こんにちは。ちょっとご無沙汰しました。
 
このシリーズも長くなりましたね。自分でも驚きです。
 
と言いつつ、持ちネタの半分も出していないというのも、また驚きですね。
 
この仕事を10年も続けてますから、色々とネタが溜まってるのです。

さて、これまで、どのように進んできたかと言うと、
 
第一章で情報収集
 
第二章で目標設定
 
第三章で現状分析
 
という具合です。やっと第三章が終わりました!
 
今日からは第四章!!
 
計画の立て方を解説していきましょう。
 
 
と言いつつ、ちょっと横道に逸れると、僕は本業の家庭教師のほかに、プロのセミナー講師もやっているんですが、
 
有り難い事に、株式会社キャリアコンサルティング様では、計画の立て方の講師を担当しています。
 
なので、一応は計画のプロという事になるんです。
 
で、そちらの講座と内容が重なりすぎると問題があるでしょうから、ちゃんと内容は分けて書きます。
 
講座の方では、もっと詳しく細かく丁寧に講義しているので、ご興味がある方は、キャリアコンサルティング様へアクセスしてみて下さい。
 
で、話を計画に戻しましょう。
 
計画がなぜ大切かと言うと、安定して結果を出すために必要だからです。
 
僕が生徒を指導するときも、テスト前は計画を立てさせて、毎週家に行って管理、というのが基本の流れになっています。
 
定期テストの成績を出させるだけだったら、生徒に前回よりもハードルの高い計画を立てさせて、僕が毎週管理すれば、簡単に上がります。
 
僕が熱意を込めて授業するとか、わかり易く教えるとか、そういうのって、実は小さな事です。
 
本人が一生懸命に勉強したら、僕の力なんて微々たる影響です。シンプルなものです。
 

始めは、テストの2~3週間前くらいになったら、僕が『そろそろだね』と言って、やっと計画表を作り始めますが、
 
そのうち慣れてくると、彼らも成長して、僕が言う前に、勝手に計画表を書いて提出してきます。
 
で、僕はそれを見て、甘いところを突っ込んで『じゃあ、その通りやってね』と言って終わり。
 
楽なモノですね(笑)
 
生徒が勝手に動いてくれると、僕はもっとレベル高い事を指導出来るので、お互いにとって良いのです。
 

これ、社会でもメチャクチャ役に立つってわかりますよね。
 
部下が勝手に締め切りを意識して、勝手に計画を立てて、上司に提出する。
 
上司は承認するだけで、あとは部下が勝手に実行して結果を出す。
 
本当に良い部下です(笑)
 
こういう力を子供のうちから叩き込んでいるので、大人になった時が楽しみですね!
 

さて、前置きはこのくらいにして、計画の立て方です。
 
私が色々と経験してきた中で言えば、計画とはすなわちスケジューリングです。
 
細かい事はたくさんあるけれど、とにかくスケジューリングさえしっかりしていれば、大抵の事は上手く行きます。
 
スケジューリングというのは、自分が達成したい目標や、抱えているタスクを全て手帳に書き写す事です。
 
そして、手帳通りに動いていく。これでほとんど上手く行きます。
 
非常にシンプルです。
 

受験生に置き換えれば、入試と模試の日付を考えれば良いでしょう。
 
まず入試ですが、大学入試の日程は、毎年ほとんど変わりません。
 
1月の第三土曜と日曜でセンター試験、そのあとすぐに私大の医学など医歯薬系の大学の入試が始まります。
 
その後は、偏差値が低い順に入試の日程が並んで、最後の方に早慶の入試が来ます。
 
2月25日に国公立大学の前期試験があって、これでメインは終わりです。
 
ちなみに、東大は科目数が多いので、2月26日にも試験があります。
 
国公立大学の合格発表は3月の初旬から少しずつ始まり、3月10日の東大の合格発表で終わり。
 
その後、後期試験がありますが、最近は後期試験を廃止する大学が多いので、あまり盛り上がりません。
 
大体のスケジュールがこんな感じですが、入試日も毎年ほとんど固定です。
 
去年の入試日程を調べれば、今年の入試の日もほとんどわかるので、4月の時点で自分の受験日を調べる事も可能です。
 
正式発表はもっと後になりますから、念のため注意して下さい。
 

また、模試の日程ですが、これは各予備校のホームページに掲載されています。
 
但し、僕も4月の時点で、河合塾と駿台予備校のホームページを調べましたが、ややわかり辛いです。
 
また、4月の時点では夏の分や秋の分や申し込みが出来ません。注意して下さい。
 
大まかにいうと、模試には3種類あります。
 
①マーク模試(センター形式)
 
②記述模試(一通り、あらゆる形式の問題が出る)
 
③冠模試(東大模試、京大模試、医歯薬系模試など)
 

