久しぶりのブログ。
最近フリーランスになって日本語教えたり色々してます。
このブログをみて応援してくださる皆様、なんとか夢に向かって頑張ってます。
最近外国人労働者と日本人経営者との間のトラブルが最近よくニュースに出て、ネット上ではよく
「だから移民は反対!」
とか
「ガイジンが増えるとこうなる!」
ってみるけど、実際どうなんでしょうか。
「謙遜文化」なはずな日本だけど、個人ではなく日本人というくくりになった瞬間に、
「日本人は真面目で優しい。」
と多くの人がいい出すけど、実際はどうなんでしょうか。
「私は真面目で優しい。」
は聞かないけど、「日本人」が主語になると、めっちゃみんな自己評価高いよね。
別に自己評価が高いことは否定しないけど、実際自分がしている行動にみんな目を向けているのだろうかと思う。
今日本語学校でも日本語を教えていて、学生達と授業中にバイトの話をしたりする。
シフトが当日にならないとわからず、人が欲しい時だけいきなり呼び出されて働かないといけない飲食店や、最低賃金も支払われない飲食店等。
それも日本人なら90パー以上の人が知っている有名チェーンだったり。
日本が大好きで頑張ってお金を貯めて日本へ来てバイトをしながら一生懸命日本語を勉強している学生の手首には傷があった。
「大丈夫!大丈夫!」
と元気そうに言うけど、初めての土地で言葉も0から、習慣も何もかも違う上に不当な扱いを受けるってどんなものか大半の人は想像すらつかないと思う。
低賃金のアルバイトで深夜手当なしに日本人が入りたくない時間に入れられている結果、疲れがぬけない。
勉強したくても中々身体がついてこない。
でも留学生は出席率が下がったら強制帰国になるかや、日本人の大学生みたいなノリで学生生活なんてできない。(一部のちゃんとした大学生すみません。)
酷い事をするのは一部の日本人で
「私は違う。」
と思う人が大半だと思う。
都合の悪い部分は急にひとくくりではなくなる不思議w
でも、差別で一番怖いものって、「無意識の差別」だと思う。
無意識って気付いてないから直しようがない。
致命的。
言葉の壁って本当に大きい。
自分が大人でちゃんとした考えを持っていても、言葉が完璧じゃないだけで印象が変わってしまう。
子ども扱いされたり、能力が下だと思われたりする。
自分がアメリカに住んでいた時にそれを痛感しまくった。
日本語学習者も、彼らは子どもじゃなければ、自分にはないような凄い経験や知識を有している。
ただ、それがまだ言語の壁によって伝えられていないだけで、決して能力が低いわけじゃない。
ちなみにこれは外国人だけ!というくくりではなく日本語学習者としてのくくりです。
むしろ、彼らの事をバカにしている母語話者をみて、いやいや、お前より断然能力高いから!と心の中で呟く。⇦心から漏れてしまった。
アメリカの時も特定地域の人達を不当に扱う日本人をたくさん見てきた。
正確には、日本人だけじゃなくて、人間全体的に。
自分がアメリカで差別にあって、それをきっかけに自分が日本人としてきた無意識の差別に気付き、色々考えるようになって、考えすぎた結果、弱肉強食な世の中で平等なんて絶対にありえないから考えるだけ胸糞悪いしと思ってしばらく考えないようにって逃げてたけど、自分の大事な学生達が不当に扱われている姿を見たら、一人でも多くの人に「無意識」からぬけて欲しいと思った。
相変わらず支離滅裂なブログ。