うちの県は生活の記録、生活日記、一日の日記など、呼び方が違うかもしれませんが、小中学校で毎朝提出させる「日記」があるのが普通なのですが、全国的に普通なのでしょうか。
6行から10行、80~160字くらいを毎日書く学習効果は大きいと思います。
その生活の記録、日記を廃止して、教員が赤ペンを入れる時間を削減して、「働き方改革」を実施したと言っている学校があります。
「働き方改革」にもほどがあるでしょうに。』
沖縄県では、ほとんどの学校で日記に取り組んでいます。
働き方改革として、日記指導が削除されたケースもごく少数あるそうです。
学力向上の観点からいうと、日記も家庭学習も家庭に丸付けを依頼して、業務削減できた市町村では、大幅な学力向上が見られています。![]()
理由は、家庭学習は丸付けしないと効果が無いけれど、教師がチェックしている時は、「やっているかどうか?」をチェックするだけで、個別の問題まで採点できないこと。(もしよろしければ、本ブログの「小学校、家庭学習について、丸付けのススメ」あたりをご覧下さい。)
教師が指導できるなら、日記の効果は高いと思いますが、小学校の中学年・高学年だと週28時間コマが入っていたりします。
(空き時間無し
)
全員分指導するのは、物理的に無理があるような気がします。![]()
というのも、僕が経験した場合は、
朝7時半から教室で待機して出された家庭学習ノートを片っ端からチェックして、
朝で出来なかった分は、給食を5分で食べて残り時間でチェックしていました。
沖縄では3、4年生は、空き時間が無いので…。![]()
無論昼休憩はありません。![]()
「コンプライアンス」なんて言葉が流行ってますが、日本語で「法令遵守」というなら、労働基準法も取り扱って欲しい…。![]()
僕の勤務校ではなく、僕が住んでいる町では、町全体として、家庭学習の丸付けを保護者の皆様にお願いして、学力向上の成果を出しています。
(教師が授業に集中できるようになり、子ども達も家庭学習の効果が高まる相乗効果ですね。)
日記指導も、目的と成果が達成できているか?検証して、指導方法を見直す必要はあるかと思います。(先輩は、子供の様子の把握のためと言って楽しんで日記を読んでいました。)
働き方改革に逆行して、家庭学習ノートを2冊にして、毎日交代でノートチェックを行うなどの取り組みをしている学校もあり、成果を上げています。(持ち帰り残業確定の労力に見合う成果かは疑問ですが…。)
日記指導は、小学校低学年だと、「先生あのね。」など単元との連動性や、新しい構文の習得に効果的だと思うのですが、
高学年で毎日同じ内容を書いたりしていると本来の目的や効果が薄れているような気がします。(指導しても直さない子が多いです。赤ペン一行で「次はもっと詳しく教えてね!」と書かれてもどうすればいいかわからないのでしょうね。)
というわけで、ぜひ、保護者の方に日記指導へのご協力をお願いしたいと思います!m(_ _)m
TAKE TAKEさんがおっしゃるように、毎日文を書くことを続ける効果は本当はとても大きいです。
でもそれは、自分で考えて想いを綴ることによって、思考力が鍛えられ、力になるのであって、
ただ、ノルマとして、書かされて、「今日の晩ご飯はハンバーグでした。とっても美味しかったです。」という文を毎日繰り返すだけでは、大した力になりません。
特に、読書量や読み聞かせ経験が少なく、インプットの少ない子にとっては、「もっと詳しく書け!」と言われても、どう書けばいいか分からない状態でしょう。
そういう場合は、お家の方が、例を書いてあげてもいいと思います。
例えば「今日の晩ご飯はハンバーグでした。ケチャップ付きとケチャップ無しで食べたのですが、ケチャップが無くても、肉の旨味と、タマネギの甘さがしっかりしていてとっても美味しかったです。しかも、その後ケチャップをつけると酸味と甘さが絶妙にハンバーグの味を引き立てて最高に美味しかったです。明日も明後日もまた、食べたいです。」などなど…。
まあ、自分で考える力を鍛えるという目的からすると。「美味しいって、どんな味だったの?」など、具体的な表現を引き出して行くのも効果的かと。
何にしても、文章指導は、書いているその時が勝負です。
表現が拙い時、「もう少し詳しく」とか、
そもそもネタが面白くない時、「もっと面白かったことないの?」とか、
ほんの少しの声かけで、文章がグンと良くなることがあります。
大変長くなってしまったので、続きは別の記事で書きますが、日記はネタを提供してあげるととても文章力向上に効果的です。
次回は、日記のネタについて書きたいと思います。