計算の基礎力を高めるために、1分〜2分程度の
短時間の繰り返しを行いましょう。
ブログと同じですが、辞めずにずっと続ければいいのです。
そのために、大事なことは、続けられる仕組みを作ることです。
1、短時間。
2、開始時間が決まっている。
3、記録をつける。
「1」については、これまでの経験上、ほとんどのお子さんが1分ぐらいなら、計算や漢字の練習に集中できます。
もっと長く集中できる子もいますが、1分からはじめて、だんだん伸ばしていくと良いでしょう。長くても2分で良いと思います。
「2」については、続ける為には習慣化が一番です。
時間を決めて自分で進めるようにすると、長く続きます。
お家の人や先生の声かけで勉強していると、お家の人の労力が必要になり、長く続きません。
「3」については、はじめできなくても、ひたすら続けることで、ある時突然、伸びます。記録をつけておくことで、自分の成長を自覚します。
自分の成長を自覚した子は、自分で学習を進めてドンドン伸びていきます。
これまでに受け持った子ども達でも、毎日続ける子は、大化けすることがありました。
特に、1分間で、10問程度しか足し算できなかった子が、1年かけて、80問を2分でできる様になった時のことです。
その子ははじめ、1分間の計算練習にも、「いやだー。」と言っていましたが、最後には、「計算プリントなら、やりたい。」と言うようになっていました。
簡単な問題でも、毎日積み重ねることで、巨大な基礎力が身に付きます。
その計算力が元になって、筆算がスラスラできる様になり、文章問題の立式ができれば、簡単に計算できるのです。
漢字も同じことが言えます。毎日積み重ねていると、いろいろな部首になる漢字がわかり、組み合わせで覚えられるようになっていきます。
また、いろんな漢字を覚えていると、熟語も覚えやすくなります。
基礎力育成の時間は短く、
毎日の積み重ねで
どれくらいできる様になったか記録をつける。
で、子ども達の力を伸ばしていきましょう。
