e-TAXが24時まで稼動しています | 理系税理士 佐原三枝子のラジカルトーク

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宝塚で開業している女性税理士です。
経営や税務に関することはもちろん
季節のエッセイや
トレッキングやアウトドアの趣味のことも書いています。

午後9時までになんとか~~と
必死でe-TAXで申告書を電送しようとあわてていると
あれっ?9時を過ぎてもe-TAXのソフトが
普通に動いてるではありませんか・・・・。
 
そうなんです。
 
確定申告など一定の時期以外は
午後9時でとまっていたe-TAXが
今月から24時まで稼動するようになっていたことを
すっかり忘れていました。
 
 
 
24時まで仕事ができる反面
24時までやり続けられるのか・・・という空恐ろしさも(笑)
 
 
とはいえ、
提出期限を守らなければ
延滞税などのペナルティのみならず
届出そのものが無効になる、というのが税法です。
 
 
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e-TAXの利用が、都会でなく地方のほうから普及したと
聞いたことがあります。
 
都会なら
うまくすると普通郵便でも翌日に届くかもしれませんが
地方では
1週間もかかることもあると聞いたことがあります。
 
税務署到着をもって有効とされる届出書などは
それだけ地方では余裕を持って出さなければならなかったのです。
 
そういう物理的な格差が
平等であるはずの法律に反映してしまうのはおかしいことです。
 
そのため、
法律も徐々に改正になり
消印をもって期限内を判定することと変わりつつあります。
 
 
その一方で
e-TAXが9時で終わるのは本来はおかしかったのです。
 
 
その日が期限内なら
24時までに提出できれば期限内のはずです。
にもかかわらず、午後9時で電送ができなくなっていれば
法的には有効である午後9時から24時までの間に
空白が生じるのです。
 
 
と、まあ、細かいことを書きましたが
税法は期限が非常に厳しい法律です。
 
申告や届出は、早め早めに対応して困ることはありませんね。
 
 
 
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