私はコロナ流行のころから
いくつかのお気に入り番組を除いて、
テレビを観ないようになりました。
テレビを観なくなると
「話題性」という点においてはちょっぴり疎くなって
「浦島太郎」感を感じることもありますが、
戦争、事件、事故などのニュースに触れなくなったため、
暗い気持ちになることは極端に少なくなりました。
株式会社Awarefyが2022年に実施した
「ネガティブなニュースとメンタルヘルス」についての調査によると
「直近3年間で、ネガティブな情報やSNS情報は増えたと感じますか」
の質問に
90％以上の人が「はい」と答え、
また25％の人が
「日常に支障が出るほど精神的に影響を受けている」そうです。
実際の診察経験のない医学部の学生さんたちが
さまざまな病気について授業で学んでいくうちに
自分も病気なんじゃないかと不安になってしまうことがあるそうです。
みぞおちが痛い・・・
胃がんなんじゃないか？・・・
頭痛がする
クモ膜下出血じゃないか？・・・
これは「医学部シンドローム」と呼ばれているそうです。
このようにネガティブなことに囲まれると
脳は「世界はほとんどネガティブなことで埋まっている」と考えて、
ネガティブなレンズで世界を見るため
ネガティブな現実を作り出してしまうのだそうです。
じゃぁ、「幸せ」なレンズで世界を見たらいいじゃない⁈
そうですよね!!
そこに着目した人がいます。
アメリカの心理学者ショウン・エインカー氏です。
ショウン・エインカー氏はポジティブ心理学の権威で
「幸福優位7つの法則」を初めたくさんの著書があります。
そして、2011年のTED Talksで「幸福と成功の意外な関係」について
話し、
「成功の先に幸せがあるのではなく
幸せだから成功する」と提唱しいています。
ショウン・エインカー氏はハーバード大学に入学しました。
誰だってハーバード大学に入学できたら
嬉しくて小躍りしますよね。
「ハーバード大学に入れれば幸せだ」と
夢みてきたのですから・・・
でも、一度その幸せを手に入れてしまえば
小躍りしたのもつかの間、
何人かの同級生は
競争、勉強量、ストレス、不満など
今まで見えなかったものが見えてきて
もう「幸せ」とは感じられなくなってきたそうです。
ほとんどの会社や学校ではこう教えています。
「一生懸命がんばれば、成功できる。
成功すれば幸せになる。」と。
あの会社に入れば幸せになれる・・・
いいパートナーと巡り合えれば幸せになれる・・・
憧れのあの車を買えれば幸せになれる・・・
その願いが叶えば
もちろん一時的に「幸福度」は上がりますが、
知りえなかった現実や、得たものを失う恐怖、
新たな欲も出てきて長続きはしません。
ショウン・エインカー氏は
「長期的な幸せの90％は、外的状況ではなく、
その人の脳が、世界をどのように見るかにかかっています。」
とおっしゃっています。
つまり、幸せな気分でいると
脳は「幸せのアドバンテージ」を感じ、
パーフォーマンスのレベルがぐっと上がるのだそうです。
だから、
「成功の先に幸せがあるのではなく
幸せだから成功する」
確かにそうですよね。
欲にはキリがなく、次から次へと膨らんでいきますので、
常に何かを追い求めていることになります。
ひすいこたろうさんは著書「すごい運の育て方」で
このようにおっしゃっています。
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普通に生きていると、僕ら人間は、
足りていないところばかりに目が行き
不満がたまり、心配の多い人生になってしまうものです。
しかし、今あるもの、
小さな幸せに目を向ける練習をすると、
心が次第に満たされていき、
ついには感謝の気持ちが溢れます。
心の状態が感謝の領域までいくと
軌跡のようなことが頻発します。
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目を向けるものは、すぐ近くにたくさんありますよね。
周りの人々、自分の体、周りのもの、
太陽などの自然、健康、愛、お金・・・
斎藤一人さんのお弟子さんの柴村恵美子さんさんは、
ご自身の講演会でこのような質問を受けたそうです
「あなたはこれからどのような分野が
一番お金になると思いますか？」
これに対して柴村恵美子さんはこのように答えました。
「その前に幸せになって下さい。
幸せであれば
どんな仕事をやってもうまくいきます。
まず、幸せを感じることが先です。」
幸せが先なんです！
日常の些細なことに喜びを見出していくと
次々に楽しいことに、嬉しいことに
見舞われてくるようになるそうですよ。
楽しみ～～!!!
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虹をよく見る人ってどういう人かわかりますか。
虹が大好きな人なんです。
茶柱がよくたつ人ってどんな人かわかりますか。
常日頃、茶柱が立つと嬉しいって
強く思っている人なんです。
ひすいこたろうさん 「名言セラピー」より
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