前回の内容を少し詳しく。
まず、教科書的なストレートの握り方
前回も書きましたが、人差し指・中指と親指で二等辺三角形を作ることと、親指の横面を使ってボールを支えることがポイントです。
次に、キレるストレートの握り方
親指の使い方が違います。
親指を折り曲げ、第一関節でボールを支えるように持ちます。
すると、
青円のように親指の使い方を変えると、黄線と白線のようなラインになり、赤円の中の角度が違ってきます。
この違いがストレートのキレの違いになります。
ボールのキレを出すには、
如何に回転数を上げるか。
回転軸も重要ですが、まずは回転数の多いボールを投げられることが必要です。
回転軸についてはこちら!
そこで回転数に変化を与えるのがリリース時の中指と人差し指の使い方です。
親指を折り曲げておき、中指と人差し指の指先から手首までを黄線のように「フック」状にしておくことで、リリース時にロスなくボールに力を伝えられるので、より回転数の多いキレのあるボールが投げられるようになります。
リリース時には「ボールを切る」「押し出す」より、「引っ掻く」「つぶす」ような感覚を持つことがいいようですね。
手が小さいと窮屈に感じると思いますが、キレのあるストレートを投げたい投手にはぜひマスターして欲しい技術ですね。
メジャーリーガーは手が大きいのでみんなこんな感じですね
ちなみに回転数が多く回転軸がまっすぐ(バックスピン)なストレートは、垂れることなく「伸びるストレート」ではあるのですが、初速と終速の差は大きくなるそうです。
逆に、やや軸が傾いたカットボールやスライダー系のボールの方が、初速と終速の差が小さいようです。以前はやったジャイロボールはこちらの系統ですね。
どちらにせよ回転数は多い方がキレのあるボールになることは間違いないので、ボールの握り方には意識を置いて欲しいと思います。
プラストレーナーズ
伊藤孝信
LINEでのお問い合わせも
受け付けております
1:1トークで
お気軽にお問い合わせください
メールでのお問い合わせはこちら
セルフコンディショニング&トレーニングを紹介しています!
アスリートのための
トレーナールーム
プラストレーナーズ
名古屋市天白区島田5-501-4
ハイネス津久紫1階(駐車場完備)
052-842-8499
Facebookページ↓↓↓