印象的な出来事の一つに……呉氏の出現がある。呉氏とは呉市のマスコットキャラクターでかなり攻めたデザインのゆるキャラである。

ひこにゃん、くまモンがかわいい系に属するなら、呉氏はホッキ貝のずーしーほっきーのイズムを少し感じるキャラクターである。その姿をご存知でない方は是非調べてみてください。

実は2017年頃誕生しているので、一年目に参加した時からその存在は把握していて、お土産物売り場でも中々目立っていた。確かお土産に呉氏グッズを買って帰ったと思う。

その呉氏がレンガ通り入り口の福屋さん(百貨店)の前に現れたのである。

ちょうど一箱参加している場所から写真を撮れる位置にいたのでなんとはなしにツイッターに投稿したところ、呉氏公式アカウントにリツイートされ、マザキのアカウント史上一番反応のあったツイートになったのである(20RT、160いいね)

本とは何ら関係ない所で起こった出来事ではあるが……

11時から16時の出店はあっという間で、売り上げは昨年ほどはなかった。とはいえホテル代はまかなえるくらいには売れていた。

屋台に備えあまり何も食べないままレンガ通りをうろつく。そこで衝撃の事実を知る。未来屋書店がなくなっていたのである。駅前にはフタバ図書があるし、やはり厳しかったのか?

その下の階にあるリサイクルショップのカオスが極まっている感じは初めて知った。前は時間が遅かったから閉まっていて、確認できなかったのか?

それからホテルへチェックイン。

ここから屋台が開くまでの間都合2時間ほど。空腹を抑えることなどできず、カレーのマスターで海軍カレーを食べる。一皿をぺろっと食べ、その後屋台通りへ。

ラーメンを提供しているお店へ入り(開店直後に入った為客は誰もいない)そそくさと牛テールラーメンを食す。本来であれば、ビールとつまみで一杯やってからシメとしてラーメンを食べるのがセオリーである事は重々承知であるが、既にカレーを食べ前日4時間しか睡眠をとっていない私にとってここでアルコールを入れてしまうとぶっ倒れかねない(ホテルでぶっ倒れて寝りゃあ良いのだけれど)ので屋台の雰囲気を楽しんだので良かった。

その足で向かったのは大和温泉物語。昨年は昼行ったが、今度は夜。さすがに人がわんさかいてもおかしくはない。しかし、それほど混雑しているとは言えず、そしてやはり静か。

そう。考えてみると、呉の市街地はとても静かなのである。繁華街と呼べる場所もなく、商店が集まっているのはレンガ通りではあるものの、にぎわっているという感じではない。


実は屋台は温泉後にも前を通ってみて、遅い時間になっていたのでにぎやかにやっている人たちがいた(一般的な居酒屋ではよく見る感じ)。しかしそこのそばを通るおっちゃんが、「黙って食べろよ、うるさいな」的な悪態をついていたのをちらっと耳にしたのだけれど、その屋台の一帯以外は本当に静か。呉は本当に静かな町である。

レンガ通りに行き、今年はお囃子の練習しているかなと見たけれど、終わった後らしく最後の数名の人たちが帰っていく感じだった。お囃子の印象は静かな町に一際目立つ音だった事がわかる。


大和ミュージアムもある。呉氏のような攻めたキャラクターもいる。祭りもある。しかし町としてはとても静か。


これはなぜなんだろう。

この疑問は後で考える。


一箱古本市終わりの2日目、実は何も予定を考えていなかった。再び大和ミュージアムに行くというのもアリかなとは思っていた。というのも今年はくれ一箱までに『戦艦大和ノ最期』と『戦艦大和ノ最期、それから』という2冊の本を読み、戦艦大和の周辺を知った上で(ついでに言うとその2冊は今回箱の中に入れ、それぞれ購入してもらいました)、来ていたのでまた改めてミュージアムを見たいな、とも思っていた。

もう一つの案として「船に乗る」というのもあった。京都府は北部には海があるものの、京都市内や南部にいる限りは海を見る事はまずない。私は海を見ると海の無い県民のように「あっ! 海だ」と少しテンションがあがる。

