皆様へのお願い
【オンライン処方】
＊DHEAは再開しました。
＊現在、メラトニンのみ欠品してます。
お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
自律神経失調症があり、
出産予定日を2日過ぎた妊婦。
温かいものが多量に出てきて、
救急車で病院へ向かう。
前回の記事
解説を担当致します。
弁護士の、
甲野 裕大(こうの ゆうだい)
です。
【取り扱い分野】
不妊治療分野/離婚分野
・不妊治療クリニック顧問
・凍結胚トラブル
・精子提供、卵子提供
・不妊治療中の離婚
・不倫
など
8.入院時の様子
⬜︎ 午前3時25分頃、
夫Bも付き添ってY病院に入院した。
⬜︎ 入院時点では、
目まいや息苦しさは和らぎ、
妻Aは助けを借りずに、
救急車から産婦人科病棟まで歩くことができた。
9.当直のK助産師
⬜︎ K助産婦は、
妻Aとの電話で破水を疑っていた。
10.前期破水の診断
⬜︎ K看護師は、
妻Aが病院到達後、
直ちに処置室に入れ、
下着と当てものの脱脂綿を見て確認した。
⬜︎ ピンク色をした10㎝×7㎝の羊水の漏出が認められ、
破水を確認した。
⬜︎ 触診したところ、腹緊は認められず、
問診に対し、
時々腹緊があるとのことだったが、
それも陣痛の発来とは未だ認められず、
K助産婦は前期破水と診断した。
＊前期破水：陣痛が起こる前の破水のこと。
⬜︎ また血圧126-90、
胎児心音は12、12、12で正常だった。
＊5秒間内の児心音の数を3回計測した数値
11.夫を帰宅させる
⬜︎ なお、診察の際、
妻Aから腹痛や息苦しさ、
目まいがするなどの訴えは特になかった。
⬜︎ そこで、室外で待機していた夫Bに、
破水しているが、
特に異常のないことを説明して、
夫Bを帰宅させた。
12.担当医のT医師に報告
⬜︎ その直後K助産婦は、
当直室で就寝していた、
当直医のT医師に電話をした。
⬜︎ 妊娠中の妻Aが、
出産経験が1回あること、
今破水で入院したこと、
羊水漏出は中等量あるものの陣痛はなく、
胎児心音は正常、
などを報告した。
13.抗生剤を筋注
⬜︎ 指示を仰いだところ、
T医師から、
ビスタマイシン一g筋注を指示され、
妻Aに直ちに注射した。
⬜︎ これは感染予防の措置で、
破水して、6時間すると、
胎内の羊水が、
外界の細菌に汚染される危険があるため、
行われる治療だった。
14.S助産師の交代した
⬜︎ 午前3時40分頃、
それまで休息していた当直のS助産婦が、
K助産婦から、
妻Aの経過報告を受けて引き継いだ。
⬜︎ そして、
S助産婦も改めて、
局部に当てた脱脂綿を見て、
破水での血性分泌物の流出を確認した。
⬜︎ 更に、問診・計測で、
血圧、胎児心音を確認し、
腹緊が時々あり、
まだ陣痛発来がないことなどを引き継ぎ、
浮腫がないことを確認した。
15.異常なしと判断した
⬜︎ なお、S助産婦は、
外来カルテで、
外来検診中の検診結果や、
自律神経失調症で治療を受けていることを知った。
⬜︎ そして、S助産婦は、
診察の結果を総合的に判断し、
格別異常はないものとした。
⬜︎ そのため、S助産婦は、
お産セットを身につけさせるなど、
分娩や羊水漏出に備える準備を指示しただけで、
それ以上の措置はなく、
妻Aを一般の病室に移して、就寝させた。
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