中国製タイヤチェンジャーとイタリア製タイヤチェンジャーのこと。 | 自動車整備機器・リフトのお店をやっている店長日記

自動車整備機器・リフトのお店をやっている店長日記

ピットデポ店長日記。全国配送・設置します!

最近、お客様よりネットで見ると中国製タイヤチェンジャーがかなり

安く出ているんだけど、性能とか耐久性とかどうなんでしょうかね?

とのご質問をいただきます。

 

そこで、いままでの経験を自分なりにお話しさせていただければと思います。

 

 

 

中国製の一番の魅力は、やはり安さです。

見た目はイタリア製と同じ(イタリア製のコピーですから当然ですが)

で価格は三分の一ほどですから、、、

 

 

 

あとは、性能と耐久性が問題です。

まず、結果から先に申しますと、タイヤ専門店や大型カー用品店など

使用頻度の多いショップは、イタリア製の上級モデルしか考えられません。

 

 

 

また、高級車や高価なスポーツカーなどホイール1本が数万円以上の

カーショップさんもイタリア製タイヤチェンジャーでサポートアーム装着機をお勧めしております。

 

 

 

そして整備工場や鈑金工場、そして二輪ショップやプライベートの

場合には、イタリア製と中国製のどちらが良いかと言うことですが、

性能は、レバーレス仕様を除きどちらもほとんど変わりません。

ただ中国製は、3~5年ほどで不具合が発生した部品を交換しながら

と使うイメージでいた方が良いと思います。

 

 

 

 

タイヤチェンジャーで結構多いトラブルが、使用方法の誤りです。

例えば、下記のホイールはリバースホイールですが、このホイールを

チャッキングする際に、ホイールの裏と表を逆に固定すると大変な

ことになります。

 

 

 

ホイール裏表を間違えるとタイヤが外せなくなり、無理にこじると

タイヤがダメになるだけではなく、最悪チェンジャーのシャフトを

歪ませてしまいます。

 

脱着時のビードを落とす際に、ホイールの形状を確認しましょう。

 

 

 

チェンジャーの耐久性はイコール部品供給が可能かどうかです。
不具合が発生しやすい3年~5年後にも部品の供給をしてもれえれば

恐れることはありませす。

 

 

 

スライドバルブの交換イメージです。

ほとんどの部品はお客様で交換可能です。

 

 

 

異音がした時には、タイヤチェンジャー横のカバーを開けると

問題個所の多くが判明します。

 

 

 

 

トラブルの鬼門が下記のロータリーユニオンです。

このOリングパッキンが切れると、シリンダーやスライドバルブからも

エアー漏れが発生します。

 

 

 

こちらのOリングパッキンからエアー漏れを起こすと、交換作業が

大変です。(テーブルとシリンダーをアッセンブリーで脱着)

 

ここのトラブルを少しでも回避するにはオイルルブリケーターの

管理をマメにする必要があります。

(オイル量とオイル突出量の調整)

 

 

 

中国製の初期トラブルは、ほとんどが購入後すぐか、半年前後に発生

します。なのでメーカー保証は最低でも1年ないと厳しいです。

 

ではイタリア製が素晴らしいのかと言うと、実は最近のイタリア製の

部品も、中国で製造されていることがよくあります。

 

 

 

しかし、性能や耐久性は相変わらずイタリア製が優れています。

それは、力が加わる繊細なパーツ(歯車本体やモーター)などは

イタリア製を使い、強度にあまり問題でない鋳物のギアボックス

などには中国製を使うといった具合です。

 

 

 

また、シリンダー内壁のホーニング仕上げや、イタリアお得意の高耐久

Oリングを使うことで、中国製の何倍もの耐久性を誇っています。

 

 

 

 

PS: 結果としましては当たり前のことですが、イタリア製も中国製も

  故障した際に治るのか、また治るまで(部品の供給時間)どの位い

  を時間を要すのかだと思います。

 

  プライベートの方は待てますが、業務でお使いの場合に治らない

  または治るまでに数か月掛かるのでは、大切な信用と利益が

  失いられかねません。

 

 

____________前回まで_____________

 

 

イタリア製二輪コンパクトタイヤチェンジャー teco21 に

サポートアーム付きが新登場!