もちろん船に乗る機会はなく、今回調べてどうやら呉から広島市内の港まで行く便があるらしいと3年目にして初めて知り、興味が湧いていた。

そうして呉土産を見た後、呉港から船で広島市に行く事にしたのである。

船についての知識がほとんどない為、どうやって乗るのか全然わからなかったけれど、普通にチケットを買って乗るだけで大変便利であるとわかる。

出港して、小さくなっていく呉の町を見ていると、ジーンとしてしまった。これまでは呉駅から広島市に向かって電車に乗って帰っていた。それとは違う感動が船にはあった。


穏やかな瀬戸内海を進む船に乗っていると様々な事を考える。

日々小さな事で悩んでいるなぁと思ったり、戦艦大和も呉港を出港したんだなぁと思ったり。


ただしそれからの予定はやはりない。乗る事が目的であってそこからは何も考えていなかった。しかしここで文字通り助け舟が。フォロワーのかじきまぐろさんから「そこから宮島は?」という意見をツイッターでいただいて、広島市の港から船を乗り継いで宮島に行く事にした。乗り継ぎも抜群によく、陸地にいたのは10分ほどですぐに宮島行きの船に乗った。

呉から広島はほとんど人がいなかったが、広島から宮島は団体の観光客、外国人観光客が乗り、俄然観光地感が増す。このザ・観光地みたいな光景が呉では見られなかったのである。

宮島にはもちろん厳島神社がある。

ここに過去2年行かなかったのは、寺社仏閣にも、実はそれほど興味がないからである。

というのか、人かいる所はそれほど好きではないかもしれない。その点で、呉の静かさは私にとっては良いものとして写っていたのか?

ともかく宮島では京都の有名神社と変わらない光景があり、お土産もの屋を、チェックしつつ、ぐるっと回った。

阿呆なお土産集めの趣味として、観光地のちょうちんを私は集めている。観光地ペナントが絶滅した今、そのポジションはちょうちんに移ったと勝手に思っている(むしろちょうちんのほうが昔からあった可能性が高いけど)。

主に手に入るのは寺社仏閣か、お城か、温泉地。ちょうちんがお土産としてあるのはこれらのどこか。

しかしちょうちん集めに躍起になっているわけでなく、たまたま行ってあれば探す程度の話。宮島では鳥居の描かれた宮島ちょうちんを手に入れる。

その後は広島駅に戻り、お土産を見つつ新幹線で帰る……というのが今回の冒険だった。


呉ありあり、船あり、宮島ありとてんこ盛りになった2019年。

呉市は大和ミュージアムはじめ見るべきところはあるものの、決して観光客がわんさかという感じはない。

一箱で来て、ゆっくり静かにできる。私にとっては本当に良い町。


今回の滞在中手に入れた『呉本』を読みながら、静かなのは良い事なのかなと思ったり。


果たして来年は?

それはまだわからない。


マザキ

実体験に基づく記述でお送りする予定ですが、あらぬ脱線、妄言はあるかもしれません。


くれの一箱古本市についての話を。

二年目、2018年


一箱古本市等の古本売りの活動は2018年いっぱいかな……と考えていた。完全にやめないにしても、文章を書く方に力を入れようかな、とは考えていた。だから呉も最後のつもりで……とそこまでは考えていなかったのが正直なところ。

でももう一度行きたいなぁと思ったのは事実。深夜バスは利用せず、当日早朝に新幹線で向かう事に。体力がもうもたないのよ(働いている場所の都合もある。深夜バスが出る時間にはまだ働いていたりするからだ)。

で、呉についたら即会場に行って準備を始める。呉の一箱の良いところは古本を探して狙って来る人もいれば、ふらっと来る普通の人もいて、そのバランスがちょうど良いところにあると思っている。

一箱古本市に来る客層はそれぞれの一箱古本市で全く異なる。本来の一箱古本市の意味合いでいえば、客層が異なるからといって、用意する品を変えるのは間違いなはず(箱の中の本は自分本位であるべきで、売れ筋や客層、希少さは別)……おっと、一箱古本市自体の本来の意味を話すのが目的ではないので、呉に戻す。

