子どもをもたない理由② | 産後ウツとモラハラを乗り越えた後

子どもをもたない理由②

最近、ネットで35歳以下であろう女性の発言を見ていると、


こんなにも子ども嫌い増えているのかと驚きました。



その理由が、うるさい、汚い、うざい、子持ちと会うのは疲れる、

自由がなくなる、自分たちだけの為にお金を使いたい……などなど



子どもだけでなく、子どものいる友達とも付き合いたくないという女性の多いこと多いこと。



それを感じさせることがありました。

最近、スーパーでこんな光景を見ました。



レジを終えて買い物袋に商品を入れる長い台の上で、

子どもが坐って足をバタバタさせて、

台の側面をダンダン鳴らしているのです。

確かにうるさく響いて、イラってする気持ちもわかります。



でも、お母さんが注意するまでの数十秒かの間に、

近くにいたギャル風の若い女性2人がいらいらした口調で、


「うっせ~んだよ、やめさせろや!むかっ


と怒りをぶちまけているのを聞いたのです。



子ども嫌いになるのは、こういうイライラ感を毎日感じなければいけないからというのもあるでしょう。



私も電車で子どもが泣き叫ぶのを聞いただけで、胃が締め付けられるようなイライラを感じます。



2、3歳になれば親の注意も理解できるでしょうが、

乳児ともなれば、泣き止むまであやすしかどうしようもないんですね。



私は、その間だけ耐えればいいから、電車を降りればそんなこと忘れてしまうのですが、

これが毎日続くと思うとぞっとします。



ネットで、


子ども連れて公共の場に来るな、電車乗るな、迷惑だ、やかましい、

子持ちは高級レストランに来るな! 

子ども産んだのは自己責任だろ! 産んだ奴の苦労なんか知ったことか


的な発言が暴言的に溢れているのをみると、



将来こういう考えの人ばかりの少子化社会になったら、

とてもじゃないけど、怖くて子育てなんかできないと思いました



子持ちの人は、

迷惑だから、なるべく外に出ずおとなしくしていなきゃいけないんだって気持ちで

みんな内に内に入っていって、誰にも相談できず、孤立化していくような気がします。


今、子どもがいない人が感じている、偏見や肩身の狭い思いは、

将来的には、子どものいる人が感じなければならない思いに、

逆転するのではないかと。


そう考えた時、私には子どもをもつ自信が完全になくなりました。



老後がどうとか、そういう心配以上にただ怖いです。



お金を自由に使えて、外食したり海外旅行に行きたいからではありません。



単純に怖いのです。

勇気がもてないのです。


だから、私は必死で子どもを育てている人には、

尊敬と温かい目で見守っていきたいという思いはあります。



私には勇気が持てなかった子育てを、

どんな状況で産んだかに関わらず、

自己犠牲して頑張っている友達がいるなら、

応援したいし、私にできることがあればサポートしたいと思います。



最近、シングルマザーになった20代の友達がいるのですが、

いつも集まる友人はみんな子どもがいないので、

みんなで彼女の子どもの成長を見守っていこうという気持ちに溢れています。



彼女の娘が3歳になったら、みんなで旭山動物園に行こうねって計画までしています。



そして、彼女の娘は本当にかわいいです。



こどもがいなくても、いろんな形で子どもと接していくことは出来ると思います。

もちろん母親の苦労は私にはわかるはずもありませんが、



気持ちだけでも、思いやりと優しさを持っていたいものです。