★子どもたちにとって、自分より大切なもの | 30代を自分らしく生きるために。東京・渋谷 ライフデザインコーチング

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3月に”子どもと性 ワークショップ”を

開催したことをきっかけに、

3歳からの性教育の大切さを伝える活動を

されている徳永桂子さんとのご縁がつながり、

徳永さんから直接お話を伺う機会を

持つことができました。

 

その中で、

性被害にあった子どもたちのほとんどが、

身近な大人にその事を打ち明けられない

理由はなんだろう?

 

ということについて、

みんなで考える時間がありました。

 

様々な理由がある中で、

 

「親を心配させたくない」

 

そんな気持ちが、

多くの子どもたちの中で、

打ち明けることを阻む。

 

それを聞いたとき、

 

ああ、子どもたちにとっては、

自分が苦しくてたまらないより、

悲しくてたまらないより、

怖くてたまらないより、

親が苦しんだり悲しんだりするほうが、

もっともっと苦しいんだな、

だから、自分が苦しさを抱え込んででも、

親を心配させまいとするんだな、と

と胸が引き裂かれる思いでした。

 

そしてそれは、

性被害にあった場合だけじゃなく、

子どもたちが、自分の人生において、

様々な痛みを経験するときに

起こることなのだと思います。

 

 

徳永さんのお話が進む中で

私が受けとったメッセージは、

 

子どもが何を言っても、

まずは受けとめること。

 

何気ない日常の中で、

あなたが何を感じていても、

何を考えていても、

何を経験していても、

私はあなたの話を聞くよ、

の場所から子どもたちに向きあうこと。

 

そうやって、

子どもたちが安心して大人に話せる関係、

大人と一緒に考えられる関係を創ることが、

本当に必要なときに、

子どもたちの安全基地となること。

 

本当にそれを実践することは、

きっと言葉や頭で分かることの

何十倍も難しくて。

 

だからきっと大事なことは、

難しいことを分かりながら、

私は本当に受けとめているだろうか、

と自分に聞きながら、

子どもたちに向きあうことなのだと思います。

 

 

追伸:

徳永さんのお話、

子どもたちに関わるすべての大人に読んでほしいな。

インタビュー記事はこちらです。

https://soar-world.com/2018/07/26/keikotokunaga/