皆様へのお願い
【オンライン処方】
＊DHEA・メラトニンは再開しました。
＊メラトニンは、
おひとり様3個までとなります。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
OHSSを起こしながらも、
第一子を妊娠・出産。
第二子の不妊治療でも、
OHSSを起こし、
卵巣が12㎝以上に腫れ上がる。
＊通常2~3㎝。
前回の記事
解説を担当致します。
弁護士の、
甲野 裕大(こうの ゆうだい)
です。
【取り扱い分野】
不妊治療分野/離婚分野
・不妊治療クリニック顧問
・凍結胚トラブル
・精子提供、卵子提供
・不妊治療中の離婚
・不倫
など
前回までのまとめ
平成2年 I病院に通院開始。
担当医はO医師。
排卵誘発剤を使ってタイミング法。
胸水・腹水が溜まり緊急入院をするなど、
OHSSを起こしていた。
平成3年に第一子出産。
・・・平成6年・・・
【4月12日】
HMGを2~3日おきに4回投与
【4月21日】
右卵巣に卵胞が5個見えて、
26㎜の卵胞があり、HMG＋HCG投与。
【4月25日】
紹介状を持たず、青森に帰省。
お腹の張りを感じた。
【5月2日】
お腹の張りが強くなる。
【5月3日 入院1日目】
K産婦人科 受診
K医師はOHSSを疑い、
総合病院のA病院を紹介する。
A病院 受診 即日入院
腹囲：85.6㎝ 体重：60kg
卵巣12cm超え・卵胞4㎝
TP：5.3
ヘマトクリット：46.2
白血球：12500
赤血球：527
ヘモグロビン：14.8
尿比重：1.030
診断：OHSSと低アルブミン血症
治療：生理食塩水、
プラズマネートカッター
・少し息苦しく、お腹の張りがある。
【5月4日 入院2日目】
尿比重：1.025
TP：4.5
・この日から、
腹部膨満感で病院食の全量摂取できず
・尿中hcg50で妊娠を疑う
治療：生理食塩水、
プラズマネートカッター
【5月5日 入院3日目】
腹囲：88.6㎝ 体重：65kg
・2日間で体重5kg増
治療：生理食塩水、
プラズマネートカッター
【5月6日 入院4日目】
腹囲：91.5cm 体重：65.5kg
尿比重：1.202
・腹水が溜まり、排尿が少ない
・利尿剤ラシックスの投与開始
治療：生理食塩水、
プラズマネートカッター
【5月7日 入院5日目】
腹囲：93.5cm 体重：66.5kg
・腹囲が前日より2㎝増える
治療：アルブミン200ml
・hcg50〜100で妊娠してないと考える
37.入院5日目：夫に説明
⬜︎ T医師は、夫に対して以下の説明をした。
【夫への説明】
⬜︎ 女性Aは、OHSSを発症していて、
腹水もかなり貯留している。
⬜︎ 輸液とアルブミン製剤での治療を行っている。
⬜︎ 妊娠はしていないものと思われるので、
2週間ほどで軽快する見込み。
⬜︎ 場合によっては、
腹水、胸水の除去のために穿刺が必要。
⬜︎ 神奈川県に戻ったら、
(不妊治療で)
スプレキュアの使用を相談してみては？
38.尿量・点滴量などの確認
⬜︎ この日のヘマトクリット値は43.1、
TP値は4.6、
尿比重は1.015。
⬜︎ T医師は、
毎日午前9時に、
1日分の水分の出た量・入れた量のチェックをすることと、
電解質、蛋白質(血液蛋白)の管理を行うこととした。
⬜︎ また、T医師は、
血液濃度や尿比重に応じて、
利尿剤を使用することとした。
39.入院6日目以降の水分in/out
⬜︎ この日以降、
25％アルブミンの投与量、
午前9時〜翌午前9時までの水分の出入りを示す。
＊ ただし、前日の点滴の残量があり、
指示量と、実際に入った量とは、
必ずしも一致しない。
40.入院6日目：排尿が少ない
【投与：アルブミン製剤200ml】
⬜︎ 5月8日は、
T医師が診察に当たった。
⬜︎ 女性Aは、
前日と同様、腹部は膨満していた。
⬜︎ 生理食塩水1000ml、
アルブミン200mlが点滴投与された。
⬜︎ T医師は、排尿が少ないため、
点滴の速度を緩めた。
41.入院6日目：腹囲は10㎝以上増加
⬜︎ また、胸部レントゲンを撮影した。
⬜︎ 腹囲：95.0cm 体重：66.6kg
＊入院時＊
腹囲：85.6㎝ 体重：60kg
⬜︎ ヘマトクリット：43.1
⬜︎ 尿比重：1.015
＊入院時＊
ヘマトクリット：46.2
尿比重：1.030
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今日も皆様のお力になれますように
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