こんにちは✨
元お花屋さんが教える
フラワーサロン🌸
プラシエンテの相澤智子です😊
間があいてしまいましたが
先日のウエディングのお仕事レポを
数回に渡ってお届けしています
前回までのレポはこちら
今日は
ウエディングレポ③ 最終回
《プリザーブドフラワーのブーケを作るとき》
挙式用のウエディングブーケは、
プリザーブドフラワーで製作しました
なぜ、生花ではなく
プリザーブドフラワーだったか?
というと、、
結婚式よりも前に
写真だけを撮影する前撮りのために
ウエディングブーケが必要だったから
前撮りの日どりは、、
結婚式の1ヶ月以上も前!
私もびっくりしました(笑)
さすがに生花のブーケを
2回作るのはコストもかかるし
1ヶ月以上も前だと
生花じゃもちませんよね
そういえば、、
以前、作ったブーケで
前撮りが式の2日前というのがあって、
その時は、季節も冬だったので
生花で作りました!
前撮りの日に持って行って、
撮影が終わったら
また私が持って帰ってきて
お手入れをして、
結婚式当日、また同じ会場に
ブーケ持って行きましたよ〜!
今思えば、私よくがんばった〜(笑)
(特別なケースですね)
プリザーブドフラワーなら
本物のお花なので、
自然な色合いを選べるし
お花の質感も柔らかくて
花嫁さまのイメージに合うお花で
作れますからね
最近は、いろんな種類の
プリザーブドフラワーがででいるので、
ブーケのバリエーションも
豊富に作れます
挙式用の
ウエディングドレスは
全身レースで、
袖のあるクラシックな気品のあるドレス
花嫁さまにとっても似合っていて、
素敵でした!
袖のあるドレスって、
素敵なのに結婚式で
選ぶ人があんまりいないので
印象にも残るし、
花嫁さまが他のドレスと迷っていたとき、
私もこのドレスをおすすめしちゃいました!
そして
ウエディングブーケのお花選びは、、
ドレスに合わせて
クラシックな感じにしたいということで、
オールドローズ系の
丸みのあるバラにして
色合いも、優しいピンクとホワイト、
グリーンもマットな感じになるように
ユーカリポポラスなどを選びました
バラ以外に
アンティークなグリーンの紫陽花の
プリザーブドフラワーや小花も入れました
ブーケの形は
ふんわり自然なボリュームを出すためにクラッチブーケ風に。
完成したプリザーブドフラワーのブーケ
プリザーブドフラワーは、
ご存知の方が多いと思いますが、
バラは花首だけで全て茎がありません!
紫陽花や小花もワイヤーをつけなければ
ブーケにまとめられないんです
なので、
全てワイヤリング&テーピングで
茎の部分を作っていきますー!
バラの本数も多くて、、
何本ワイヤリングしたかな??
黙々と、ワイヤリング〜
私、黙々作業も好きです(笑)
全ての花材のワイヤリングとテーピングが終わってから
お花を組んでいきます
メインになるバラを中央に、
バランスみて高低差つけて
空間も意識して
やっぱりお花組むときが一番楽しい〜
そして
納品の前々日の夜に完成しました!
実は、最初の打ち合わせから
前撮りの日まで、
なんと1週間しか期間がなかったんです〜
前撮りはもっと後の予定だったんですが
式場の関係でかなり早めに〜!
ブーケのご依頼は、
もっと早めにいただいていたので、
打ち合わせから納品まで
今までで最短でしたがお受けしました!
その1週間の間に
お花を買いに行く日や
製作日程など
スケジュール管理をして、
納品に間に合わせました!
納品の日が
うちの次男の入園式の日とかぶっていたので、
ブーケを早めに完成させておかないといけなくて、
やっぱり夜な夜な作業(笑)
もちろん
次男の入園式の準備も
ちゃんとしておかないと〜!
ちなみに、
入園式の様子と
入園式につけた手作りコサージュの記事はこちら
無事に入園式を午前中に終えて、
夜にブーケの受け渡し。
ブーケの仕上がりは、、、
とても喜んでいただきました!
前撮りの時も
式場のスタッフや皆さんに
ブーケたくさん褒めてもらえたそうです
お美しい〜
(お写真の掲載許可をいただいております)
*ここからは、
製作裏話ですが、、、
今回のプリザーブドフラワーのブーケ、
1番大変だったことがあります!
何が大変だったかというと、、
持ち運び用の箱を用意すること!
ブーケ作りじゃない〜!(笑)
ブーケが大きくて、
市販のブーケケースなどには入らなくて
ケースがないと持ち運べないし、
お花や花びらが傷ついてしまっては大変
花嫁さまは、
電車でブーケを取りに来るので、
お花がきれいな状態でしまえる箱が
どうしても必要!
さらに、前撮りが終わってから
結婚式までの保管にも箱が必要。
お店やネットなどで
ひたすら探しましたが、
ちょうどいいサイズが見つからない!
これはもう、自分で箱を作るしかない!!
と決めて、箱作り!
箱といっても、
普通の箱ではダメで
ブーケが固定されていないと、
お花が潰れたり、倒れたりして
傷ついてしまう。
ブーケは立体的なので、
箱の四方にゆとりがないといけない。
試行錯誤した結果、
箱を二重にして
ブーケのステム(茎の部分)を
差し込んで固定。
お花の周りには
花びらが直接箱に触れないように
柔らかい紙で覆う
上からはセロファンでカバー
リボンも箱の中で潰れないように
別にして後付けしてもらうことにしました
最後に、大きな袋にいれて持ちやすように。
この作業が
1番時間かかったかも〜(笑)
花嫁さまに渡すときも、
箱からブーケを出す工程としまう工程と
リボンの付け方を説明しました。
ブートニアも小箱から出すときしまう時、
レクチャーさせていただきました〜
大切なお花を傷つけてしまっては、
もったいないですからね
結婚式当日は、
千葉の式場に朝早く到着するために
主人に車を出してもらい
子ども2人も乗せて早朝に出発!
「千葉みなと」にある
『ザ ミーツ マリーナテラス』
リゾート感のある素敵な式場でした
スタッフの方も、優しくて丁寧な対応
結婚式場の幸せいっぱいな感じの雰囲気って、いいですよね(笑)
ブーケやアレンジメント、
会場に飾るお花の説明も全てして、
任務完了〜!
最後に
花嫁さまからお手紙もいただきました
お手紙は、、、
ウルっとしてしまう嬉しいお手紙でした
無事にブーケをお渡しできたこと、
前撮りも素敵なお写真が撮れたこと、
一つ一つが一生に一度の
大切なことなので、
無事に終わって喜んでもらえたことが
なによりもホッとします
協力してくれた主人と子どもたちにも
感謝です
最後までお読みいただき
ありがとうございました
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