No.03【諏訪姫ロードスター】6/11〜12のモントレー2022群馬ラリーに参戦しました!
モントレー2022のまとめも今日で最後!
3日連続でご覧いただきありがとうございます
ピーエムオフィスエーの新入社員R.Kです
2022年6/11~12に行われました、モントレー2022
「PLUM 諏訪姫 Garage-I RACING TEAM」として、参戦してまいりました
本日は、クロエリ 選手、井上 草汰 選手より頂きましたレポートを、
写真と共にご覧ください
JN-5クラス
ゼッケンNo.48
結果:クラス8位
ドライバー:クロエリ 選手
私の地元群馬県で開催されるモントレーは私にとって特別です。
今回は子供の頃から大好きで何度も訪れた群馬サファリパークがサービスパークになりとても楽しみにしていました。
今回のコ・ドライバーの井上さんも初めて組む方、そして今回初めましてと言うことで、事前に使う言葉などを伝えたり動画を見てもらっていました。
金曜日の朝から夕方までお昼をゆっくり食べる時間もないくらいハードなスケジュールでレッキを行い5種類のコースをチェックすると、なかなかの悪路に覚悟をしていたとは言え翌日からの本場へ向け不安が広がりました。
ノートチェックでは雨を想定し川になりそうな部分を確認したり、路面の凸凹などをロスなく走れるように確認し、迎えたLeg1。
今にも雨が降りそうな曇り空の中ラリーが始まりました。
山の方へ行くとあまり路面が乾いておらず、ターマック・ドライ寄りのタイヤで濡れた路面をFRのロードスターで走る匙加減に悩みました。
ss2/ss5のコースはアスファルトが粉砕し砂利のようになっている路面や大きな凸凹のあるとてもチャレンジングなコースでss2の時はセーブしすぎてしまったと感じました。
昨年も走ったロングssのss3はクラッシュがありアタックできなくなってしまい、同じコースのss6もキャンセルで今年は走る事ができませんでした。
サービスパークに戻り皆さんに車のチェックと清掃をしてもらいドロドロからピカピカに戻った車でss1と同じコースのss4へ向かいます。
ss4の時は小雨や霧で視界が悪かったり車内が曇ってしまったりと上手く走れずタイムダウンしてしまいました。
ss5では普通に雨の降る区間が出てきたり、車内が曇る事があり、本来なら恐怖を感じるシーンのはずですが車に慣れてきたのか走る事が楽しいと感じました。
路面状況がとても難しかったので、危ない箇所の減速などには細心の注意を払い他の部分では少し攻めた走りができたと思います。
走り終わりss6へと向かう途中、かなり強い雨に降られこの雨量がss6でも降っているのならばかなり危険だと感じながら向かいスルーで速度を落として通過すると晴れて路面も乾いている所もあり、山の天気の変化に驚きました。
サービスパークに戻る頃になると体の異変に気付きます。なんとなく前が見えにくくずっと首がシートに当たらない状態で走っていたので首が悲鳴を上げ始めました。
通常の運転の時には気が付かなかったシートポジションを事前に確認することを怠っていました。
このタイミングで…とは思いましたが直してもらうことに。
他に大きな変更やトラブルが無かった事で時間内に作業が終わり翌日のLeg2のロングssに備えます。
まずはss7のギャラリーステージ。シートポジションもバッチリです。
Leg2はどちらのコースもスピードが乗り正直苦手意識がありました。
「ギャラリーステージは速くないとダメ」と昔、先輩に言われた言葉を思い出し、少し緊張しました。
シフトアップも気にしながらアクセルを踏めるところまで踏みました。
今回最長のss8/ss10では序盤のハイスピードな所ではシフトミスやライン取りに戸惑ったものの細い林道に入るとリズムよく走ることができました。
ss8では前日のタイムで出走順が決まるのでJN-6の車が前を走っていましたが長いssで追いつくことができ道を譲ってもらいました。
まだまだ荷重が乗せきれていない走りですがラリーっぽい走りができたんじゃないかと思いました。
井上さんも色々工夫してくれて久しぶりのラリーを真剣に走り切ることができました。
PLUMの皆さんやGarage-Iの方々には今回も機会を与えていただきありがとうございました。
コ・ドライバー:井上 草汰 選手
今回クロエリ選手のコドライバーを務めさせて頂いた井上です。今回は貴重な経験の機会を頂きありがとうございました。
今回のラリーのお話をいただいたのがエントリー締め切り直前であったこともあり正直練習量や準備に不安があったものの、過去の資料等をクロエリさんに見せて頂いたことでラリーウィークを普段通り迎えることができました。
金曜日(レッキ日)
同じ道を使った直前の別のラリーに僕が出場していたため道の悪さは認知していたのですが、連日の雨で状況はさらに悪化。舗装路とは名ばかりの土砂が大量に乗った、場所によっては更に霧で道が見えない中下見をすることになりました。しかし、駒場さんのご協力でオートマのロードスターでレッキすることができ、本番に近い感覚で、運転に集中してノートを作成することができました。
LEG1
サービスパークでは雨は降っていなかったものの、SSのある南牧村に向かうと雨が降り続いていました。しかしその雨の中でもリエゾンでは多くのお客さんに手を振って頂きました。何回もラリーには出ているのですがこんなに手を振ってもらったラリーは初めてです。笑。このチームとクロエリさんが愛されているのを肌で感じました。
SS中には大量のリタイア車両のある中、クロエリさんには正直雨が得意とは言えないFRで接触等も無く無事に車をフィニッシュまで運んで頂きました。最終サービスでは限られた時間でシートポジションを変更。
我々のわがままを時間内に解決してくれたサービスの皆さんには感謝しかありません。
LEG2は一部昨日の雨の湿り気が残るながらもほぼドライのロングステージを走ることができました。MTは不慣れと言っていたクロエリさんですが前日の調整が功を奏し全日本レギュラー陣にも遜色無いかなりいいペースで走ることができました。
結果的にはクラス8着、このサバイバルラリーでアクシデントを起こさず完走できたのはサービスで手伝って頂いた皆さんと、慎重ながらも大胆に攻めてくれたクロエリ選手のおかげです。
3日間を通して我々クルーのわがままを叶えていただいたPLUMの皆さん、GarageーIの皆さん、そして未熟なコドラの僕に付き合っていただいたクロエリさんに感謝しております。また機会がありましたら是非参加させて頂ければと思います。ありがとうございました。
選手の皆様、本当にお疲れさまでした
そして応援して下さったファンの皆様、本当にありがとうございました
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