「本気」は凄い?

恒例になってきました、就活生、社会人1~2年目の方向けの本シリーズ。

ビジネスで差がつくリーダーシップの基礎

今回は、「本気」の話をしようと思います。

 

「本気でやれ」

「本気になってみろ」

と指導されることがあると思います。

 

特に、最近では、その象徴が松岡修造さん!!

 

もちろん、本気は大事。

まず、自分に気合いが入っていないと話になりません。

が、ワンランク上を目指す皆さんであれば、本気を超えたレベルになってほしいと思います。

私が、これまで生徒を指導していた中で気付いたことを、まとめてみましょう。

 

量にこだわるな

成績が悪い子の原因は、2種類しかありません。

①やる気がない

②やってることが的外れ

 

言い換えれば、量が足りないか質が悪いか、です。

内訳としては、やる気がない子が8~9割。ほとんどの子が勉強不足で成績不振です。

だから、(質はともかく)一生懸命に机に向かって勉強していると評価されます。

 

「あの子は一日10時間も勉強しているらしいよ」

「あの子は帰ったら2時間も勉強しているよ」

 

確かに、一日10時間勉強したり、自宅学習を毎日2時間するのは凄いことでしょう。

しかし、その勉強時間が本当に意味のあるものなのかは、別の話です。

 

無駄なことは、いくら積み重ねても無駄なのです。

 

本気を超えたレベル

ガムシャラに一生懸命やっていると「本気だね」と言われます。

必死にやってさえいれば、それが評価されてしまう。

極端な事をいうと、無駄なことでも、一生懸命に時間をかければ評価されます。

 

だから、「本気」になっているだけでは、まだまだ二流。

周りから見て「本気」に見えない人は土俵にすら上がってませんが、

「本気」になり評価され、そこで満足する人も、まだまだ一流になれません。

 

では、一流になるにはどうすれば良いのでしょうか?

 

宿題は家でしない方が良い?

量と質の比較で良く引き合いに出すのは、宿題の終わらせ方です。

 

A君は、宿題を家に帰って2時間くらいかけて終わらせます。

B君は、学校で15分くらいで片づけて、帰宅後は友達と遊んでいるとしましょう。

 

どちらが評価されるでしょうか。

A君です。

 

A君は、家に帰って、ちゃんと机に向かい、2時間もかけて「本気」で勉強をしています。

周りから見ても熱心に見えますし、お母さんや先生から見ても、勉強している姿が見れて、安心です。

 

しかし、よく考えてみて下さい。

B君は、たった15分で終わらせて、友達と遊ぶ時間までゲットしています。

別にB君は宿題をサボってるわけでもなく、放課後に遊ぶ時間を取るために、予め宿題を計画的に終わらせているのです。

 

なのに、B君は普通怒られます。

「本気になっていないから」

「もっと能力があるのに、発揮しないから」

 

どちらも宿題は終わらせているのに、A君ばかり褒められて、B君ばかり怒られるのは、不公平ではないでしょうか?

 

だから指導としては、フェアに対応しなければなりません。

A君には、「一生懸命やるのは良いことだね。でも、もっと効率よく終わらせる方法はB君を見習ってはどうかな?」

B君には、「宿題を忘れず、短時間に終わらせられる能力は素晴らしい。しかし、A君のように一生懸命やる姿勢は見習うべきじゃないかな?」

と、両方の良いところを褒めて、もっと成長するヒントを提示します。

 

良質な上に安住するな

しかし、質を高めた先にも、ワナがあります。

努力しなくなることです。

 

B君は、自分の能力値を下回る宿題が出ているだけで、成長意欲はありません。

能力が高いことは良い事なのですが、成長しないのは困ったものです。

 

このように、質が高い方法を身に付けると、努力を怠るようになります。

言い換えれば、最小限の努力で済ませようとします。

これも一流には程遠いでしょう。

 

「量か質か」ではなく「量も質も」

つまり、「量か質か」という話ではなくて、「量も質も」なのです。

質を高めず量ばかり増やすと、自分が大変になるだけです。

質ばかり高めて量を増やさないと、ただの惰性になります。

 

