こんばんはぴよぴよ侍です
最近、父親の性格が丸くなってきたというか、改心したというか、自身の過去の行いを後悔し反省したのでしょうが明らかに態度や行いが以前とは変わってきました
最近も長らく癌や肺炎で母が入院していたのですが、それがキッカケにもなったんだと思います
以前にも書いたかもしれませんが、父親とその親族の殆どはハッキリ言ってロクな人ではありませんでした
例えば、正月や盆の時期には父親の実家のプレハブに連れて行かれ、その2階に私や姉、妹、母、幼い従兄弟が共に何時間も閉じ込められるというイベントがありました
その部屋には父の兄の趣味で、全裸の女性(モザイク無し)のイヤ~ンなポスターが至る所に貼られていて、床も今にも抜け落ちそうな感じでボロボロで、空調も無いし狭いので居心地は色んな意味で最悪でした
1階では、父や祖母、父の兄弟達が高級寿司の出前を取り、酒を飲み、カラオケ大会をしたりそれはもうどんちゃん騒ぎをしていました
その間、私達は一滴の水もひと粒のご飯も口に入れることが出来ず、ただただ居心地の悪い狭くボロボロの部屋でどんちゃん騒ぎする父親達の声を聞くことしかできませんでした
私はあまり我儘を言うタイプではありませんでしたが、早く帰りたいとかお腹が空いただとか喉が渇いただとか言って、母を困らせていたと思います
たまに食器を下げろとかそういう雑用で1階に呼ばれたと思ったら、「〇〇さん(母)は帝王切開で楽して子ども産みよって」とか「どつくぞ」とか、「〇〇さんは早死する」とか「お前らなんかよりその辺のガキの方がよっぽど可愛いわ」とか、「泥棒(意味不明)」とか、暴力や言葉の暴力で私達を虐めてきました
地味に、お腹が空いている時に私の1番の大好物であり滅多に食べることの出来ない寿司を父達が見せつけるように美味しそうに食べるのも辛かったです
姉は、当時伸ばしていた髪をメッチャクチャに、それはもうジグザグとかいうレベルを超えた感じで祖母に切られてしまって泣いていました
大切にしていた物も、笑いながら目の前で壊されました
自分のことより、母や姉、妹が目の前で虐げられることがとても辛かったです
勿論、父は祖母達と一緒になってゲラゲラ笑っています
そもそも、あの高級寿司とかを頼むお金もどこから出ていたのか今思うと謎です
あまり裕福ではないのに、金遣いがとても荒い人達でした
父の長姉は病気で寝たきりの旦那さんの保険金で競輪、競馬、競艇、パチスロなどのギャンブルや海外旅行を楽しみ、お金を使い果たし、電気を止められるなどしている程です
旦那さんの介護は娘さんに丸投げです
こんな感じで、かなり業の深い家系だと思います
私はそんな〇〇家最後の男子なので物凄い量の業を背負ってるんだろうなと思いますが、母の家系が信心深く徳の高い方々ばかりなおかげで、紆余曲折ありながらもなんとか無事に生きています
話は飛びましたが、以前にも母は癌とは別の病気で生死を彷徨っていたことがあります
ストレスがキッカケの病気なのですが、生きていることが奇跡とお医者さんから言われる状態でした
そんな中、病院のベッドで横たわる母に父は心無い言葉を投げかけるだけで、家にお金を入れないどころか子どものお金をパクるくらいだったので、当時高校一年だった私のバイト代と、介護の仕事に就いたばかりの姉で入院費や父の分も含め生活費を賄っていました
が、全ては賄いきれなかったため、母が通帳とカードを渡してくれて、「ここから使って」と言ってくれたのでお金を引き出しに行ったら、通帳がマイナス表示だったことはかなり衝撃的で、今も忘れません
通帳がマイナス表示されることなんてあるんですね
本当に母には辛い思いを沢山させてしまいました
そんな父でしたが、去年に母が入院した時、心配するLINEをしたり、入院費を払ってくれたりもするようになったし、母が父の兄に10万寄越せとタカられた時に庇ってくれたりするようになったそうです
私が実家に帰った時も、以前はひと言も会話することが無かったのに、最近は気遣うような感じで声をかけてくるようになりました
この歳になって貰うのもなんですが、人生初のちょっとしたお小遣い()をくれた事もありました
あと、このくらいのことで何言ってんだと思われるかも知れませんが、26、7年振りくらいに姉が「父さん」と父を呼んでいるのを聞いた時は泣きそうになりました
てか、今も泣きそうです
やっと、私達家族は、これから本当の家族として歩んでいけるんだなと、その一歩を踏み出せたことに本当に感謝しています
父親の家系の先祖供養もするようになり、それからは阿弥陀如来様や閻魔様、お地蔵様、観音様にお参りする度に父や父方のご先祖様をお救い下さいと、己の過ちに気付き正しい道を歩めるように、この世を去った後も極楽浄土にお導き頂けるようにと必死に祈ってきました
まだ父について悩んで居た時に、中山寺の観音様へお酒と共に父について相談の手紙を奉納したことがありました
後日、鞍馬寺へ参拝した時に何故か鞍馬寺の本堂で尊天様から「父母を助けるように」などといった感じでお手紙のお返事らしきお言葉を頂きました
そのお言葉が父方の先祖供養や父について祈る決定的な後押しとなりました
後押しをして下さった十一面観音様、尊天様達には本当に感謝しております
そして、祈りを受け止めてくださった神仏やご先祖様達、本当にありがとうございます
今回は色々と不快に思われる内容も書いてしまいましたが、父が真っ当な道を歩めるようにという祈りが、どれ程困難な願いであったかということ、それでいてその祈りが天に届いたということを皆様にわかって欲しくて敢えて色々書きました
否定的な方がいらっしゃるのは重々承知のうえ書かせて頂きますが、どれ程困難な祈りであっても、真剣に真心から祈れば届くんだと、勉強になりました
祈りの力というのは微々たるものかも知れませんが、真剣に祈り続けることで実を結ぶこともあるというのを身を持って学ばせて頂きました
ただ、自分の欲望を叶えるためだけだったり、その願いが良くないものだったりするといくら祈っても駄目なもんは駄目、場合によっては良くない存在に繋がってしまうかもしれませんのでそこは注意された方がいいということを書かせて頂きます
あと、ここからは全く関係ない話になりますがいつ来てもやっぱり鞍馬寺は良い所です
なんでこんなに波長が合うんだろうなぁといつも不思議に思いつつ、鞍馬寺に来るといつも元気が湧いてきます
心身ともにシャキッと元気になるし、とても癒やされ、心が落ち着きます