幸せに生きられる方法【6】条件編 | 伊藤元二オフィシャルブログ「メンタルコーチ&ビジネスコーチもっちーのブログ」

幸せに生きられる方法【6】条件編

昨日、質問された伊藤もとじです(^O^)


「伊藤さんはいつも心理学の話をしていて
嫌じゃないんですか?」

こう聞かれて、私は、

「いいえ、だって好きだから♪」

と答えました☆


好きな事をやって、嫌な事はなるべくしない

幸せな人生を生きる為に、これがどうすれば
出来るか?

という事は、常に考えている必要はあると
思います。


という事で、連休中もずっとパソコンの前で
心理学の事を考えています(^-^)♪



本日は、現在連載シリーズの最終日です。


テーマーは「幸せに生きられる方法」です☆


このテーマを書き出すと、止まらなくなるので、
一区切りする意味で、今日を最終日とさせて頂き
ますね!!


昨日までの記事は、こちらからどうぞ!!


幸せに生きられる方法【1】違い編

幸せに生きられる方法【2】解釈編

幸せに生きられる方法【3】事実編

幸せに生きられる方法【4】動機編

幸せに生きられる方法【5】評価編


昨日の記事の最後にださせて頂いた質問

「幸せを感じられない人の思考パターンとは、
どのようなものだと思いますか?」


本日はこれの解説をさせて頂こうと思います。


さて、この質問を一晩考えて頂いて、
如何でしたでしょうか??


「毎日、質問を出すから、考えすぎて寝不足に
なっちゃうでしょ!!!」

と怒っていらっしゃる方がいたらスミマセン・・・
(^^;)


しかし、何故、私が質問を考えて頂きたいのか?
と思っているかというと、

人間の脳は質問を考える事でそれまでとは全く
違う思考パターンになったり、

時には一つの質問が人生を変える事があるからです。


もちろん答えが決まっている訳では無いですし、
人それぞれの答えがあって良いと思います。


自分の人生を考える為に、質問を考える事は
とても有効ですし、良い質問を考える習慣を
持って頂く事をおススメします☆


ちょっと話が横道にソレました・・・(笑)


昨日の質問、

「幸せを感じられない人の思考パターンとは、
どのようなものだと思いますか?」


この答えについては、考える人それぞれの答えが
あると思いますので、

ここでは、私が考える代表的で、かつ典型的な
思考パターンをご紹介させて頂きます。


その思考パターンとは??


それは、「条件付け」です☆


・・・??


えぇ~~~!!


「それって誰もがあるでしょ??」

と疑問に思われると思います。


それは良く解ります。


私が伝えたいことは、

「幸せを感じられる人」

は条件が少なく、

「幸せを感じられない人」

は条件が多い傾向がある事です。



その条件の種類は多くあるのですが、

本日は「幸せを感じられない人」の代表的と
思われる3つの「条件付け」をお話しようと
思います。


その3つとは??

「完璧条件」

「時間条件」

「過度条件」



これらの条件を自分にはもちろん、他人にも厳しく
求めてしまう為に、その条件が満たされない事で
ストレスを感じて、幸せをなかなか感じられない
のです。



まずは「完璧条件」について、ご説明させて頂き
ますね。


「幸せを感じられない人」は「完璧主義」の人が
多い傾向にあります。



そしてこの傾向の人は、欠けている所や足りない
所が気になってしまいます。


「こうゆう人じゃないと、私の恋人としては無理・・・」

「30歳までには課長クラスに出世しないと・・・」

「私の子供には、このレベルの大学に入ってくれないと・・・」

「住まいは庭付きの一軒家でないと・・・」

「合コンで面白い話が出来ないと・・・」

など、

「~しなければならない」

「~であらねばならない」

の「ねばならない系」の条件が多いのです。


しかも、このタイプの人は、自分にとって望ましくない
事が起きると、「自分の欠点」や「自分の過去の経験」
「他人の欠点」「他人の過去の行動」に結び付けて
考えてしまう傾向にあると思います。