2年目は特筆して驚いた事はなかった……なんだろう、私がマンホールカードを入手しようと途中甘茶書店さんに留守番を頼んだ事は覚えている。

マンホールカードとは各自治体の下水道局などが発行しているトレーディングカードみたいなものである。ダムに行けばもらえるダムカードのマンホール版である。

呉市には2枚のマンホールカードが入手でき、その内の一枚がレンガ通り内にあるインフォメーションで手に入る事は事前に調べておいた。

連続で参加した為、デイリーマザキを覚えてくれている人もいて、すごく嬉しかった。

2年目も終了後からのチェックイン、お好み焼き屋、未来屋書店、お囃子のところまで全く同じ行動をとっている。

2日目は呉観光をしようと入船山記念館に行き(理由は明白、マンホールカードが手に入るから)見学、その後大和ミュージアムも見学した。

ここで白状しておくと、実は1年目2年目と、私は艦船には興味がなかったのである。1年目に完全スルーをして広島市に戻ったのもそれが理由で、ミリタリーについての興味も、艦隊これくしょんと言ったゲームにも一切触れた事がなかった。しかし2年目は大和ミュージアムに行き「これから本を読んでより知らないといけないなぁ」と思った。その後は大和温泉物語という呉駅前の温泉施設に行った。おそらくは昼の12時あたりだったから人はほとんどおらず、しかも、浴場に入ると音が一切ない。

これは不思議な事で、ボタン式のジェットバス(ボタンを押し数分すると噴射が止まる)が動いている内は勢いよく音がしているが、数分すると世界が終わったかのように静まり返る。温泉施設によってはヒーリングっぽいBGMがかかっていたり、BGMがなくても誰かしら利用客がカラン(蛇口とシャワーの事)を使っていたりで風呂場っぽい音はしているのだけれど、人が少ないせいで恐ろしく静か。露天風呂もあり、屋外の浴槽に入っても静か。平日昼の町中、こんなにも静かなのか? と思った記憶がある。

前年赤ビル温泉でなんやかんや言ってた奴が静かなら静かで文句言うのもおかしいのは重々承知である。

この「静か」というのは後々効いてくるポイントである。


大和温泉で疲れをとり、海軍カレーを食べた後広島市に戻り、新幹線で帰ったというのが2回目の参加である。

1度目の行動を基に効率よくこなしているなというのが印象である。

もう一つ特筆すべき点があった。

デイリーマザキはスリップについて並々ならぬ意気込みがある。「マザキ秘録」と名付けた2017年からのスリップ貼付ノートがあり、スリップの特徴として、屋号と値段を付けた日付(またはイベント日)、値段、そしてコメントまたはイラストが描かれている。

本は売ってしまうと手元に残らないから、スリップという形で保管している。

スリップのイラストがカラー化したきっかけになったのが、この時新幹線まで広島駅でうろうろしていた時に見つけた広島駅ビルの中にある雑貨屋さんスミスさんである。オシャレな雑貨を扱っているのねーと見ていたら彩というカラーの筆ペンがあり、一目で気に入り数本買った。

これまで絵を描く事のなかった人間が描いてみようと思った。この出会いも広島へ来なければなかっただろう。

以降デイリーマザキのスリップには色とりどりの下手イラストが描かれる事になる。


果たして来年も出ようと思っていたのか? この時も出るとも出ないとも思ってはいなかった。


次回更新は明日。

つい先日行われたくれ一箱についてのお話です。


マザキ


実体験に基づく記述でお送りする予定ですが、あらぬ脱線、妄言はあるかもしれません。



3年連続で呉に行き、一箱古本市に参加する。

呉という街の印象について、どんどん深まっている……というより3年行ってやっと分かった事も多い。それをわかりやすくする為に過去の参加を振り返りながら考えたいと思う。


初参加2017年、一年目


一年目は体力に任せて夜行バスで広島に降り立った。午前6時頃に到着して、7時頃初めての呉駅へ。私には広島の友人知人はいなかった為、一箱以外はネットで調べた生半可な情報を基に行動していた(今もそれほど変わってはいない)。

これも一箱古本市という共通言語のお陰で初めて参加する土地の一箱古本市でもなんとかなっている感じはある。

はっきり言って朝早すぎてどこも開いていない……いや、一つだけ調べてなおかつちょうどよく時間を使える場所を発見していたのである。

それは赤ビル温泉。銭湯である。

呉市街地の真ん中を通る堺川のそばには赤ビルなる全体が赤く塗装されたビル(後年黄ビルがある事も知る)があり、その中に朝風呂のできる銭湯がある事を事前に調べておいたのである。

