'13.1ウブド カンタス航空ラウンジ@成田 | オッサン日記

'13.1ウブド カンタス航空ラウンジ@成田

チェックインカウンターでの手続きも終わり、出国審査~の前に
ATMで最後の日本円引き出しておくかと、出国ゲートの脇で出金してたら
その近くで営業やってた「アメリカンエクスプレス」の営業オネーチャンによる
アタシへの営業マークが厳しい、厳しい!
もうねえ、「けっこうですから」を3回ぐらい言って、撒いてやりました。
なんでアタシがこんなにロックオンされるのか、まったくわからないけど、
いままで成田空港で、こんなにマークがキツイ営業にあったことがないので、
いまだに腑に落ちないわー。


ま、とにかく。出国しよう!

無人化ゲートがつかえるアタシらですが、
ちょっとぐらいなら並んでもいいので、出国スタンプが欲しい
……というか他国で押された出入国スタンプの間がビミョーに空いてるから、
なんかスペース的にもったいないので、成田の出入国スタンプを押してもらい、
この20日間の旅行記念にしよっかなと思って
「このスキマに押してください」とイミグレ兄ちゃんに指定してみると、
「ハイっ」つって、指定したところに押してくれた。
グッジョブです、イミグレ兄ちゃん!


で、これがのちのちイロイロと役に立ったのだが……それはまた別のお話。

てわけで、出国しましたが、免税店なぞに用はない。

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1月からマイルドセブン改め、「MEVIUS」になったそうで
ソレ的なキャンペーンのブースがありました。
アタシはタバコは吸わないが、F1のスポンサーもやってたりしてたので、
ひとつ時代が終わった感じがする


用がないので、どんどん先へ進む。

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広くなったホール状のシャトル乗り場。ここを下がるとLCC御用達のバスゲート


今回アタシらが向かう、カンタス航空のラウンジと搭乗口はサテライト側ターミナルにあるので
今回はシャトルに乗ってあっち側に渡ります。
前回乗ったエアアジアで釜山へ行ったときの搭乗口は、LCCらしくサテライトへ行くシャトル
……ではなく、その乗り場から下の階にある、バスゲートへ向かいました、けどね、
今回はフツーにシャトルに乗って、あっち側に行くわけです。

そういえば、このシャトルのイスって、壁とツライチ(面が同一て意味)で
引き出して座ったところでそれほど座り心地もよくないから気にもしてなかったけど
そーゆー乗り物ってなかなかないわけですよ。

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座りたければコレを引き出すとイスになる。のだが座り心地は……


改めて、一度写真撮ってみようかなって、一番乗りしてぱちりと写真撮ってたら
「座らないなら」
って、どっから見ても50歳台のジジイがこちらの返答も確認しないで
ジジイが座っていきました……体不自由でもなさそうだが、

写真撮ってる=座らない→シート横取り、て、どこの国の感性?


あきれるわー。
ま、最近日本でも珍しくない、ゴリ押しジジイってやつですかね。
やーね。いい歳して海外で日本人の恥をさらしていなければいいんだけど。

ま、なにはともあれ、サテライト側へ渡るとするか。
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そのシャトル、一時期は節電のため本数がだいぶ減っていて不便を感じましたが、
だいぶ本数も回復したような気がします。ま、体感なんで根拠はないんですけどね。

やってきたサテライトにも、数は少ないものの免税店はありますが、
別に用事もないのでスルーして、さらにフロアをひとつ下ったところから
いつもお世話になってる、カンタス航空のラウンジにおじゃましまーす。


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いつも書いてますが、ここの食事はたいしたことないんだけど、
エコノミー利用の上級会員がわんさかいるラウンジではなく、人口密度が低めなうえ、
静かで、落ち着いていて、成田のラウンジの中では一番好きなラウンジです。
そのうえ酒の種類も豊富で、窓も大きいので空港っぽい景色も見られるのが高ポイント。
また、酒や、トイレのアメニティーには、オーストラリアのブランドが用意してあり、
お国柄のアピールも欠かしてない。
すばらしいです。

大韓航空(成田、ソウルの両方を利用した結果)のがっかりラウンジとは
月とスッポン、もーぅ、えらい違いですね。
あんなラウンジなんか、ただビール呑む以外ではまったくつかえないもん。


まあそんなこんだで、このカンタス航空のラウンジで唯一NGポイントがあるとすれば
ラウンジの入口に、CAの立て看板がなくて萌え萌えできないことかな。
まあカンタス航空自体が、CAの立て看板を装備してないから、
やりたくてもできないことかもなのかもしれないけど、まー、アジア系以外で、
女CAの立て看板はあんまり見かけないから、そーゆー文化の差ってことですかね。


そんなゴタクはおいといて、アタシらも座る席をきめて、ちょっとひと休み。
朝も早かったけど、やる気は満々。

あいかわらず、酒環境はすばらしく、
冷蔵庫の中には、上で書いたとおり、オーストラリアのビールがコンニチハ。

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一番下の棚がオーストラリアのビール。
ま、ほかのジュース類もありますが、ジュースの内容が偏りすぎなので
酒で割るように用意されたジュースなのではないかな?
コーラや炭酸など、普通のジュース類は、ベンダーマシンから提供しているようだったし