このうち、①と②はセットで、年に3回あります。春と夏と秋です。
 
③は基本的には秋のみの実施ですが、東大模試や京大模試など一部だけ夏にも実施されます。
 
 
 
これらの情報をもとに、年間でどの模試を受験するか、どの大学を受験するか決めて下さい。
 
と言ってもよくわからないと思うのですが、説明すると長くなるので、基本的には出来るだけたくさん受験すると思っていて良いと思います。
 
たくさん受験する想定で計画を立てておけば、あとで減らす事は可能だからです。
 

さて、最後です。
 
どの模試を受験するか決まったら、最後にこんな表を作りました。
 
 
見ての通り、年間で受験する模試の、目標と実績を書き込む表です。
 
この結果の表は、まだ後々のお楽しみだとして、今回は枠だけにしておきます。
 
ちなみに、一つの模試に対して、上の段と下の段がありますが、上の段が目標数値、下の段が実際の数値です。
 
模試を受けるたびに、下の段を入力しながら、進みます。
 
これが快感なんです(笑)
 
これだけ、細かく数値管理をしていれば、計画が順調かどうかが、よくわかります。
 

でも大事な事を言いましょう。
 
こういう風に、年間の模試の計画と目標数値を決めたとしても、
 
重要度に差はあります。
 

では、どれが最も重要で、どれが重要度が低いか。
 
それは、次回以降でお話しましょう。
AD
こんにちは。
 
今日はなんと、勉強を一切しなくても、点数を上げられる方法をご紹介します。
 
上手い話しには裏がある、なんて言いますが、別に怪しい話ではありません。というか、僕はむしろ、この手の上手い話とか、小手先のテクニックはあまり好きではありません。
 
今日、ご紹介するのは、むしろ正攻法です。正攻法なのに、威力が凄い!
 
勉強しないと点数が上げられないと思ってる方が非常に多いのですが、実はそうではありません。
 
勉強しなくても、点数が上げられる方法は、ちゃんとあります。
 

では、これを説明するために、私が実際に行った実験をお話します。
 
ある授業で、授業開始の礼が終わった後、抜き打ちテストを行いました。
 
ご丁寧に表紙付きで、めくるまで中が見れないようにしています。
 
 
全部で6問出題しました。

第一問は、解法は誰でも思いつくけど、計算がとても面倒くさくて時間がかかる問題。これは罠です。
 
第二問から第五問は、普通の問題。
 
第六問は、めちゃくちゃ簡単で、計算もほとんど必要ないような問題です。
 
1ページに一問ずつしか印刷せず、見開きの左のページは問題が一題だけ印刷されていて、右のページは計算用紙にしてあります。
 
つまり、ページをわざわざめくらないと次の問題が見られないようになっています。
 

この状態で、問題を配って、いざ開始の合図で生徒たちがテストに取り組むと、なんと8割の生徒が罠である第一問に飛びついて計算をし始めます。
 
簡単に解き方はわかるわけですから、飛びつくのは無理もないですが、そのまま計算が終わらなくて、ほとんどの時間を費やして終了。
 
数名は罠だと気付いて次の問題に移りましたが、初手の失敗を取り戻せずにそのまま点数が取れませんでした。
 
もし、問題の順序が解きやすい順になってれば、全員が70点以上取れてもおかしくないようなテストなのですが、70点以上取れたのは1人だけ。
 
これは、私の言葉で説明するなら、テストでの戦い方を知らないという事です。
 

普通の受験生が、受験期のほとんどの時間を割くのは、問題を解くとか、覚えるべきものを覚えるとか、そういう事ですよね。
 
これって、例えるなら筋トレみたいなものなんです。
 
しかし筋トレだけやってても、スポーツでは勝てません。
 
格闘技なら試合形式で先輩と戦ってもらうとか、テニスならサーブ練習や練習試合もしなきゃいけないでしょう。
 
要するに、本番でどのように戦うかを知らなければなりません。
 
しかし、受験生は筋トレのような基礎練習ばかりしていて、テストでどう戦うかをほとんど知らない。
 
指導される事と言えば、せいぜい『過去問を解け』とか『ミスをするな』とか『早く解け』とかそういう事ばかりでしょう。
 
だから、テストでの戦い方を知らずに強敵に挑んで撃沈していることが非常に多いのです。
 
裏を返せば、テストでの戦い方を身に付ければ、勉強量を増やさなくても点数が飛躍的に上がる可能性があるという事なのです。
 
今日は、その方法を一つご紹介します。
 

まず、問題には4種類の問題がある事を理解して下さい。
 
下の表のように、時間がかかるか、かからないか。解けるか、解けないか、で4つに分類します。
 
時間がかかるけど解ける問題が1番、時間がかからなくて解ける問題が2番、というように番号を振りました。
 
 
 
