母から学んだ間違い | グレーゾーンをカラフルに生きる-発達障害グレーゾーンといわれて-

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発達障害には至らないもののソレナリの特性を持った「発達障害グレーゾーン」と言われる4歳の息子とその家族のあれこれを・・・

ご訪問ありがとうございます。

 

このブログは発達障害グレーゾーンの長男タロを中心に楽しい、悔しい、悲しい?日常を綴っています。

 

おかげさまで、多くの方に訪問いただけるようになり鼻息荒くなっている母カミツレです。

 

拙く長いブログになりますが、皆さまからの いいね!に活力をいただき、毎日更新を目標に、楽しく続けていきたいと思いますほっこり

 

はじめての方は「ブログについて」をご覧いただきますようお願いいたします。

 

ねずみねずみねずみねずみねずみねずみねずみねずみねずみねずみねずみ

 

おはようございます富士山

 

随分前にタロのご褒美に買い置いていた「めばえ」があることをすっかり忘れて数か月。

 

タロが私のデスク下から見つけて持ってきました。

 

その時はまったくご褒美ポイントではなかったんですが、既に季節外れの内容になっているし、これ以上遅くなったら興味がなくなるような気がしたのでタロにあげました。

 

なんだかただの無駄遣いみたいになっちゃったけど…。

 

本自体はペラペラ~とめくって終了し、すぐに付録の回転寿司を作ってほしいと持ってきました。

 

…思い出した。

 

私が「めばえ」とかそっち系の雑誌を買わない理由…。

 

工作系は不器用+雑+センスなしにより超苦手で面倒だからでしたよ…。

 

でも自分が買い与えてしまったし、パパはゲームに夢中だし(←いいのか?)で仕方なく作りました。

 

付録の作り方を書いた冊子は既に捨てたのか、ソファーの下に潜りこんだのか知りませんが、ないというので見様見真似で必死になる母。

 

とりあえず数十分かかったけど完成させるとこの笑顔。

 

 

タロはカメラを向けるとおふざけ顔やクールな顔はしますが、あまりニコニコ笑ってくれません。

 

これはブログに載せる写真を選んでいて気付いたんですけどね。

 

それがこの笑顔です。

 

面倒だなんて言わずに作って良かった~って素直に思いました。

 

もちろんお寿司屋さんごっこも一緒に楽しみましたよニコニコ

 

どうせ1回しか使わず各パーツがゴミと化して家中に散らばるので、お寿司屋さんごっこが終わった時に捨てちゃおうと言ってみたんですが、

 

「せっかくママが出来ないのに作ってくれたんだから捨てちゃダメ!宝物!」

 

と怒られてしまいました。

 

半分は嬉しいけど、半分は(こんな場所取る物を宝物にしないでくれ…)と複雑な気分でした。

 

ねずみねずみねずみねずみねずみねずみねずみねずみねずみねずみねずみ

 

さてさて、本日は発達障害はお休みして私と私の母のお話をさせてください。

 

以前、ブログにも書いていますが私の母は2年半前、タロが2歳と少しの時に亡くなっています。

 

多分、よくいる普通の母娘だったんじゃないかな…思春期にはしっかりと反抗させてもらいましたね(^^;)

 

父が年単位で海外に出張へ行っていたり、日本にいても出張ばかりで母は父の役も兼ねていたんだと思います。

 

そのせいか手も出るし足も出る、酷い(←どっちが?)時にはハサミや包丁を持って追いかけまわされたことも今では良い思い出です 笑

 

こんなの今の時代、間違えなく虐待って言われちゃいますが昭和の母娘には日常的なことでしっかりと愛情を感じていました。

 

 

そんな母はお嬢様育ち。

 

母の祖父が有名芸術家(こないだ鑑定団で紹介されてたよ)だったため、お弟子さんやお手伝いさんがいる中で育ったようです。

 

でも母はそういう生活が嫌で超ド貧乏?な父と結婚し、私と弟を産んでくれました。

 

 

女の子って多分、家でのお母さん(人によってはおばあちゃん?)の行動を見て家事のいろいろを覚えていくんだと思います。

 

学校の家庭科だったり、料理教室だったりあるけど、まず最初に学ぶところは一緒に暮らしている家事をしてくれる人なんだろうなと。

 

私の場合は、もちろん母。

 

母の家事をする様子を見て、結婚するまでの27年間育ってきました。

 

で、結婚して自分が中心に家事をする番。

 

いざ母と同じようにやってみるといろいろな疑問が出てきました。

 

・キッチンの三角コーナーや排水口のネットはいつ替えるの?

