前回は、全ての学習の基礎になる「読む力」について書きました。↓

論文に書いた実践では、漢字スキルによる「書く力」、1分間計算による「計算力」、授業開始時の音読による「読む力」の育成をベースにしました。

今回は、「計算力」の必要性について説明します。

スマホで書いているので、字が荒れていますが、ご了承下さい。

3桁×3桁の計算の中で、1桁同士の計算が何回必要か数えた事はあるでしょうか?

上の問題だと、 6×3、6×2、6×1、5×3、5×2、5×1、4×3、4×2、4×1、3+5、7+2+1、6+9、まで12回の1桁の計算が必要になります。(繰り上がりの+1、もいれると19回)

1桁の計算1回に5秒かかるとすると、123×456を計算するのに5×12=60秒かかります。(繰り上がりの+1を入れると5×19=95秒)

1桁の計算1回が1秒でできると12秒でできます。

小学校中学年から、算数が嫌いになる原因として、「基礎計算に時間がかかる」ことが挙げられます。

「周りの子がスイスイと問題を解いているのに、自分だけ時間がかかっている。どうも僕は計算が苦手らしい。」という意識が出てくるわけです。

しかも、5分で8問解きなさい。などと言われると一問1分は超えてしまうので、全くついて来られなくなります。

そこで、目標としては「1桁+1桁の四則計算が一問1秒でできる」ぐらいの計算力が出てくるわけです。

1番下のリブログにも書いてありますが、

授業のはじめ1分間の計算練習を1年間続けると、28人中17人が1分30秒以内で80問解けるようになっています。

(計算が速くなったことが自覚できると、プリントを持ち帰って家で練習する子が多いので、学校だけの成果ではありません。)

百マス計算などでも良いので、1桁の四則演算が1問1秒を目標にして毎日少しずつ(1分間)の計算練習を何度も行うと伸びていきます。