まず、自宅学習中には、どの番号を優先すべきでしょうか。
 
自宅学習の目的は、解けない問題を早く解けるようにすることです。
 
つまり、全ての問題が2番のマスに入るようにするのが理想ですね。
 
という事は、2番のマスの問題は自宅学習でやるべきではありません。
 
自宅学習で優先的に取り組むべきなのは、3番や4番の解けない問題です。
 
解けない問題を何度も解きなおして、まず時間がかかっても解けるようにする。
 
つまり1番のマスに入れる事です。
 
その後に、1番のマスから2番のマスに動かすように、時間短縮を狙って勉強すべきですね。
 
優先順位が高い順に言えば、3や4⇒1⇒2の順です。
 
 
 
では、今度はテスト中をイメージしてください。
 
テスト中に優先するべきなのは、何番のマスでしょうか。当然2番のマスです。
 
時間がかからずに解ける問題を最優先で解くべきであって、1番のように解けるのに時間がかかる問題は優先順位が下がります。
 
そして、3番や4番のように、解けない問題なんて解いてる時間はありません。
 

要するに、問題に優先順位を付けて解けという事なんですが、話がごちゃごちゃしてきたので、私がテストを受けるときにはどうするかを紹介しましょう。
 
まず試験開始の合図のあと、心の中で『よっしゃー、やるかー』とつぶやきながら、背伸びをします。
 
これは冷静にリラックスして解くためです。
 
そして、周りを様子をチラッと(カンニングしないように)見ます。
 
すると周りには、『解答開始!』の合図を聞いた瞬間に、ものすごい勢いでページをめくって第一問から解き始める生徒が必ず数名はいます。
 
そういう生徒を見て『あ~あ』とちょっと残念な気持ちになりながら、私はやっとゆっくり表紙をめくります。
 
そして、全ての問題に軽く目を通していきます。
 
『第一問は…お、これは計算が面倒くさそうだな~。解けなくはないけど後回しだな』
 
『第二問は…お♪これは簡単かな。計算も面倒くさくなさそうだし、これは始めに解こう』
 
『第三問は…これは、難しいの出してきたなー。これは最後だな』
 
などと、優先順位を決めます。ここまで1~2分くらいかかるかもしれませんが、余計な問題で時間をロスするより、余程よいです。
 

表の番号で言うと、テストでは2番の問題を最優先で解きます。
 
1番や3番、4番が見つかった時点で、躊躇なく飛ばします。
 
飛ばして、解いて、飛ばして、解いて・・・と繰り返すのです。
 
全ての2番の問題が解き終わったら、次は1番の問題を解きます。そして、1番の問題が全て解いたら、次は3番へ進む。
 
テスト用紙に、どのような順番で問題が印刷されているかは、関係ありません。
 
表のどの部分に当てはまるのかで判断して解き進めるべきなのです。
 

仮に、時間がかからず解ける2番の問題だけ解いていたら試験時間が終わってしまったとしましょう。
 
この時もしかしたら、飛ばしたために、解いていない問題がたくさんあるかもしれません。
 
しかし、テスト時間の使い方としては最高でした。
 
優先順位の高い問題だけを解いたのですから、無駄な時間はありません。
 
スポーツで言うなら、負けたけど全力は尽くした。というような状態でしょうか。
 
とにかく、テスト時間中はこれで良し。反省すべきはテストまでの時間の使い方という事になります。
 

お気付きかもしれませんが、テスト中と、自宅学習中では、優先すべき問題が全く逆です。
 
自宅学習中では、2番の問題は一切解くべきではなく、解けない問題を優先する。
 
しかし、テスト中は2番の問題ばかり解くべきで、解けない問題は解くべきではありません。
 
注意してください。
 

今日ご紹介した方法は、知っているか知らないかで、明らかに差が付きます。
 
『ケアレスミスを減らす』ような、訓練が必要な方法ではありません。
 
知っていれば得、知らないと損をする、それだけだと思います。
 
ぜひ使ってみて下さい。
AD
こんにちは。
 
暗記法のシリーズも回数を重ねてきましたが、いかがでしょうか。
 
ブログの読者の数も、徐々に増えてきていまして、皆さまには感謝しております。
 
今回は、僕が実践している暗記法のうち、細かいものをいくつか一気に掲載していきましょう。
 
 
①何度もリハーサルする
 
皆さんご存知のように、脳というのは記憶を一度に定着させることは出来ません。
 
一回覚えても、二度目三度目を覚え直さなければ忘れてしまいます。
 
よく忘れてしまった時に『あぁ、忘れてちゃった』ってイライラしている人がいますけど、忘れるのは当たり前なんですよね。
 
だから、イライラするだけ損。また覚え直そうと思って、あまりイライラしないようにしています。
 
 
また、僕の場合は忘れても良い知識と、忘れたくない知識で、接し方を変えています。
 
