その1016:ズグロモリモズ(Hooded Pitohui)
ニューギニア、ソロモン諸島から帰国しました。
現地ではトラブルに次ぐトラブルの連続。ストレス耐性のない私にはキツい旅でした。涙
さて、そのニューギニアで撮影した鳥を1種紹介しましょう。
「毒」を持った生き物と言えば、皆さん何を思いつきますか?
ハチ、毒ヘビ、毒クモ、フグ、クラゲ....
最近ではヒアリも話題となりましたね。
実は鳥類にも毒を持った種がいます。
このズグロモリモズ Hooded Pitohuiはその1つ。
毒は羽根に含まれていて、ヤドクガエル程ではないにせよ、かなりキツイ毒だそうです。
そのため、このズグロモリモズを捕食する天敵は皆無だそうで、結果ニューギニアの森に広く繁栄しています。
素人的には、じゃあもっと増えても良いのでは、とか、他の種も毒を身にまとえば良いのでは、と思ってしまいますが、そうならないのは理由があるのでしょう。
毒を体にもつことの弊害や、食べ物から毒を生成するのに手間がかかる等。
このズグロモリモズを撮影しながら、そんなことを考えたのでした。
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