「自分が出世できないのは、大学受験に失敗したから・・・」

「子供がグレたのは、私の育て方がダメだったから・・・」

「私が結婚できないのは、あの人にふられたから・・・」

「私が離婚したのは、あんな人に騙されたから・・・」

「合コンでモテないのは口下手だから・・・」

など、因果関係があるわけでも無いのに、
それを結びつけてストレスを大きくしているのです。


この「完璧条件」は、うつ病者に多い傾向にあるので、
特に気をつけて頂きたいと思います。


次に「時間条件」をご説明しますね。


これは文化もあるかと思いますが、
特に日本人に多いみたいです・・・(汗)


「私の事が好きなら、私から送ったメールは1時間
以内に返信しなければダメ」

「私からの電話は10秒以内に出ないとダメ」

「30歳までに結婚できないとダメ」

「3ヶ月以内に業績を上げないとダメ」

「今日中に達成しないとダメ」

など、時間による期限にとても厳しく、
ストレスの元にしているのです。


そして、このタイプの人は、自分にとって望ましくない
事が起きると、それが長く続くと考えてしまう傾向に
あると思います。



「この人はずっと私にストレスと与える人なのでは・・・」

「私はこのままずっと結婚できないのでは・・・」

「このままずっと業績を上げられないままなのでは・・・」

「自分はずっとモテない人間なのでは・・・」

「私はこのままずっと不幸なのでは・・・」


など、自分の成長を信じる事が出来ずに、
今のままの不幸がずっと続くと思ってしまうのです。


人の成長はそれぞれの人に合ったスピードがあります
ので、短期決戦型はストレスの元だと、私は思います。



そして最後に「過度条件」の説明です。


これは自分に対して過度に要求するという事もある
のですが、他人に対しても過度に要求する事も多いと
私は感じています。


「私の事が好きなら夜中でも迎えに来るはず・・・」

「本当に申し訳ないと思っているなら土下座するはず・・・」

「友達なら借金の保証人になってくれるはず・・・」

「私のデートの誘いを絶対に断らないはず・・・」

「誕生日にダイヤモンドをプレゼントしてくれるはず・・・」

など、他人に対する過度の条件が多いのです。


さらに、このタイプの人は、自分にとって望ましくない
事が起きると、それを拡大解釈する傾向にあると思います。


「私のお願いを聞いてくれないなんて最低な人だ!!」

「あそこで土下座も出来ないなんて人の道に外れている!!」

「友達の頼みを聞けないなんて、なんて冷たい人間なんだ!!」

「私の誘いを断るなんて、私の事をもう好きじゃないんだ!!」

「私にこの程度のプレゼントなんて、私を馬鹿にしている!!」


など、相手の都合や価値観を受け容れる事が出来ず、
ストレスの元を作り出しているのです。


そして、他人を受け容れられないという事は、
自分を受け容れられていないと言えると思います。



ここまで「条件付け」についてお話してきましたが、
如何でしたでしょうか??


ここで、このシリーズのテーマである

「幸せを感じられる人」になる為には、
どうすれば良いのか?

という事を考えてみますと、

条件を少なく、出来ることなら

「無条件」にする事が「幸せに生きられる方法」

であるという事がお解り頂けるかと思います。



すぐに「無条件」にする事は難しいかも知れませんが、
少しずつでも、

「この条件を無くしてみよう♪」

と楽しみながら、チャレンジしてみてくださいね☆


このシリーズを連日に渡って読んで頂いて、
ありがとうございました~♪


PS

このシリーズ「幸せに生きられる方法」を通して、
ご質問がありましたら、

7月20日(水)22時から放送予定の
ライブセミナーにてお寄せくださいね☆

放送されるサイトはこちらです。
http://bit.ly/hoRE70

どうぞお楽しみに~♪