まず忘れても良い知識ですが、これは簡単。放置すれば良いですね。
 
基本的に、ほとんどの情報は覚えようとせずに放置しています。覚えてたらラッキー。
 
友達と昔話になった時、僕が全然覚えてない事を、友達の方が覚えているなんて事は普通です。
 
東大生だから、何でも覚えてるんでしょって思われる事もありますが、全然そんな事はありません。
 
多分、記憶力は他の人とあまり変わらないだろうなと思います。
 

で、問題はここからです。
 
覚えておきたいものをちゃんと覚えている事の方が、よほど大事です。
 
これを実現するには、絶対に回数を増やさなければなりません。
 
一度忘れてしまったり、忘れかけている知識を、もう一度覚えなおす事をリハーサルと言います。
 
これは元ネタが『忘却曲線』という心理学の研究です。有名なので知っている方も多いかもしれませんね。
 
記憶は、一日経つと80%くらい忘れているとか聞いた事ありませんか?
 

こちらの、塾講師の方のブログが簡単にまとめてあってわかり易いです。
 
http://www.isshikijuku.co.jp/itogen-blog/forgetting_curve/
 

で、忘れてしまった知識をもう一度覚えなおすことをリハーサルと言います。
 
一度覚えた記憶が、かなり失われてきたあとに、もう一回覚えなおすと、強く覚えている記憶になります。
 
三度目、四度目を行えば、より強い記憶になります。
 
僕はそもそも一度目の暗記では、一つも覚えていなくても良いと思っています。
 
勉強の計画を立てる時に、二度目三度目のリハーサルの時間を手帳に組み込んでいます。
 
忘れる前提で、忘れないように工夫してみましょう。
 
ちなみに、リハーサルは、ある程度忘れてから行った方が良いですよ。二度目の暗記を、一度目の5分後に行っても、一度目に吸収されてしまいます。
 
僕は1週間くらい置いてからするのが習慣です。でも個人差があるでしょうから、3日後が良い人とか、2週間後が良い人もいるでしょうから、色々と試してください!
 

②イメージをする
 
これは既に、何度か前の記事で一度お話ししましたが、大切なのでもう一度。
 
とにかく覚えるときに頭の中で画像や写真を思い浮かべるようにして下さい。
 

恐らく、これをお読みの多くの皆さんも、英単語を覚え始めた時は、自然とこれをやっていたと思います。
 
幼稚園とか小学校の時は、リンゴの絵を見せながら『apple』の綴りと発音を教えます。
 
犬の絵を見せながら『dog』の綴りと発音を教える。
 
こうやって、頭の中にリンゴとか犬のイメージをインプットしながら単語を覚えますよね。
 
でも、受験になって大量の単語を覚えるようになると、いちいちイメージしながら覚えません。
 
確かにイメージをわざわざするのは面倒ですし、早く覚えたい気持ちはわかりますけど、後々を考えるとちゃんと時間をかける方が良いと思います。
 
ただの作業にせずに、毎回頭でイメージする癖をつけるだけです。地味ですが、効果は抜群です。
 
 
③アウトプットする
 
これは最強です。これさえすれば、暗記は完璧です。
 
僕のブログでも以前に書きましたが、とにかくアウトプットが大切です。
 
①のリハーサルの話というのは、インプットの回数やタイミングの話でしたが、これはアウトプットの話ですね。基本的に、アウトプットはインプットの何倍も強力なので、一度でもかなり効果があります。
 
どうやって具体的に実践するかと言うと、例えば英単語で言えば、新しく覚えた単語を日常生活かなんかで使ってみる。
 
apple っていう単語を覚えたら、どこかで apple を使った英語の文章を友達とか家族に使ってみるという事です。
 
実際の所は、家族や友達と英語で会話をするチャンスは少ないでしょうから、友達同士であればジョーク交じりに話すとか、家族には勉強した内容を聞いてもらうとか、そういう事になるでしょうね。
 
他にも、誰かに本当に話さなくても大丈夫です。電車に乗っている時、歩いている時など、ふとした瞬間に思い出してみるだけでも十分効果があります。
 
このアウトプットを基準にした勉強法って、実践して効果的だったっていう方が非常に多いです。
 
ユダヤ式勉強法っていう勉強法として確立しているものもあるそうです。
 
こちらの動画が参考になります。最近は、この動画をたくさんの生徒に見せています。
 
 
簡単に言うと、習った事を人に言いながら覚えていく方法だそうです。
 
まさにアウトプット。
 
これまで三回の記事に分けて暗記に関して様々教えてきましたが、いかがでしたでしょうか?
 
この三つの記事を読んで実践してくれれば、暗記の効率はかなり上がると思いますよ。
 
是非、実践してみて下さい!
 
AD