さて、今シーズンはどう進めて行くのか
毎年10チームぐらいの仕事はしてるんで、今年もそれぐらいになるんじゃないでしょうか
表に出せない仕事やチームとの絡みもあるんで、ブログに書いているのはほんの一部なんです。
全日本のJP250は今のところ3チームで、カワサキニンジャ250、ホンダCBR250RR×2となっていますが、ブログで書いているのは2チームです。
地方選は地方選で各カテゴリーに関係しているチームがありますので、すべてを含めたら10チームを超えるのかもしれませんね。
うちはエンジン、マフラー、サスペンション、ECUの管理なんかも最近ではあるので、かかわり方も色々なんです。
例えばニンジャ250ですが、マフラーはビート社を使用しますので、私が手を付ける事は一切ありません。
石井選手のマフラーはテック2製です。
もろもろの関係でサイレンサーのみ当社製ですが、このパッケージとは別にマフラー開発もしています。
昨年の筑波の地方選、国際クラスでのコースレコードを出したのは別途開発を進めている方で、RHPニュートラルの大谷選手も仕様違いですがベースは同じものを使用しています。
そちらはECUがレースベース車のもなので、上限約14000rpmなので、フルコン使用の場合と使用回転数が違うために仕様違いとなっています。
フルコンでは15000rpmがSTDと考えていますし、チームによってはそれ以上の回転数設定になっています。
いずれにしても常用回転数が1000rpm違うわけですから、別のマフラー開発が必要なわけです。
レースベースのECU用の開発はチームRHPニュートラルと提携して進めています。
そして、石井選手が筑波戦で使用していたマフラーは、別のチームに回す事にしましたので、これからの開発は別のライダーで継続していきます。
石井選手は今シーズンはテック2マフラーで走らせます。
マフラーだけでもこんな感じなんで、全体を考えると数多くのチームと関係しているのです
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