楽器を体の一部と思って歌うように演奏する | piyoの生活 - ソプラノ歌手の精進の日々

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いつの間にかクッキングのブログになったと誤解されてもなんですので、

音楽関連の話題を。

 

少し前のセッションで、歌の参加者が多い中、ヴァイオリンを弾かれる方がいらして、

歌はいいですね、体が楽器だから。楽器という道具を、キイコキイコしてしまって、音楽を表現するのが難しいのですよ、と悩みをおっしゃいました。

 

歌も歌い、いろいろな楽器も演奏される方のご意見を伺ったところ、楽器を体の一部と思って歌うように演奏していますとのことでした。

 

なるほど!歌しかやらない自分にとっては、新しい視点でした。

むしろ、歌は体が楽器だから、扱いを学ぶのが難しいとも言えます。

楽器になってなくても、声は出ちゃうから。

歌は、楽器、調律師、奏者の3者を一人で兼任しています。

だから、何か問題がある時には、3者のうち、どの問題かを分析しなければなりません。

体のどこが、何をしているのか、おおざっぱですが、通常は、声帯から上が楽器、声帯から下が奏者と教えられることが多いと思います。

調律師は、どこでしょう。初心者は、口先にいます。女声合唱をやっていたころの先生には、喉の奥と言われました。今の自分の感覚では、横隔膜の調律師が仕事をしたときに、結果がよいように思います。3者が一致団結してくれると、歌が音楽になります。

便利なのは、楽器を買わなくていいので、お金がかからないことと、持ち運びも楽なことですね。

 

さて、今日はまた、小さめのホウボウ、4匹で199円というのに出会いました。

これを見逃すことはできません。

連れて帰り、捌いて、2匹で刺身2人分を作りました。

一人分の材料費50円のお刺身です。





ホウボウはちょっと複雑な形なのですが、YouTube先生に捌き方を教えてもらいました。3枚卸しにしてサクにしたあと、腹骨を骨抜きで抜くのが少し面倒でした。皮は硬いのでひきやすかったです。

魚にはうるさい相方も、おいしいと。少し前の授業で「ベンチャーとは何だ、価値って何だ」のテーマで、人がやらないこと、できないことをやることに価値があると講義したとのことで、この刺身の価値を認めてご満悦。

 

残りの2匹は捌いて冷凍。近いうちに塩焼か煮魚かアクアパッツァにします。

昨日のブログが言霊になって呼び寄せたのでしょうか。

 

明日は歌のグループレッスン。良いレッスンになりますように。