昨日、採卵終わりました。
採れた卵は5個でした。
先生に「卵は採れても、2~3個だと思う」と言われてたので
5個というのは嬉しかったです。
そして、本日の11:30頃、培養室から受精確認の電話が。
結果。
5個のうち、1個は未熟卵で、残りの4個を顕微授精し、
1個が問題なく分割、残りの3個は分割に異常がありました。
移植出来るのは1個になります、との事。
凍っちゃった。
顕微授精で、4個のうち1個しか、まともに受精しなかったってどういうこと!?
顕微授精が売りのこの病院でそんな事があるの?
1個受精しただけでもありがたいと思わなきゃいけない、
でも、私の心にそんな余裕ありませんでした。
治療の事で、初めて泣きました。初めて辛いと思いました。
自分が決めた事だから、と、今まで治療を辛いと思った事はなかったです。
痛いとか、面倒だとかそういう事は多々あったけど
でも、全部自分が決めた事だからって。
でも、今回はとてもそんなふうに思えなかった。
どうしても納得がいかないので、夕方に、また培養室に電話を入れてみた。
「顕微授精で4個のうち、1個しか正常に受精しないなんて事は
よくある事なんですか?」
「実際には、そういう事は少ないです。」
「私の卵子は受精しにくいという事ですか?」
「いいえ。そうとは言い切れません。今回採れた数が4個ですし、
しかも初めての採卵です。まだそうとは言い切れません。
例えば10個採れたうち、1個か2個しか受精しないとなれば受精しにくい可能性はありますが
4個でそれを決める事はまだ今の段階では出来ないです。」
「AMH以外の数値はすべて異常なく、主人にも異常がないんですが
それでも、こういう異常受精はよくある事なんでしょうか」
「そうですね、数値だけでは実際に正常に受精するかどうかは解らないので。。
受精するかどうかは、受精させてみなくては解らないんです。」
「では、もし、次回にまた採卵をしたとして、今度はもっと受精する可能性はありますか?
1度の成績が悪くても、次回はたくさん受精される、そういう方は、他にもいらっしゃいますか?」
「もちろんです。十分にその可能性はあります。」
「今回1個だけ、正常な受精をした受精卵は、次回の移植の時
どこまで分割させるんですか?」
「今は凍結中ですがそれを融解し、培養液の中で4分割、8分割と分割させて
それをお腹に戻します。」
「では、その分割が途中で止まってしまって、移植出来ないという事もありえるんですよね?」
「そうですね、ありえなくはないですが。。途中で分割が止まるという事はほとんどないです。」
「え!?ほとんどないんですか?」
「はい。分割が止まる可能性は少ないです。」
文字で書くと淡々としてますが。。培養室の方はとても丁寧にお話をして下さいました。
それで、ちょこっと気持ちが落ち着きました。
それと、今周期での移植は中止になりました。
採卵2日前のP4の数値(黄体ホルモン)が2.0以上あると、うちの病院では移植はしない事になってます。
私は3.4くらい?だったかな?
私の子宮内膜が、採卵前に「生理の始まる段階に入ってる」という事だそうです。
子宮内膜と、胚の発育が同調していない可能性があり、着床率が低下する、という事だそうです。
それは、私にとっては問題ないというか、ありがたい事でした。
まず、無駄な移植をしずに済んだ事、私自身も、内膜を一旦安定させてから移植したかった事、
あとは、採卵までに色々と疲れきっていて、ここでまた移植→判定というのは
はっきり言って息切れしそうでした。
なので、移植については慌ててません。
タイミングさえ間違わずに移植できれば、それが一番理想です。
今は、休憩時間が貰えた事に、少し安心しています。
でもっ!
1個、受精卵が残ってるからといって、そこにすべてをかけてはいません。
っていうか、怖くてかけられません((((;゚Д゚))))
もちろん1個だけ、頑張ってくれてる卵ちゃんを信じてあげようって思っていますが
私、実はもう次の採卵の事を考えてます。
ダメだったら次、またダメだったら次!!!って。
そのくらいのスタンスで行こうって決めました。
今の卵ちゃんがひっついてくれるのが1番で、
もしその卵ちゃんが胚盤胞にまで育ってくれて、移植出来れば期待しますが
それまでは、次の事を考えていこうかな、と。
そのくらいの気持ちで行かないと、毎回撃沈してる訳にいかないし。
まだ一回も移植すらでしてないので、本当に苦しいのはこれからだと思う。
でも、大丈夫。諦めなかったら、きっとまだ間に合うよね。
皆頑張ってる。だから、私も頑張ります!
楽しい事をいっぱいしながら、治療も頑張っていきます('-^*)/
