昨日、仕事で近年稀に見るほど落ち込むことがありました
早朝に目が覚めて、つら過ぎるので書いて心を整理しようと思ったら、そのノートに、以前、女性の大先輩にお話をうかがった時の覚え書きが・・・。
悔しい時には自分を磨く
他の2項目とともに、こんな一言。確か、村上春樹の本で読んだ、とかいう話だったはず。
で、本棚まで行って、それらしき彼の本「走ることについて語るときに僕の語ること」と、私の心情にぴったりの題名だと「敗北を抱きしめて」を持って再びベッドへ。
それで満足して、二度寝する私はどれだけシリアスなのか・・・我ながら疑わしいのですが(苦笑)。
起きて、そのまま身支度したり食事したりしながら、ハルキ・ムラカミ本、読了!
彼のストイックな生活と、抑制された語り口。ええ、少し立ち直ってきました。
件の言葉も、早々に出てきました。まぁ、この1冊読んで、そのフレーズだけくっきり切り取ったように話された先輩は、よっぽど悔しい思いを重ねてこられたのか・・・とも思いましたが。
私は村上さんの本が好きでずっと読んできましたが、この本で、これまでとは違った身近な感じがしました。
- 走ることについて語るときに僕の語ること/村上 春樹
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「敗北を抱きしめて」については、夏の読書のテーマ(=戦争に関するものを読む)としても、そろそろ読みたいと思います。
敗北を抱きしめて 上 増補版―第二次大戦後の日本人/ジョン ダワー
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