■大分ご紹介が遅れてしまいましたが、今年2014年3月23日から全5話で、WOWOWにて放映された連続ドラマ「私という運命について」 の教会装花・ブーケ等の撮影協力をいたしましたので、作品とともにロケ見学のレポートをご紹介します。
(もっと早くご紹介したかったのですが、ネタバレになってしまう部分もあったので放映が終わってからとまとめてご紹介しようと思っていたら、今度は大変忙しくなってしまってなかなか更新する時間がとれずに、すっかり遅くなってしまいました。)
■原作は直木賞作家・白石一文さんで、出演は永作博美さん、江口洋介さん、宮本信子さん、森山良子、池内博之さん、三浦貴大さんらそうそうたる方々が出演。
内容は、バブル崩壊後の激動の時代を生きた永作博美さん演じる女性の生き様と数奇な運命を十数年にわたって描いたもので、アメリカ同時多発テロ(2001年)、新潟県中越地震(2004年)といった歴史的出来事もからめて描かれています。
とにかく大変中身の濃い骨太のドラマで、女性である私も生き様について色々と考えさせられる素晴らしいドラマでした。
■で、プルマージュ はそのクライマックスシーンである永作博美さんと江口洋介さんが結婚式が行われる教会の装花やブーケ・ブートニア等、お花関連をすべて担当いたしました。
ロケ現場となったのはプルマージュ のアトリエから大変近い文京区・西片町にある「日本基督教団 西片町教会」。
こちらの教会は普段は信者さんがいらっしゃる教会で、結婚式も行われているのですが、何度かドラマ撮影等で使われたと伺いました。
歴史ある教会なので内部は大変重厚感のある作りとなっていて趣もありますし、東京の中心部にあってアクセスもよいので納得。外の喧騒から内部に入ると厳かな雰囲気で本当に素敵な教会でしたね。
■それでは、まずは教会装花からご紹介しますね。
まずは祭壇脇の装花。
天井の高い大空間でも映えるようにかなり大きなものを制作したのですが、こうしてみるとちょうど良い大きさですね。
■また、全体の大きさもさることながら、下にグリーンをたっぷりたれ下げることにより、さらにボリュームも出しています。
教会自体はクラシカルな雰囲気ですが、今回、ドラマの設定が「春」と伺ったので、あえて季節感を出すため、グリーンは明るめの黄緑色、白も純白に近いものを中心に使い、清々しさを演出しています。
特に季節感を意識しなければ、もう少し暗めのグリーンを使ったりして、全体的にアンティークな趣のある花の雰囲気にしても映えると思います。
■↓バージンロードのチェアフラワーも制作。
こちらもグリーンをたっぷりたれ下げることで花の存在感を出しています。
■↓バージンロードのスタート地点には背の高いアレンジメントを制作しました。
このアレンジメントは結婚式の前、永作さんらが家族と一緒にいる控室のシーンでも使われています。
■そしてこちら↓が永作博美さんが持ったキャスケードブーケです。
他のお花もほとんどそうなのですが、アーティフィシャルフラワー(シルクフラワー、高級造花) で制作しました。
笑顔がキュートな可憐な雰囲気の永作さんではありますが、役柄的に凛とした大人の女性ということもあって、可憐というよりも、大人の女性が持つにふさわしく、それでいて透明感のある彼女をイメージしたものにしました。
さらに教会での挙式シーンということもあり、色は入れず、白とグリーンでシンプルな色合いに。
それでいて軽やかな花材をたっぷり使って、非常に凝ったものを制作しました。
■当日、ロケ現場も見学させていただいたのですが、ブーケやアレンジメントの香りをかいでいるスタッフの方を何人か見かけた上、たくさんのスタッフの方から「お花素敵ですね!最初本物かと思ってました」というお褒めの言葉をいただきました。
作った私自身も「本物にしか見えない」と思って作っていましたから(笑)、知らない方はとてもアーティフィシャルフラワー(シルクフラワー、高級造花) だと思わなかったことと思います。
■初めて見た永作さんは白いウェディングドレスを着てらっしゃり、TVのイメージ通り可憐でありながらも、大人の余裕もある、笑顔が印象に残る素敵な女性でした。
私のブーケを持ってらっしゃる姿を見たときは感無量でしたねー。
■こちらは↓新郎役となった江口洋介さんのために作ったブートニアです。
江口さんが現場で立っている姿はものすごいオーラで、演技をされる姿も真剣。
休憩中であっても、TVで見る江口さんの姿そのままで、格好いい江口さんに見とれてしまいました(笑)。
■永作さんや江口さんのほかにも、クライマックスの結婚式シーンであったために、主要キャストの方たはほとんどいらっしゃいました。
宮本信子さん、森山良子さん、三浦貴大さん、塩見三省さん等々。
いつもTVや映画で見ている方々が目の前にいて、気分が高揚してかなりテンションが高かったと思います。
みなさんTVで見る通り、本当に素敵な方々ばかりだったのですが、中でも宮本信子さんは、ご主人の伊丹十三さんの映画がとても好きで大好きな女優さんだったので、拝見したときは相当テンションが上がりましたね(笑)。
どちらかというとコミカルな印象が強かったんですけれど、休憩中のご本人はしっとりした上品な雰囲気でものすごく美しい方。
微笑む姿が素敵で「私もこんな大人になりたい!」とさらに好きな女優さんになってしまったほど。
本当に素敵だったなぁ・・・。
ある役者さんは泣きのシーンに入る前の休憩中、目の前にあるさまざまなものを触りながら泣きモードに入るために集中してされており、役者業というものを垣間見た気がしました。
■ロケ現場は役者さんのみならず、とにかく道路にあふれるほどたくさんのスタッフの方がいて、現場は大変にぎやかでしたね。
たったひとつのシーンをとるためにひとつひとつのものを動かして場面を転換したり、役者さんを呼んで来るためにたくさんの人が動いたり、リハーサルを何度も行い画面をいろいろな観点からチェックしたり、外の道路の車や通行人来ないタイミングをはかったり、ものすごい時間をかけて撮影されていました。
映画やドラマの最後にテロップが流れてきますが、実際にはあれの数倍の人が関わっており、一つのドラマ作る大変さを現場を見て知った気がします。
さらに印象的だったのは、ひとりひとりがプロとして仕事しつつも、他のスタッフたちにとても配慮されていたこと。
どんな仕事でもそうですが、こういう仕事は特にチームワークが重要なんだろうなあと思いました。
■ではお花の話に戻りますね。
当日はほとんど映らなかったんですけれど、リングピロー、結婚誓約書、羽ペンなどもご用意しました。
↓リングピローは花屋なのでお花をメインにしたものを制作。
■↓こちらは、永作博美さんとお父さん役の塩見三省さんが会話するシーンのテーブルに飾られたお花です。
こちらだけ生花でご用意しています。
春ということで、ピンク色をメインに春らしいお花を使いました。
■ということで、クライマックスシーンの教会シーンのお花をすべて担当させていただき、トータルでかかわることができたので仕事的にとても充実するものでしたし、加えておまけでロケも見学することができ、大変楽しいお仕事でした♪
■プルマージュ では雑誌、TV、CM、ウェブ等のメディア用の作品制作協力をしております。
これまでのメディア協力履歴
【雑誌】
「25ansウェディング」
「ゼクシィ」
「ザ・ウェディングドレス」
「QLAP!」
「MORE」
「re-quest\QJ」
【TV】
WOWOWドラマ「私という運命について」
(永作博美さん、江口洋介さん、宮本信子さん等出演)
【ウェブ】
ぐるなびウェディング
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