私は顔かたちはひどいという程ではないけど、髪の毛、肌、歯の質が非常に悪く20年くらい悩み続け、ルッキズムをこじらせた人間です。


今でこそ外見って幸せとは関係ないものなんだなと知りましたが、20代まではめちゃくちゃルッキズム信者でした。


思春期はもう、それはそれはひどいありさまでした。


男女問わず髪、肌、歯がきれいな子は、人間的に素直というか、自分のまま生きている子が多いと感じます。

顔かたちが悪くても、ぽっちゃりでもガリでも。なんか曲がってるところが少ない。生きやすそう。


とくに歯は、最も大事だと感じます。歯にコンプレックスを抱えてない子の笑顔はそのまんまの笑顔って感じ。魅力的。小さな子の笑顔が皆可愛いのはそのままだからなんですよね。


歯にコンプレックスがあると、それを隠そうとぎこちない笑顔になってしまって、魅力が大幅に減るんです。


対人関係も、歯だけで自信がなくなります。


私は自分で働くようになってから歯を治しましたが、それではもう遅過ぎる。小学生のうちに歯は絶対に治すべきだし、これからは脱毛とかも必要だと思います。


だから、絶対に絶対に、息子の歯科矯正と歯医者でのクリーニングなどの手入れはやってあげるつもりです。


脱毛も、髪の毛も、皮膚科なども、お金は惜しまない。そのためなら全然働く。


すごく綺麗になるための美容の域はやらせるつもりないけど、産まれながら持ったマイナスの部分を人並みに治すことだけは、絶対にやろうと思います。


あとは、今までの話と真逆にはなってしまいますが、一方でこれからの多様性の時代にルッキズムに執着する子にはなって欲しくないので、息子にもよその子にも外見に関する話は一切しないと決めています。


私は自分の母や大人たちから、お友達の〇〇ちゃんは美人だよねぇとか、妹の肌はきれいとか、そういう比較をされてすごく苦しかったので、ポロッと言わないように気をつけています。


ルッキズムは健全なものであれば動物として普通なことですが、こじらせれば人生を壊すので、慎重に考えたいと思っています。