きょうは、機械による、とうもろこしの種まきを体験してきました。

まず、畑にうねをたてるので、うねわりをしました。

うね=作物を植えつけたり種をまいたりするため、
    畑の土を幾筋も平行に盛り上げた所。

うねわりの作業は、畑の端に、1人ずつ配置して、
畑のすみから、150センチ間隔で、ロープを張り、
直線を出して、土の表面に線を引いていきます。
種をまくときは、この線を見ながら、機械を操作して、
まっすぐのうねをたてます。

うねわりが終わったら、いよいよ機械が始動しました。
見た目は、耕運機なのですが、
とうもろこしの種を加工して、テープ状態にしてあるもの、
(わかりやすく言えば、ロープみたいな感じです。)
を、2つ搭載して、
種まきとうねたて、マルチを同時にしてしまいます。
しかも、種を感知して、マルチに穴まで開けてくれます。

マルチ=畑のうねをビニールやポリエチレンなどのフィルムで
覆(おお)うことで、英語の「マルチング」を略(りゃく)したことばです。
「マルチ」を行うことにより、
保温(ほおん)されることによる生育促進(せいいくそくしん)
病害虫(びょうがいちゅう)の発生(はっせい)防止(ぼうし)・
反射(はんしゃ)フィルムによるアブラムシ飛来(ひらい)防止
雑草(ざっそう)防止 などの効果(こうか)があります。

わたしも、機械の運転をしてみましたが、
耕運機を操作できれば、簡単に動かせそうです。
なぜなら、耕運機の運転すらしたことのないわたしにも、
うねわりをした線を見ながら、ハンドル操作するだけで、
ほぼまっすぐなうねができました。

作業が終わると、土しかなかった畑に、
マルチをしたうねがいくつもできあがりました。

機械を使うと、とうもろこしの種まきは、あっという間でした。
ちなみに、この種まきの機械は、100万円するそうです。
とうもろこしの他に、えだまめ、だいこんの種まきもできるそうです。
一家に一台。みなさんに、おすすめの一品です。