つまり深夜バスで疲れた身体を銭湯に入り癒してから、一箱に参加すれば万全という阿呆な計画を立てたのである(赤ビル温泉からくれ一箱の会場までは徒歩5分もしない)。

朝早く着いてしまう事、銭湯温泉好きが引き起こした事態なのだが、この赤ビル温泉での印象が強すぎた為、そのイメージをつかむのにえらく時間がかかる事となる。


そこで起きた事とは……


スーツケースを持ったままでも番台脇に置いておきますのでと快く対応してくださり、朝風呂がスタート。

ここからはとても表現が難しくなるのだが、いわゆる背負っている方が利用している。別段驚きはしなかった。なぜなら大阪の某銭湯でも同じ光景は見ているから。

話の本筋はここではなく、その他に入ってきた一人の男性にあった。その男性が浴場に入ってきた途端目を疑い、一刻も早く風呂から出ようと思った。

その人物は……

スマホを持ち込んで浴場に入ってきた! 

えぇっ! なんというかその、持ってきても良いという倫理観の場所なのここは!? おそらくはゲームか何かをしていたのだと思うけど、他人が裸で風呂入っているところに写真機能のついたものを持ってくるのはルール違反じゃないの? 温泉施設やスーパー銭湯でも脱衣所の時点で携帯使用はダメって所があるのにマジで!?

もしこれが有りの場所と知らずに私が入っていただけなら、そりゃこっちの落ち度だ、私は即刻出るのみだ!

(銭湯の方に文句を言うほどの度胸はないので実際のところはわからない。あれがまかり通っているのか?) 

予定ではゆっくり1時間超入っていようかと思ったところを30分ほどの入浴で切り上げる。

この時の体験が、後の呉へのイメージを歪めてしまう事になる。というか私が呉の最初に赤ビル温泉というディープスポットを選んだだけだった。

この時は「町のリアルを知るには普段町の人が利用している場所に行くのが一番だなぁ」とかのんきに思っていた。


こんなとんでもない体験を経て2017年デイリーマザキのくれ一箱初参加が始まった。この時は知っている方もいたものの、ほとんどは広島の方。

初参加にしてはめちゃくちゃ売れた(というより一箱をやってて1日の売り上げとしては一番売れたのではないか? デイリーマザキをご存知の方は承知と思うけれど、決して古本好きをうならせる品揃えで勝負をしているわけではない。面白楽しい気楽に読めるようなものが大半である)ので、呉について大変良いイメージがついた。

終了後は予約しておいた近くのホテルにチェックイン(結果的に惰性で三年連続利用する事になる)し、荷物を置いてレンガ通りにあるお好み焼き屋で一杯やり、その後同じくレンガ通りにある未来屋書店で古本コーナーを見ていた(何冊か買ったように思う)、そしてほろ酔いでレンガ通りに出ると、子どもたちがお囃子の練習を行なっていた。その光景がとても印象に残っていて、この時には赤ビル温泉の事もあり、色んな事の起こる面白い町だなぁと思っていた。

お囃子が印象的だったのは、実は別の理由があるのだが、それは後にわかる。

翌日は海軍カレーこそ食べたものの、呉市の観光はせず、大和ミュージアムにも行かず、広島へ戻り平和記念公園等を回っていた。

一度目はこんな感じだった。この時点で来年も来る! とは決断していなかった。でも次はやめとこうかなとも思ってはいなかった。


これが2017年の記憶。

明日更新予定は2018年です。


マザキ

週末関西でも、そこここでイベントが行われている。そんな中。


縁の無い土地に本だけ持って行く。


6日呉で行われる一箱古本市の為の荷物をまとめる。

旅行用スーツケースのなかのほとんどは本。服は布切れが数枚入っているくらい。

広島と言う土地にはつくづく縁がなかった。学生時代修学旅行で行く事がなかったし、広島の親戚、友人もいないので一生踏み入れなかったかもしれない土地である。

その南、呉となるととんとわからない。かろうじて桃太郎電鉄で広島駅の一つ下のマスが呉あたりかなぁと思うくらいで、特別思い入れはなかった。


一箱古本市は私に旅をさせてくれる口実を作ってくれた。知らない土地へ行く事に関心がなく、遠くの名物メシより近所のラーメン屋を選ぶ人間であった為、観光、グルメ、宿泊についても特に興味がなかった。

