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piyoの生活 - ソプラノ歌手の精進の日々

piyopiyoとおしゃべり好きなソプラノ歌手。歌、美術展めぐり、旅行などの記録です。
キャラ濃いめ。
面白い発見、楽しいアイデア、素敵な体験は元気の素。

祖父の実家である名古屋東別院の隣のお寺で

8月31日に父の四十九日法要を行いました。

台風の動きを見て、

帰省を29日に前倒ししたので

法要には出られました。🚅

もう少し遅い時間だったら、

途中で足止めされるところでした。

その代わりに、

友人やお世話になっている先生の

コンサートに行けなくなったのは

残念でしたけれど😔

 

浄土真宗大谷派、長嶋山崇覚寺。

幕末に東本願寺と同じ棟梁、8代伊藤平左衛門守富により建てられた本堂。

内部の彫刻は尾張藩彫刻師を務めた早瀬長兵衛の手によるものだそうです。立派でした。

 

古刹巡りが好きな私にとっても

特別の経験でしたし、

父も喜んでいたと思います。

親戚である住職の講話にも心温まりました。

 

正信偈の唱和もさせていただきました。

何度か自分でYouTubeのお坊様の先導で練習していたので、何とかついていけましたが、低めの同音連続、慣れない言葉の発声は喉に負担がかかります。

 

 

実家の古びたお仏壇に、

新しい父の位牌を納めて一息つき、

週明けには家の名義変更の登記申請をだして、

母と一緒に遺品整理をして、

動き始めた新幹線で帰宅しました。

 

疲れましたが、中身の濃い5日間でした。

 

 


 

実は、7月末に行ってました。

前々から予定していたので。

最近、ブログがちょっと辛気臭いのでたまにはさわやかな記事を。自分の記録のためにも。



特別名勝、特別天然記念物、上高地。
北アルプスの名峰が気軽に楽しめる

日本屈指の山岳景勝地。

(私は登山はしませんが。😅)

レンタカーを「さわんど」駐車場に置き、

バスで到着。

穂高連峰のパノラマと清い梓川のせせらぎを聴きながら、河童橋を渡り、上高地西糸山荘にチェックイン。その日は山荘から下流方面を少し散策しました。

日本近代登山の父、ウエストンさんのレリーフがありました。
イギリスから来た宣教師、ウエストンさん、

130年前にここに来たなんて、凄いことです。キリスト教の宣教しながら、異国の未開発の山に登るって。

上高地のWebサイトを見ているだけでも美しい風景に見とれてしまいます。










 

散策中、オシドリや猿の集団もみかけました。
山荘は、ほぼ旅館なみの施設でした。

 

翌日は梓川にそって明神岳の裾を回って横尾までトレッキング。ほとんど高低差のないコースですが、時間と距離だけは良く歩きました。横尾でお弁当をいただいて同じ道をもどりました。お天気が良くてさわやか。クマ出没の注意の看板もたくさんありましたが、幸い出会うことはありませんでした。奴さんは見ていたかもしれません。

 





午後、バスで「さわんど」にもどり、

レンタカーで秘湯白骨温泉、お宿つるやへ。

秘湯と言っても、さっぱりと清潔なお宿でサービスも良かったです。お湯もぬるめで気持ちよかったです。

夕食には馬刺しがでて、テンション上がりました。

夫も馬刺しの美味しさに開眼してました。

 





翌日は乗鞍高原からバスで畳平(標高2702m)まで行き、乗鞍岳の剣ヶ峰をめざしました。前日の疲れが残るなか、岩ゴロゴロで少し混んでいて歩きにくかったこともあり、私は途中でひきかえしました。もう大人ですから、ああ、これ以上登ったら下りられなくなるってわかるようになったんです。

 



でも、ライチョウも、きれいな高山植物も、彩雲も見られました。雪渓でスキーをする人もたくさんいました。

 



彩雲です。





雄大な眺め。





戻ってきてから調べたら、数年前、あの畳平で情緒不安定な熊が出てきて、大勢がけがをする大変な事件が起こったことを知り、青くなりました。

河童橋付近の湿原ならば、熊はたくさんいるでしょうがあんな高いところで、森林限界を超えて、巣もつくれず、餌もなさそうなところまで熊は来るんですね。こわ!

