St. Paul's School ペリカン便り ~アメリカの全寮制高校に通う日本人留学生より~

アメリカに高校から留学する日本人って結構希少価値かもしれない。 という自意識過剰な考えを基に 留学中の日常生活と ちょっとした発見を つれづれなるままに 書く日記。


テーマ:
~つづき~

でもアメリカでは、1週間強かけて一人一人が調査し、
最後は、Atomic Bomb Conferenceというアクティビティで締めた。

Atomic Bomb Conferenceとは。
まず、先生が終戦直前のアメリカで、戦争に関わった重鎮を10人選ぶ。
重鎮は、マッカーサー元帥とか、原子爆弾開発に携わった有力な科学者たちなど。
次に、生徒10人一人一人に、重鎮が一人ずつ割り当てられる。
そして生徒は、担当の重鎮の原子爆弾に対しての意見を調べる。
最後に、それぞれ調べてきた情報をもとに、
担当の重鎮になりきって、ディベートをする。
設定は、1945年8月1日。議題は、日本に原爆を落とすべきかどうか。

この、仮想Atomic Bomb Conferenceの目的は、
決して議論に結論をつけることではない。
先生も、口が滑っても、原爆投下は正しかったあるいは間違っていたなど、
善悪を結論付けることはしない。

仮想Atomic Bomb Conferenceを通して、
原爆投下は、当時から賛否両論だったことを学んだ。
ディベートなので、自分の役になりきって
他のクラスメイトを論破しようとする。
そのためには、自分の担当の役の意見だけでなく、
クラスメイトの役の意見に反論できるような事前調査も必要。
その準備の過程が、原爆投下に対するいろいろな意見に触れ、深く理解する機会になる。

結果、単に先生に、「いろんな意見がありました」と教わるより、
深い理解ができた。
記憶にも定着している。

そして何より、
ものごとにいろんな見方がある、ということは、
原爆投下だけに限ったことではなく、
他の歴史上事実や、
現代の問題にも十分あり得ることだと思うようになった。

セントポール名物HumanitiesにAnnaは圧巻!

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