内藤孝南アクセス(道)

 

こんな見方もありますよ。という一つのパターン。昨日の続き。

 

日干木行の人の一つの見方

 

木行・・・仁

自分以外の全ての人に対する思いやりや慈愛の精神をもって判断する心、

同情する心。

マイペースで動いているように見えても、心の中には優しさがあります。

木が大きく成長すると、枝葉が茂り、

暑い夏には木陰となって暑さから護ってくれます。

可愛い草花は、疲れた心を癒してくれます。

そのような優しさが木行の仁にあります。

天皇家の男子には、第56代清和天皇の惟仁(これひと)から、

仁の付いた名前が用いられ、その後、仁が用いられなかったことがあったけれど、

第七十代の御冷泉天皇親仁(ちかひと)からこれまで、

ずっと仁を用いるようになったそうです。

国民の安寧を願うものの心には、

常に仁の心を以てことに当たるべきだ。

という思いが込められているのでしょうね。

 

四柱のバランスが良い場合の木行

 

何かをやってあげようとするときは、

「このようにすれば喜んでくれるかなぁ」

「このようなアドバイスが、この人にとってはうごきやすいかなぁ?」

などと相手を思いやる気持ちをもって接することができます。

情に脆いところがあるので、困っている人がいると、

そっと手を差し伸べるような優しさがあるので、

そこを褒めて伸ばしてあげるといいですね。

 

日干火行の人の一つの見方

 

火行・・・礼

人間関係がスムーズに流れるように、礼儀や秩序を大事にする心。

人間関係を円滑に維持するために社会生活での

正しい行いや秩序を大切にする。

 

という文字で左の示す偏は祭壇 

    右の豊は高坏に豆を盛った象・・儀式

 

四柱のバランスが良い場合の火行

 

礼儀正しくて、上下関係を大切にするので、

順を踏んで寄ってくる人には丁寧に対応しますが、そうでない人に対しては、

不遜(謙虚でないとか上から目線)な態度をとるようなところがあります。

 

言葉遣いや行動など上下関係にやや煩いところがあるので、

傲慢に見られたりするところがあるから、損ですね。

慣れ親しんでいけば、ざっくばらんで心を飾らずに楽しい人なのに。

といったニュアンスで会話を始めるといいですね。

 

次回は土行