しかし、一箱古本市があればどこへでも行けそうな気がしている。


呉へ行くのは三度目になる。

深夜バスで広島まで行きヘロヘロになりながら呉まで行った一回目。二度目は集中豪雨の被害が大きく、電車に「がんばろう広島」のスローガンが表示されていたのが印象に残っている。


一年に一度、一日だけお邪魔する。

近所で行われている場所にいつもいるのはよくある事だとしても、広島に三回連続は私自身想像していなかった。

ここ5年ほど一箱古本市や古本のイベントには遠征しているけれど、ここまで遠方参加で継続しているのはくれのみ。

参加する事で縁の無い場所が、見知った場所になっていく。


遠方参加するのはなぜか。関西にいれば、なんやかんやで完結する。一年トータルでも月に一度は何らかのイベントで出店させてもらっているし、45月、910月に絞っても素人が古本参加できるイベントは相当数あるように思う。


でも、私は本を引きずって行く苦労をしてでも遠くに行きたくなる時がある。これもお商売としてではないから、個人の旅行の延長線上だからできている。趣味としての旅行もそれは大きな意味があるけれど、そこに住んでいる人と話して、本を売って、旅費の一部が浮くなんていうのも何か変でしょう?

人に「私は本を売り歩くのが趣味なんです」なんて言っても通じないのはわかっているし、わかってもらおうとも思わなくなった。


デイリーマザキの珍道中は明日から!


マザキ


昼ごはんは悩んだ挙句食べない事もあるけれど、今日は絶対どこかのお店に入るぞと決意する。


昼時の伊丹。


ええっ! 駅ビルリータの池瀧うどんがなくなって、月山本店に統合の張り紙。池瀧さんは支店だったのかと今更知る。

いくつかのお店を通り過ぎた後で鳴く虫と一箱古本市の本部前にデリカロクシナさんがあった事を思い出す。

そういえば幾度となく通っているものの、入った事はない。


ランチメニューの書かれた看板を見るとまず飛び込んできたのがローストビーフ丼、ステーキ丼の文字、限定5食とある。まだあるのか?  丼は他にはからマヨ丼か……

一番オーソドックスと思われるのが、選べる四品のおかず定食ロクシナセット。十ほどある惣菜の中から四つのおかずを選ぶ。それに味噌汁、ご飯ドリンクがついてきて、ご飯味噌汁はおかわり自由とある。


これは楽しい、何度も通いたくなる。

ひとまずここだと入店。


丼か選べる四品か。ギリギリまで悩むが、ここはオーソドックスにロクシナセットでいこう。


さて、ここからおかず四品を選ばなければ。唐揚げ、これは間違いなく決定だ。他……なるほどサラダも数種類ありそれも一品なのか。

唐揚げとサラダが同じ土俵……きっと組み合わせ次第では彩りがあり、栄養も考慮したものにもなるだろう。

しかし、腹ペコに野菜の文字はない。

二品目は白身魚のフライを選択。これほぼのりから弁当じゃねぇか!(実際に選んでいる時は全くそんな事考えずに選んでいる)


メインどころはこれでよいとして、あとは……牛キャベツ塩ダレ和え、塩ダレという言葉がそそられる。そしてレンコンと豚のピリ辛炒め。

全てに肉が絡み、肉コンプリートの野郎メニューになってしまった。


しかしこのカスタマイズ感が面白い。

十人十色、好きな組み合わせで楽しめる。誰かと一緒に来ても面白そう。


私の選んだ四品はまぁどれもご飯がすすむわんぱくアラカルト。ご飯はおかわりするのが恥ずかしいから始めから大盛りにしてもらった。

魚のフライがタルタルソースなのも嬉しい。


と、ロクシナさんの魅力はランチだけではない事に気づく。世界の様々なビールを飲む事ができ、それに合うメニューも(確かに唐揚げはビールにも合いそうだ)。

これはまた行かないとなー、どんな組み合わせでいこうかなと悩むが……丼も捨てがたいよなぁー。

ランチも夜も、また行きたくなるのがロクシナさんでした。


マザキ