 

最近のハーレー等大型バイクやビックスクーターのタイヤはビードが非常に固く、交換時にタイヤやホイルを傷つけるリスクも高くなって

ます。

 

 

 

 

そこで、四輪用タイヤチェンジャーと同じくサポートアーム付きが

要望されるようになりました。

 

このシステムの装着により、いままで無理やり交換していた作業も

一人で安心して交換作業が行えるようになりました。

 

 

 

 

バイクショップも取り扱うバイクが、スクーターであったり、ビックバイクであったり

、またオフロードやカスタムバイクであったりと様々です。

それ故、タイヤチェンジャーやバランサーも対応出来る機種を

選択する必要があります。

 

( 画像は二輪四輪兼用タイプで、比較的容易に交換できるタイヤ向き)

 

● イタリア teco社製 二輪専用タイヤチェンジャー

メーカー詳細ページ

http://www.tecoautomotive.com/products/teco-21/

 

■本体の剛性とサポートアーム(ヘルプアーム)の必要性

タイヤチェンジャーの構造は、使用用途によりいくつかに分かれます。

 

二輪対応のタイヤチェンジャーは、メーカーや機種により剛性(強度)もまちまちです。

 

強度(剛性)が高い順に上から並べると、下記のようになります。

①二輪四輪両方のタイヤ交換に対応でき、交換が大変なランフラット等にも対応できる機種

★チルトバックポスト(アームが後ろに倒れる)タイプで、サポートアーム(ヘルプアーム)装着

 

②ビッグスクーターや大型オンロードのラジアルタイヤなどビードが硬いタイヤも交換可能

★チルトバックポスト(アームが後ろに倒れる)タイプで、サポートアーム(ヘルプアーム)装着

★経験豊富な方は、スイングアーム(アーム横に振る)タイプで、サポートアーム(ヘルプアーム)装着

 

③二輪四輪両方のタイヤ交換に対応でき、比較的容易に交換できるタイヤ向きの機種

★チルトバックポスト(アームが後ろに倒れる)タイプで、サポートアーム(ヘルプアーム)装着

★スイングアーム(アーム横に振る)タイプで、サポートアーム(ヘルプアーム)装着

 

④トライクや4輪バギー、そしてゴルフカートタイヤなど特殊なケース

★スイングアーム(アーム横に振る)タイプで、サポートアーム(ヘルプアーム)装着

 

⑤スクータータイヤやバイアスタイヤなど、比較的に交換が容易なケース

★スイングアーム(アーム横に振る)タイプ

 

○ サポートアーム(ヘルプアーム)を装着すれば、硬いビードのタイヤや

粘るラジアルタイヤでも、比較的スムーズで安全に交換できます。

 

 

■チャッキング能力と二輪タイヤ専用か二輪四輪兼用かを選ぶ

例えば、小径ホイルはモンキー初期モデルの5インチほどから、大径ホイルは

オフロードやカスタムのフロントタイヤで23インチあたりまでです。

 

○二輪専用チェンジャーのチャックキングが閉まった状態

 

○二輪専用チェンジャーのチャックキングが開いた状態

 

○二輪四輪兼用チェンジャーの四輪使用時

 

○二輪四輪兼用チェンジャーの二輪アダプター装着時

 

○二輪四輪兼用チェンジャーに二輪アダプターを小径ホイル用で装着時

 

 

■テーブル(チャッキング)位置からアームのクリアランス能力

意外と見落としがちなのが、カスタムなど幅広リムを交換する際、交換を始めたら

横アームとの隙間(クリアランス)が少なく、途中で作業が止まってしまうケースです。

 

 

■チャッキング爪の形状も結構重要です。

スクーターやビッグスクーターが主の場は、リム幅がなかったり、また

チューブ付タイヤもありますから、そのようなバイクが多い場合は、

チャッキングの爪が薄かったり浅くできる機種を選びましょう。

 

 

 

 

 

○取り扱うタイヤの径が、ほとんど小さい(14インチ以下)ならば、

マウントヘッドも小径用に交換することをお勧めします。

 

○上の画像は二輪四輪ホイル兼用で、下がスクーター用マウントヘッド

 

 

 

○昔は二輪アダプターにプラスチックプロテクターが付いてなく、

   塗装ホイルに、よく傷がつきました。

 

○手作業でタイヤ交換するのは、いまでも基本です。

 

○イタリア製と中国製のバイクタイヤチェンジャーの性能比較もしています。

 ※そっくりですが、左奥がイタリア製で手前が中国製です。

 

 

 

● 豊富な納入実績と在庫数で、お客様に少しでもご満足いただけますよう

  努めてまいります。

 

 

※弊社は、北海道から沖縄まで、日本全国へ納品設置及び

 サポートを行っております。

 ご不明な点は、ご遠慮なくお問い合わせください。

 

■詳細ページ (弊社ピットデポ) HP

https://www.pit-depo.com/

 

●タイヤチェンジャーページ

タイヤチェンジャー - Pit-Depo (topman-lift.com)

 

● イタリア teco社製 二輪専用タイヤチェンジャー

メーカー詳細ページ

http://www.tecoautomotive.com/products/teco-21/