前回、新シリーズとしてビジネスで差がつくリーダーシップの基礎① 苦手な上司とどう付き合うか という記事を書きましたが、いつもよりたくさんの方に読んでもらいましたし、感想など多く頂戴しまして、大変ありがとうございます。

実は、まだ前回の続きの話がございますので、今日はそれを。
前回の記事がまだの方は、ぜひ上のリンクから先にどうぞお願いします。


自分の心に矢印が向かなくなった。

私が塾の講師として働いていた頃(社会人数年目)に苦手な上司の元に配属されました。
いつも怒られてばかりだし、他の社員や講師の方よりも厳しく目をつけられていたように、勘違い!

「自分ばっかり、なんで怒られるんだ!」
と不満ばかり漏らしていました。

しかし、職場には上司に可愛がられている先輩や、ベテランの先生も沢山います。

私が話しかけると怒られるのに、先輩は話しかけるとニコニコ接してもらえている。
先輩は、いつ話しかけても上手くコミュニケーションをとっているのに、私はダメ。

「きっと僕の事が嫌いなんだ」
「先輩ばかりズルい」

こう思うならまだマシ。
次第に「きっと先輩は運が良いんだ!」と、運のせいにし始める始末。

自分の心に矢印が向かず、周りのせいにしてしまうことも、よくありました。


運はタイミング

しかし、とあるキッカケで、こんな言葉を聞きます。
「運が良いっていうのは、タイミングが良いってこと」

運と聞くと、生まれ持ったもののように思いますが、
タイミングなら自分の努力でなんとかなります。

「そうか!運のせいにばかりしてても良くないな。タイミングを変えてみよう」

そう思い、自分の仕事のタイミングを見計らってみることにします。


相手のリズムを掴む

すると、段々見えてきたものがあります。
私が話しかけるタイミングが、上司にとって都合が悪いタイミングばかりだったのです。

塾の仕事というのは、日中はデスクワークですが、夜は生徒の授業があります。
そして、みんな生徒と接したくてこの業界に入りますから、皆、授業が好きです。

その上司ももちろん例にもれず、授業後はとてもニコニコしている。

対して、授業前の日中や、授業の直前はピリピリした空気が流れています。

先輩は、ピリピリした時を避け、上司がニコニコしているタイミングに話しかけていました。

つまり、私とは違い、上司とコミュニケーションを取るタイミングが違ったのです。

また、その上司はタバコを吸うのですが、デスクワークをいったん離れ、給湯室でタバコを吸うときは落ち着いています。
きっと張り詰めた気を、少し緩めているのが、タバコ休憩だったのでしょう。

そのタイミングを見計らって話しかけると、話す側も聴く側もストレスが少なくコミュニケーションが取れることがわかりました。

私は、上司に気を遣わず、自分のタイミングで話しかけていましたが、周りの先輩は上司のタイミングで話しかけていたということです。

早速、私も取り入れてみたところ、もちろんコミュニケーションが円滑になりましたし、
上司が私の意見を聞いてくれるようになりました。


コミュニケーションは、相手が主体

分かっていそうで、中々実践できないのが、コレ。
コミュニケーションには、相手がいます。

社会人になると、学生の時のように、好きな相手とばかりコミュニケーションを取るわけにはいきません、
当然嫌いな相手や、苦手な相手が現れるでしょう。

するとつい、自分の都合でコミュニケーションを行ってしまいがちです。

相手はどう感じてるだろう?
タイミングは良いだろうか?

と気にしながら、過ごしてみると良い循環が生まれると思いますよ。


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