どちらも、まだまだ。

自分は量でカバーするタイプだな、と思う人は、もっと良い方法はないだろうかと、調べて、工夫してみましょう。

自分は人より楽に結果が出るタイプだなと思う人は、もう一歩頑張ってみましょう。

 

「量も質も」に気付いて初めて、一流への道が開かれます。

 

本気の上は、その気

「量も質も」の状態に入るために必要なのは、本気ではなく「その気」です。

 

「自分は東大に入るはずの人間だ」

と思ったら、東大に入れるだけの努力をするようになります。

自分の努力値や能力値と、東大を比較するようになるからです。

 

自分は結果を出すのが当然の人間だ

と強く思えば、その通りの行動をするようになります。

 

量だけにこだわる人も、質だけにこだわる人も、比較対象が曖昧です。

周りより良ければ良い、自分がOKを出せば良い。

そうではなく、目標と現状を比較すべきです。

 

言い換えれば、成功するのを前提に過ごすということです。

これが、私がこれまで指導してきて、最も結果を出す子の特徴です。

 

ちなみに、来月発売される本には、もっと詳しく書いてあります。

中1数学から、結果を出す方法を知りたい方は、どうぞお手に取ってみて下さい。

 

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昨日は、チャンネルくらら様で、拙著の宣伝番組の第二弾が配信されました。

 

 

左に見える小野先生は、一見良識派に見えて、突然じぶんの持ちネタを話し始める。

右に見える倉山先生は、前回の動画で反省したのか、やっと宣伝し始めたwww

何にしろ、楽しい番組になっていますので、どうぞご覧ください。

 

さて、この動画で暗記が苦手な子に関しての話題が登場しています。

 

・教科書の端から端まで覚えようとする

・意味を考えない

・勉強時間の人しか勉強しない

・暗記から卒業しない

などなど

 

実はこの本、数学なのに、暗記力を飛躍的に上げられる内容を盛り込んでいます。

 

今日の謎ワード

勉強は、けじめをつけてはいけない!!

 

※倉山先生&小野先生、ごめんなさい


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随分、既存のシリーズを放置しているので、久しぶりに憲法を。

 

明日、11月29日は大日本帝国憲法の施行された日です。

 

 

憲法改正がされるのか、されないのか、という話が盛り上がっています。

憲法改正の議論は「するする」と言いつつまともにしないし、消費増税も「するする」と言いつつするんだかしないんだか。

それより先にするべきことがあるだろうと思うのですが、注目は浴びますね。

 

憲法ってなに?

 

今の日本の憲法は「日本国憲法」です。

 

小学校の教科書にも載っていますし、憲法の前文や、9条の条文を学校で暗記させられた人もいるのではないでしょうか?

 

東京書籍の小学校6年生の社会の教科書(下)には

 

国の基本的な在り方を定めており、すべての法やきまりは、憲法にもとづいています。

と書かれいます。

 
 
 
教育出版の教科書では、

憲法は、国の政治の基本的なあり方を定めたものです。
と書かれています。
 
ん???
つまり、どういうこと??
僕も小学校のときに、同じように習いましたが、正直言ってピンと来ない。
 
「日本国憲法は素晴らしいものなの?」
「戦争をしないという誓いをしているから素晴らしいんだ!」
「じゃあ、9条以外は良いの?悪いの?9条を破棄したら、悪い憲法になるの?」
 

法律もですが、政治の運営も全て憲法に従います。

要するに大事なもの。

だからこそ、国民も小学校から勉強することになっているわけです。

しかし、その正体はよく分からない。

と言う事で、私も少しずつ空いた時間を使って勉強しています。

 
日本国憲法は70歳

我々の日本国憲法。

いったい、何年前に出来たものかご存知ですか?