 

でも、美しい風景は目に焼き付いています。

平日だったので混雑のピークを微妙にハズれたのも良かったです。

 

 

 

父の死をきっかけに

具体的な計算をいろいろとやってみた。

 

まず、今自分が死んだら相続税はどうなるか。

年金支給を目前に控えて、

老後資金の取り崩しのカウントダウンの状態だから、

結構な金額が出てきてしまった。

今すぐにできる節税対策、

生命保険と生前贈与をとりあえず検討する。

一時払い終身保険は運用利率が低すぎて、夫も全然興味がなかったけれど、利率よりは非課税枠の利用が目的。私が計算した相続税の金額をしらせたら、ようやくそのことにも気づいたみたいだ。(ちなみに夫は元生保勤務。早く気づけよ。)

外貨建ては利率がマシだし、ひところよりは円高になったから購入のタイミングとしてはいいかなと思っている。それに、思いのほか長生きしてしまって、老後資金が足りなくなったら解約もできる。

生前贈与は夫がやっていることに便乗。

今年の制度改正で相続開始から7年さかのぼって課税される。今から7年生きていれば効果がある。

 

そして、節税対策以前の問題

老後の生活設計もこの際計算してみた。

厚生年金、厚生年金基金と私保険の年金。

足りない分を老後資金から取り崩す。

毎月どれくらい補充したいのか、

何歳まで生きるか、

死んだあとどれくらい残したいのか。

 

不確定な要素が多すぎるから面倒で、

これまで後回しにしてきた。

今の家計の規模、私が買う食費、光熱費などはわかっても、夫の分がわからないので正確には把握できていない。

マンションの固定資産税の土地部分は高くなっていくし、管理費も値上がりする。

金融資産は評価額が結構動く。

 

それでも、まあ、ざっくり計算はできた。

95歳で全部使い切るなら、一か月いくら。

これくらい残してあげたいならどうか。

ちょうど相続税がかからないだけ残したいなら、どうか。

 

これも数年ごとに見直す必要もあるなあ。

どこに住むか、どちらが先に逝くか、

大前提が変われば

がらりと変わってくるわけだし。

こういうの、嫌いじゃないけど、

ちょっと疲れた。。。

 

でも、落ち着いたので

今日は暗譜のデスクワークを頑張ります。

 

 



歌の練習は、しばらくは、暗譜中心。

短いフランス歌曲、「秘密の結婚」の3曲、

それとコジファントゥッテの重唱1曲。

「秘密の結婚」には長い長いレチタティーボがあって、パオリーノとの会話だから、これがめっちゃ大変。ちょっと戦略をねらないと、マズい。

 

そして今日は父の初めての月命日。

母と電話で話した。

じゃ、今日はコーヒーでもお供えしよか。

それがいいね。

 

私は、先日実家のお仏壇から発掘してきた

「正信偈」をYou Tube先導で読んでみた。 




お経みたいなものだけれど、

「経」はお釈迦様の言葉、

「正信偈」は浄土真宗の祖、

親鸞聖人が書いたものだそうだ。

だから、正確には、「読経」ではない。

このテキストには、本文、ふり仮名と、

簡単な音程の印と現代語訳がついていて、

オペラのレチタティーボみたいで面白かった。

4分の4拍子、

4分音符ばかりの2小節フレーズ、

たまに8分音符に分かれるところもある。

音程は主音から1度上がり、主音に戻り、

4度下がりまた主音に戻る、みたいな感じ。

ドドドドドドドー

レレレレレレレー

ドドドドドドドドド

ソソソソドドドー   みたいな。😉

それぞれの調性で、移動ド音階でね。😆

たまに、メリスマみたいなところもあり、

テキストにも微妙な記号が書いてある。😅

折角だから、日々繰り返して、

テキストを見ながら

唱えられるようにしようかなと思う。

内容もいい。幸せになれそうだ。🥰

 

遺った家族、それぞれまだ忙しい。

母は父が使っていた大きなマッサージチェアの処分を家電販売店に依頼でき、その周辺の片付けを。

 

私は、家の名義を弟に変えるための準備。

今日は、登記申請書などのドラフトができた。

相続登記が義務化されたからか、

オンラインで登記情報が取れたり、

法務省のガイドも充実していて、

安い物件が一つしかないことだし、

多分自分でできそうだ。

 

