最近、木星が観られなくなって、
ゆず君が
木星は?木星は?
としょっちゅう聞いてきます。
金星がいかに明るくきれいに
観られても、
それとは別に
木星が観たいらしいです。
先日は、朝起きて、
「しゅりいしゅは?」
と訊くので、
しろいいすは?
ひろうす?
しらいし?
スライス?
とあれこれ尋ねた結果、
「シリウスはどこ?」
と言いたかったことがわかりました。
暗くなったら観ようね。
と伝えました。
因みにゆず君は、
リゲル(オリオン座の足の部分に位置する青白い1等星)
のことは「げりる」と言うので
分かりやすいです。
また、先日3/28には
月と火星の接近も喜んで観ていて、
星が日常の一部になっています。
自分が子供の頃、
大して夜空を見ていなかったので
子供ってこんなに星に興味持つの?
と、ちょっと不思議な気分です。
一方、小学生のみかんちゃんは、
ベテルギウス(オリオン座の肩に位置する赤い1等星)
が凄く大きな星だと知ってから、
今までは
「地球100周しちゃうくらい
ママの事、大好き~( ^-^)ノ☆」
と言ってくれたところを、
「ベテルギウス100周分くらい
大好き~」
と言ってくれるように
なりました( ´∀` )ウフフ
そして、怒ったときは
「ベテルギウス800周ぐらい
怒ってるんだけど!」
とも言うようになりました。
太陽よりも
はるかに大きな怒りって
こわ~い(*´▽`*)
もう、逆に怒りの程度が
分かりづらい。。。
(家にある図鑑では、ベテルギウスの半径は太陽から木星軌道までの
距離より大きいように描かれていますが、
2020年の発表では、ベテルギウスの半径は従来の推定の3分の2くらいしかないのだそう。それでも太陽の750倍の大きさがあるのだとか。)
さて、みかんちゃんの興味は
星座にも広がってきました。
家には宇宙の図鑑はありますが、
星座の図鑑はありません。
それで、
みかんちゃんは
「学童に『星と星座』
の図鑑があるんだ~。
フッフッフッ( ´∀` )b
ママより星座の物知りに
なっちゃうもんね~。
わ~い\(^^)/」
とか言ってます。
そして、実際に
その図鑑に載っている、
星座にまつわる神話を
せっせと読んでは、
教えてくれます。
私は星座の知識が無いので、
とっても勉強になります。
みかんちゃんが話す
神話の説明がざっくりしすぎて、
よくわからない事が
ちょくちょくあるのは
内緒にしてます(*^^*)
実は、この星と星座の図鑑を
既に買ってあるんですが、
みかんちゃんが学童で読んだ知識を
一生懸命披露してくれるので、
しばらく隠しておくつもりです。
5月のこどもの日にでも
渡そうかな~。
それにしても、
みかんちゃんは
宇宙の図鑑を開く時も
宇宙の成りたちとか、
太陽が何でできているか、
等ではなく、
古代の人々が
この世界(宇宙)を
どう捉えていたか
という神話のページを
一番熱心に読んでいました。
星空は
広大な宇宙そのものですが、
神話への入り口でもあるようです。
私にとっては
家族の大切思い出でもあります。
子供時代のよい思い出は
しっかり覚えていなくても、
人格のなかに生き続けて
本人を支えてくれるんじゃないかと
そう思って、
子供のためによい思い出(体験)を
積み重ねたいと思っていましたが、
いや、今もそう思っていますが、
そうしてできた
「家族の思い出」に
一番励まされているのは
自分だったんだと
最近になって気づきました。
素敵な経験をさせてもらえて
幸せです。