St. Paul's School ペリカン便り ~アメリカの全寮制高校に通う日本人留学生より~

アメリカに高校から留学する日本人って結構希少価値かもしれない。 という自意識過剰な考えを基に 留学中の日常生活と ちょっとした発見を つれづれなるままに 書く日記。


テーマ:
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タトゥーー!!
非行に走ったAnnaです。
嘘です。
シールです。ハロウィンダンスのためにつけました。


昨日に引き続き、
シリーズ、Anna の心に残っている言葉~!

今日の言葉は、
「音楽の演奏は、自分で独創的なものを作り上げる作業か、
それとも作曲家の意思通りの音楽を正確に
表現するものか?」
出典は忘れました。

要は、演奏者は、自分の解釈を加える権利があるかないか?

この疑問の結論は私にはまだ出てないです。

でもこの前、
正解は前者、つまり解釈あり、なんじゃないか?って思った出来事があった。

というのは、私のピアノの先生がそう信じてるみたいで。

この前弾いてた曲、その時点ではまだ、
楽譜通り間違わずには弾けるけど、
表現力ではまだ未完成っていう状態でした。

今まで、ピアノ演奏で表現をつけるときは、勘任せでした。

そしたら、私の先生が、その曲の中で起こっていると思われることを
言葉で説明し始めたんです。

この曲は、
1つの舞踏会を表現している。

初めの部分は、舞踏会の全体図を遠くから眺めているように。

次の部分は、ある若くて小刻みにステップを踏むペアに注目しているように

その次は、中年の男性が、若い女性をダンスに誘うように

その次は、赤いドレスの女性とタキシードの男性の情熱的なペアのダンスのように






など、とっても細かいんです。
登場人物のセリフや微妙な感情まで教えてくれました。
さて、これは先生が考え出したもの。
タイトルから、舞台が舞踏会、というのは正しいと思いますが、
それ以上はわからない。
だって、作曲家のインタビューを読んだり、作曲時の意思を調べたりしても、
そこまで細かくは曲について説明されてない。
先生自身が、曲の強弱記号、コード進行、転調などを見て、もっとも道理の叶うように、ストーリーを考えたのです。

あまりに曲調と先生の考えたストーリーがぴったりすぎて驚きました。
聞いた瞬間、私の頭の中に、この曲の中の世界が
ぶわぁぁぁ
と広がりました。
(具体的にはルノワールのムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会、みたいなのを想像して弾いてます。それが上の画像)

それから、この曲を練習するとき、演奏者として目指すものがものすごくはっきりしました。
今では、この曲を練習するとき考えるのは、
私の頭に広がった世界を、
どうやったら聞き手の頭にも映し出すことができるだろう、ってこと。
詩は言葉を使って、美術では視覚を使って情景や感情を伝えるように、
音楽は音を使って、自分の頭の中を伝える。

こんなことがあってから、
演奏者の個人的な解釈も構わないと思うようになりました。

それでも、やっぱり作曲家のイメージした世界観に近づけることが、演奏者の使命ではあると思う。
だから、基本は調べたり、
できれば、作曲家が作曲した土地に訪れてみたりするのは大事だと思う。
でも、それでも、作曲家がその場にいない限り、細かく全部はわからないんだから、
それ以上は演奏者の解釈が必要になってくる、と思う。

だから、初めの質問に戻ると、
演奏者に解釈する権利があるかないかでいったら、
ある、
しかも、よりよい音楽を創り出すには必要不可欠だと思う!
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