ついでに自分が今死んだらどうなるか、

相続についても検討したら、

どひゃ~!!っとなり、

こちらも本気で準備しないと

遺族が大変になることがわかった。

この話題はまたの機会に。



今日は台風。手帳にも書き込んで自宅待機のつもりだった。


朝から曇り、時々大雨で、時々風も吹いているが、進路はかなり東にそれているみたい。10時過ぎには静かになっちゃった。拍子抜け。


もともと逆張りタイプだから、世の中が静かにしていたら、出かけたくなる。


とうとう我慢できず、歌練習の道具一式持って家を飛び出したけれど、カラオケ屋さんについたのは、安い朝歌の受付終了時間スレスレ。1分遅れで通常料金はイヤだから、行き先変更。
途中、雨も風も激しくなり、デパートで時間を潰すことに。

デパートは思った通り、ガラガラです。
でも、休業してるわけじゃないから、暇で売り上げなくてかわいそうです。
まずは地下でお買い物。
ついでにお昼も食べていくことに。

今朝はまた、株も上がっていたし、そもそも旦那が、友達とイギリス旅行中。
こっちもたまには贅沢しちゃえ。
で、デザートが選べるセット
2100円。
奮発というにはかわいい値段ですヨ。
過剰カロリーは晩御飯で調節すればヨシ。

あんかけ焼きそばとクリームあんみつパフェ。






美味しゅうございました。






ここ最近は、発声しながら、

頭蓋骨の上半分を気にしていることが多い。

 

声を出すと、思い出すのは

父の収骨の場面。

炉の蓋が開いて熱々の台がでてきて、

まずは係員が説明をしながら、収骨用に主なところを適当な大きさにパリンパリンと割って別のトレーにとってくれる。

下顎、上顎をとった時には、

特に目に焼き付いた。

 

今、発声をして、上顎に振動を感じると

父の白い上顎の骨が目に浮かぶ。

ソマティックスの本を見ると、

蝶形骨や篩骨は軽石状に穴が開いている骨だから、最近の高熱の処理では形が残らないのかもしれない。

ちなみに、発声で大事な第二頸椎がいわゆる喉仏で、ちょうどブッダが座って手を合わせている形なのだそうだ。

繊細な形状だから、これも高温処理ではなかなかきれいに残らないらしい。

父の喉仏も、細いところが折れていた。

 

ひと月ほど前のレッスンで、

ソプラノのM先生が

実物大の頭蓋骨の模型を持ってこられて、

蝶形骨のところで分解して

その空洞をみせてくださった。

ジョルジュ君と名付けられた頭蓋骨の模型を

みんなでくるくる撫でながら勉強した。

 

そんなこんなで、

最近の発声は、もしかしたら、上の方ばかりが気になって、下半身が上手く使えていない傾向があるかもしれない。

明日は、もっと上下のバランスを考えてやってみようと思う。




 

先日のコンクールのお披露目コンサートのチラシができました。

 

第10回「春の声」声楽コンクール

受賞者発表コンサート

2024年10月6日(日)開場13時

開演13時30分

Hakujuホール



コンクールで歌った

モーツァルト歌劇<ドン・ジョバンニ>より

「おっしゃらないで、愛しい人よ」と

最新チャレンジ曲 フォーレ「ネル」を

演奏します。

 

お時間ありましたら聴きにいらしてください。

チケットは持っておりますので、ご連絡ください。

 

ところで、この会場Hakujuホールは

医療品メーカーの本社ビルにある

贅沢な響きのホール。💖

 

先日、実家で書類の整理をしていて母が、

「私が死んだら、椅子の引き取りはここに」

と見せてくれたのが、

「白寿生化学研究所」の葉書‼️‼️‼️


おおお、母が使っている

健康のための高額な電気の椅子は

白寿だったのかい。😳

 

私はホールでお世話になっていて、

母はその会社の製品のユーザーだった。

 

ちょっとアヤシイ椅子だと思っていたけれど、今度実家に行ったら、試してみようかな。

血行がよくなるかしら。😄

母も、せっかく持っているんだから

こまめに使って体調整えて、

長生きしてほしいな。

 

 

 

実家で作業してきました。

今回は母の遺族年金の請求書の提出。

添付書類もたくさんで、

区役所でいろいろな証明をとったり、

コンビニで証明をとったり、

やや、ごちゃっとした書類の束から

大事な一枚の紙をみつけたり、🤯

ほぼ半日費やしてミッション完遂。

不備がありませんように。😌

 

