感情の作り方は? | 演劇集団プラチナネクスト 稽古場ブログ

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演劇集団プラチナネクストは、文学座が開設した「プラチナクラス」の卒業生が立ち上げた演劇集団です。

こんにちは、バジルあきもとです。
3/19(木)は再び立ち稽古です。

まだ荒立ちですが、演出の松明日翔さんが各場面の出ハケを決めて、少しずつ場面のイメージが作り上げられている状況です。

今更ですが、「フィガロの結婚」というフランスの古典喜劇、なかなかの難敵です。
松明日翔さんの要求されるテンションの高さ、テンポの良さをなかなか体現出来ず、皆んなで格闘しています。

どうしたらいいのだろう、、、
稽古中他の人の演技も見つめて、必死にヒントになるものを探します。
そんな中で気になったこと、感情をどう作るか、ではないだろうか、、。

テンポが出ない場面では、よく観察すると、感情を作る→台詞→感情を作る→台詞になっている?
台詞の直前にいちいち感情を作る演者のクセで生じる一瞬の間によって、スパッと入れず台詞の頭に微妙な間が生じている?
もしかすると、テンポ感を阻害する一つの原因かも、、。

二つめ。感情の作り方には種類がある?
戯曲の種類に応じて使い分けが必要なのではないか、、、。

普通の戯曲(普通って何?)では、その役になりきって、その場面での感情を作って演じるというやり方で、プラチナネクストの人たちも得意?とするところかと。

一方で、コメディ・フランセーズ(また引き合いに出して恐縮です🙏)では、フランス古典喜劇でのお約束的な演技として、怒った真似、悲しんだ真似、必死に懇願する真似、といった感情の真似ごと演技をオーバーに表現するやり方が多かったように思い出します。

その「感情の真似ごと大袈裟演技」は、バカらしいけど面白いにつながるのですが、見落としがちなのは、テンションを上げやすいこと、テンポ感が出ることにもつながります。
感情の真似ごと大袈裟演技だと、怒って、次の瞬間に泣いているみたいに、感情の作り出し、切り替えがスピーディーになり、リズム感、テンポ感につながっていた印象の記憶があります。

今回は、いつものやり方を脇に置いて、もう一つの方法で演技の幅を広げてみても良いのではないか、、。

ブログを読んで頂いている皆さんは、どのような経験や考えをお持ちですか?
これからも稽古場で観察を続けて考えてみようと思う稽古後のひとときでした、、。
ではまた!
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ、、(淀川長治風)