1946年11月3日公布、1947年5月3日施行なので、約70歳です。

要するに、戦後すぐの生まれ。

僕の祖父母よりも若手です。

 

今の日本人はほとんど、生まれた時から日本国憲法でした。

そして、一語一句変えられていません。

だから、日本国憲法が全てだと思ってしまいますが、実はそうではない。

全体の中のほんの一部です。
 

日本の歴史は、公称2676年。

どんなに少なく見積もっても、1300年以上の歴史があります。

世界で断トツの歴史の長さです。

だから、2676年を分母にするとたった2.6%、1300年を分母にすると約5.3%です。

つまり、日本の歴史のほとんどは、日本国憲法以外の制度の下で運営されてきました。

 

 

昔の憲法も勉強しよう!

この日本国憲法の条文を変えようとしているのが、現在の改憲派の主張です。

私としては、何事も柔軟に考えるのが好きなので、もっと良い国になるのであれば、憲法を改正しても構わないと思っています。

しかし、改憲派も護憲派も、なぜか日本国憲法の事しか語らないような気がします。

 

日本の歴史の中で、ほんのちょっとしか使われてない現行憲法だけに注目するのではなくて、もっと昔の日本ではどのような政治が行われていたかを勉強しても良いと思うのですが。

 

という事で、今日は頭を柔らかくして、日本国憲法の一つ前の憲法である「大日本帝国憲法」をご紹介しようと思います。

 

大日本帝国憲法は悪い憲法!?

 

 

大日本帝国憲法は悪い憲法だ!

と悪者扱いされる事があります。

日本国憲法は素晴らしい!昔の憲法はダメだ!と教わるかもしれませんが、これは普通の事です。

何か大きな変革がある時、過去のものを否定して、今のものを良く見せようとするのは当然です。どこの国でも、どの時代でもあります。

 

戦争が終わって、アメリカの意向が強く反映されたのが日本ですから、そりゃそう宣伝しますよ。

「昔の日本はダメだよ、アメリカが色々教えてもっと良い国にしてあげるよ」

って色々いじるわけですから、当然過去の憲法も悪者扱いします。

 
大日本帝国憲法の時代

例えば、大日本帝国憲法を使っていた時代には何があったでしょうか?

大日本帝国憲法を使い始める前、日本は江戸時代でした。

西洋の国からバカにされて、今にも植民地にされそうになります。イギリスやロシアが怖くて怖くてたまらなくて、たくさん血を流しながら明治維新を果たします。

 

しかし、その35年後には、世界最強のイギリスと対等な同盟を組んで、ロシアに戦争で勝ちます。

有色人種で初めて、白人に勝つのです。

 

この後も、第一次世界大戦の戦勝国に入り、大国の地位を手に入れるきっかけになります。

今の憲法では、ずっとアメリカの子分のままで70年ですから、ここだけ比べれば、大日本帝国憲法の時代の方が良かったかもと思えるのではないでしょうか?

 

作った時の気合いが凄い

では、どうやって作ったかと言うと、伊藤博文をはじめ、当時の最高の頭脳を結集して作りました。

白人にやりたい放題されて、プライドを引き裂かれ、悔しい思いをしていた日本人。

このままでは日本が地球上から消え去ってしまう、という危機から文字通り命がけで作りました。

 

日本で、「憲法が要らない!」と言う人はいませんでした。

しかし、色々な事をいう人がいます。

 

早く作れ!

早くなくても良いから、しっかりしたものを作れ!

俺が考えた条文を入れろ!

イギリス式だ!

いやいや、フランス式だ!

 

そういう、様々な意見を全て踏まえて、全員を納得させる内容で作ったのが、大日本帝国憲法です。

 

今の改憲議論は?

比べると、今の改憲議論はどうでしょう?

 
改憲か、護憲か。
はたまた、加憲か。
しかも、その焦点は主に9条。
改憲する理由は、軍隊を持つかどうか。
当時と比べると、あまり。。。
そして、伊藤博文たちほど、情熱を傾けて憲法改正に取り組んでいる人はいるのか?
 
というようなところから、少しでも皆さんに関心を持ってほしいと思い、こうして色々と書いています。
こうして、記念日の時くらいは、少し興味の幅を広げてみてはいかがでしょうか?
 
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