 

・掃除機っていつかけるの?

 

・トイレ掃除は汚れた時だけするの?

 

・ゴミ箱が一杯になったらゴミの回収日までどうするの?

 

既に気づいた方もいるかもしれませんが、母の家事はかなり雑だったようです 苦笑

 

母はキッチン三角コーナーや排水口のネットはゴミでいっぱいになったら交換し、コバエが出てしまった時は薬剤をかけたり、コバエ取りの棒?を置いていました。

 

でも実際に自分がキッチンに立ってみるとそんなんでいいのか?と疑問が出てきました。

 

また、実家での掃除機は何かを溢した時に掃除する道具として使われていて、日常的に掃除機をかけている様子を見たことはありませんでした。

 

でも、やはり自分が実際に家庭を持ってみると何だかおかしいと思い始めました。

 

母がトイレ掃除をしている姿を見たのは、弟がトイレを失敗してしまった時くらいでした。

 

ゴミは、キッチンに45Lのゴミ袋がポンと置かれていて、直接捨てるので回収日までいっぱいになることはほとんどありません。

 

 

他にも小さな不思議がたくさん出てきてしまったものの、母に聞くのはなんとなく憚られ…。

 

当時もネットは普及していましたが、スマホがあるわけでもなくサクっとネットで調べるような感じではありません。

 

そこで私は、〝2番目のお母さん″と読んでいる幼馴染のお母さん(以降、おばちゃん)に聞いてみたんです。

 

するとおばちゃんは爆笑。

 

三角コーナーや排水口のネットはその日キッチンを使い終わったらすぐ捨てる!

 

掃除機やトイレ掃除は毎日か、難しければせいぜい2日~3日に1回はする!

 

ゴミは家庭によるけど、ゴミ箱が一杯になったらベランダ等生活の邪魔にならないところに大きなゴミ袋でまとめて回収日に出す!

 

と教えてくれました(;'∀')

 

母は洗濯だけは拘りがあったのか、得意だったのかシミ1つ残さず、気になるシワもなく仕上げてくれたのでそこは問題ありませんでしたが、それ以外のところはかなり酷かったんだと知りました。

 

 

そんな母なので家の中はぐちゃぐちゃ。

 

いわゆる片付けが出来ない人だったんですね。

 

今なら即発達障害認定です。

 

 

片付けが出来ないことは見てわかっていたので、私は自分の部屋だけはキレイに保ちましたが、他の事は自分が家を出たら結構わらかず…。

 

当時は、おばちゃんがいてくれてよかった~と思いましたね。

 

 

そんな実家なので、私が結婚をして家を出た後、実家に帰るとくしゃみが止まらなくなるんです。

 

それくらいに汚部屋だったんだと思いますが、免疫ってすごいですよね。

 

そこで育っているから家を出るまではその汚れに対して体が適応できていたみたいです。

 

 

母が亡くなって、父・私たち夫婦・弟夫婦が一番最初にしたこと。

 

敷きっぱなしの絨毯を剥がし、万年床の布団を捨て、掃除機、拭き掃除…。

 

そう、家中の掃除です 笑

 

 

母がいる間は母のプライドもあるので手をつけませんでしたが、母が亡くなった途端に家族全員で片付けまくりました。

 

 

私も片付けが得意ではありません。

 

掃除は好きだけど片付けに時間がかかり過ぎて1日終わってしまうという感じなので、片付けはパパが手伝ってくれます。

 

私にも間違えなく母の血が通っているので、実家と同じ状態にしないように努力をしなければ!と思いながら毎日暮らすのでした…。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

今日も皆さまが楽しく、元気に、平和な1日を送れますように虹

 

 

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