次は、スーパーパーセックです。
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87年の全日本で6位に入賞したパーセック改は、88年1月にスーパーパーセックとして発売されました。
当時、流行し始めたボールサスに振り分けバッテリを搭載し、一気に外車のような出で立ちになりました。
とはいえ、フロントサスアームやリヤポッドにパーセックの面影が残っていました。
フロントはオイルダンパーを廃止、トレッドを広くしてコーナリングでの初期反応が大幅にアップしました。リヤにはローリングダンパーを装備し、微調整が可能でした。
シャシーはカーボン製となり、曖昧なねじれは起こらないマシンになりました。
88年の全日本では、野本利浩選手のドライブにより、見事優勝しました。リヤのローリングダンパーは外され、ほぼフリーな状態のボールサスだったようです。
スーパーパーセックは88年の優勝を受けSEにバージョンアップ。ややおくれて、ベアリング等を省略、FRPシャシーとしたSEベーシックが登場しました。それから約1年後、SVが登場しました。
SVが登場してしばらくして、aykは廃業となったのです。
私は、このマシンは福岡のKOBEレーシングで買いました。バッテリはストレートパックでは搭載できないので、手持ちの1本をばらして使用しました。
振り分けバッテリがめんどくさくて、あまり走らせなかったと思います。このマシン以降、バッテリのめんどくささから、タミヤのF1(ロータスとウイリアムズ)を走らせてばかりでした。