ハードリカーのコーナーはこんなカンジ。もうねえ、このラインナップはアガるわー。

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グラスが美しく並べられている、このレイアウトも美しい


その中でアタシが目をつけたのはコレ

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モーニングシャンパンといきますかっ!
(正確にはモエのシャンパンと同じ製法の下位ブランド スパークリングワイン)


はい、今日のカンタス航空ラウンジの食い物ラインナップはこんなのデス。
……たいして高くもなさそうなハムが、てろーんとうやうやしく等間隔で並んでて
原価よりも並べにお金がかかってそうな気さえします。

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酒のクオリティーを考えると、フード類はあきらかに貧弱。
だがビジネスクラス以上なら、そこそこイイ飯が出るので、まいっか。
むしろ「カレー」とか出されるよりいいんじゃないかな


ただし、ツマミと考えればある程度は譲歩できるので、
フードの種類も少ないなか、飲み物に合わせたのを少々チョイスして。



かんぱーい☆ ごちーん!

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朝からやる。やってやる!


プハー、冷えててうめえわ!(←地が出てる)
ちなみに、アタシらの選んだツマミは、
寒がりなアタシがセレクトした「ゴボウのポタージュスープ」、
ツレによるセレクトの「オリーブ」、「例のてろ~んとしたハム」でした。

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フルーツがinしたヨーグルトはこの時期のツレがハマっていて、定番朝飯なのだった



例によってツレは「成田名物 ビール注ぎマシーン」が大好きで
結局、マシーンにビールを注がせてご満悦なのであった。
そんなに好きなら、自分ちにあってもモトが取れるぐらいではないだろうか?
とか思ってしまうのだが、自宅にあっても呑みすぎるので
こーゆーときに呑む、というイベントぐらいのレアさがちょうどいいのでしょうね。

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このマシンが好きすぎて、ツレは動画も撮っていた模様(笑)


ほんとーに、ラウンジとして出来がいいと思う。
時間がもう少しあったので、今回も持ってきたパペットをイスの上に置いて
はいポーズ。

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自分たちが映りこんでもサエないので、こーゆーときパペットにやらせるわけです


このラウンジはいろんなイスの形が揃えられていて、けっこー凝ってます。
あーんなイスやこーんなイス、写真にはないけど、窓際のビジネスコーナーのイスも
用途に合わせた形状が用意されていて、なかなかにニクいね、このぅ!


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用途に合わせて、いろんな形のイスとテーブルがしつらえてある。
色合いも落ち着いていて、居心地がいい


人が少なくて静かなうえ、ライティングもかわいらしく、そして窓も広いから
採光も自然光と、照明のふたつから。
でも太陽光が直接入ってはおらず、まぶしさがないのもいい。

そうそう、窓と言えば。
このラウンジの窓が広いと上でも書いたけど、その「空港ならでは」な風景が好きで、
ここを訪れるときは、毎度毎度窓側に陣取っていたんだけど
(注:景色だけではなく、窓側のほうが電源を取りやすかったりという事情もある)
今回は窓の外にこんなエアラインがででーんと陣取っていて、
思わずシャッターを押してしまった。

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アップにしたかったので機体後部だけで失礼


そうこの機体は、エアインディア

かつてはバックパッカーが成田から安くバンコクに飛ぼうとすると、エアインディアか、
ビーマン・バングラディッシュの2択で、もうねえ客層もそーゆー人、オッサンたちで
いわゆる「推して知るべし」状態だったそうなのだが、当然アタシは縁もなく、
気がつけば、ビーマン・バングラディッシュは撤退、
エアインディアもバンコク乗りつぎをヤメたとか……。


アタシはエアインディアの機体をまじまじと眺めたのは今回がはじめてなんですが、
飛行機という画一化されたものにもかかわらず
塗装だけで「インド」のカオスっぽさをばばーんと主張してるのがポイントでしょう。
飛行機の窓一個一個にフチドリ入れて、インドっぽいクドさもまた効いてるし、
さすがとしか言いようがないです。お見事!

と、ゴキゲンなのは酒が回ってきてるからです。
朝から呑む酒はうまいなあ……

ラウンジでは、もちろんネットも繋がるうえ、電源も取れるので、
ウチのHDDに録画されている「連続テレビ小説 純と愛」を追っかけで見てやります。
毎日1話、15分ずつ進んで行ってしまうので、見られるうちに見ておかないと
話が追いつかなくなりそう、ってゆー。
ウブドのネット環境で見られるかどうかもだいぶ不安だし……。
ちなみに画面はともかく、音声は当然イヤホンで視聴ね。音を出すのはちょっとね。


見終わって、さてと、時計を見るといい頃合い。
ラウンジ嬢からもマレーシア航空便がそろそろ搭乗開始するとアナウンスがあり、
そろそろ飛行機に向かいますかね。

は~ぁ、いいラウンジでした。
カンタス空港サン、このラウンジのこのクオリティーを下げず、維持していただきたい。