ついでに夕食も作り、

甥の誕生日祝いをし、

その日のうちに帰るのはあきらめて一泊。

今日は仏壇のお掃除を。

ちょうどお盆だし、

母と一緒にふきふきしてきました。

中陰壇にいる父が入る前に

ぴかぴかにできて良かった。🥰

 

こんなことをしながらも、

今度の日曜日は、シェアライブです。

こちらの準備も進めています。

皆さんの曲順決め、告知と

自分の曲の練習。

この二日間はフルボイスの練習はできなかったけれど、移動中に楽譜だけは眺めてぶつぶつ歌詞を読みました。

没後100年のフォーレの歌曲を3曲と

プーランク。

フランス歌曲でまとめました。

 

帰りの新幹線はお隣に外国人の夫婦。

フランス語でしゃべっています。

このタイミングで

生のフランス語が聞けたのはラッキー。

リズム感とか、子音の響きとか

耳ダンボで聴いていました。

内容についてはさっぱりですが😅

 

で、小田原過ぎたところで停電。

新幹線は止まってしまいました。😨

地震の影響で安全装置が起動したとのこと。

お隣のご夫婦に何が起こっているかを

教えてあげました。

残念ながら、

私はフランス語ではお話できないので英語でね。

でも奥様は英語でお話できました。

不安で待つこと15分くらいで

列車は動き始めました。

 

地震、ドカンとこないで、

小出しに来てほしいですね。

被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。

 



実家から自宅に戻ると

父の生前と何も変わらない日々ですが、

供養のスケジュールと記録、

諸々の手続きの調べものが

予定の隙間を埋めています。

 

四十九日の日程はお世話になった先生プロデュースのオペレッタ「こうもり」を見にいく予定に重なってしまい、ここは四十九日を優先せざるを得ません。

 

二七日には

お寺さんに読経に来ていただきましたが、

そちらは申し訳ないけれどもパス。

 

祖父がお寺の三男でしたが、住職を継がず、

長兄が継いで、その孫が今の住職。

というわけで、実は濃い仏教の血筋です。

浄土真宗大谷派の教義もネットやYouTubeで

紹介されているので、少し勉強しました。

いまさらながら、

「他力本願」の素晴らしさに感動しています。

 

命が尽きるとまるで新幹線に乗るように

浄土にいける。

それが阿弥陀様の本願だという。

どこでもドア、ですね。

だから、忌中とか喪中の概念がない。

追善供養も必要ない。

簡単で楽なので、人気が出たのでしょうね。

大事なのは、阿弥陀様の本願を

信じること。

でも、新幹線から振り返ったら、

家族が笑顔で見送るのは嬉しいではないか。

という意味の法事なんですって。


まあ、細かいことは

いろいろと気になります。

 

自動車の名義変更、

ゆっくりでいいと思い込んでいたら

なんと15日以内にやれとの

法規があるみたい。

手続き調べて夜更かししました。





 

頑張ったけれど、
フランス歌曲の新曲を優先したら、
もう時間切れ。
あと2日あればギリギリ
間に合ったかもしれないけれど。

残念だけれど曲差し替え。
短いけれど、
今日のレッスンに間に合わせた
フォーレ のネル。
来週のレッスン
夏休み前のチェックもこれで。

もう、
10月のコンサートもこれにしたい。
フォーレ はアニバーサルイアーだから

いいんじゃない。

8月のシェアライブも
フォーレ プラス プーランクの
フランス歌曲でまとめようか。
フランス専任の方がいないので、
代理ってことで。

明日に間に合わなかった
カロリーナのアリアは
秋以降にレッスン受けられるように。

(モーツァルトよりちょっと◯さい

チマローザ😁)


基本の基本に立ち返り
Caro mio ben とか
Ombra mai fu とか
でも、いいけれど、
それで前期チェックは
ちと寂しい。

でも、コンサートやるなら
Ombra mai fuは
誰にでも喜ばれるのよね。

フォーレ ですらマイナーだから。
プーランクなどは
歌がちょっとした趣味の人からも
「やめたら?」って言われたことも。

でも、そんな歌を素敵に歌えて
聴いてる人に

知らない曲だけど、
不思議だけれど素敵💓
と思われたら、
歌手妙理に尽きるというもの。

ヨッシャー❣️