実姉は心理士で、
発達凸凹キッズ達の支援をする仕事をしています。
知識も経験もあり、子ども達への愛情と、仕事への熱意を持って働いていると思う。
持ち帰りで、子ども達と使う教材を楽しそうに手作りしていたり、
卒園の時期はメッセージを一人づつに書いたり。
だけども、やはり話をしていると、
凸凹のあるわが子を育てている『親』である私とは、感覚や感じ方が違うと感じる事があります。
放課後ディを託児所のように利用する親がいる
毎日行かせる必要のない子なのに…
普通の家庭だって習い事とか色々工夫しているのに…
マジで言ってるの??
姉が言うそのご家庭が、
どんな困り感のある子どもがいて
どんな家族構成で
どんな経済力で、
周りに利用できる支援がどれくらいあるのか?
細かい情報を私は知らないので、
実際に姉が疑問に感じるような何かがある
家庭なのかもしれません。
でもさ、
普通に考えて
預け先なんてそうないと思うのよ。
いや、私のように
親の思い切りが足りないのかもしれないけども…
お友達の家なんて、はちゃめちゃ過ぎて一人で行かせられないし、
せっかく「一緒に公園へ連れて行きますよ、見てますよ」と言ってもらえることがあってもなかなかお願いできない。
習い事も慣れるまでの間だけの様子見では済まないの…。
慣れた頃にやっぱりつまらないとか、
難しくてやりたくない
という気持ちが湧いてきて、
順調にできていたことが
途中でリセットさせる可能性もある。
だから、ずっと見守りしながら待ってる。
根気よく探せば、子どもが楽しめて、
かつ
先生に理解があって、正しく関わってくださる
相性の良い習い事はあるのかもしれないけれど、
凸凹キッズ達に良い関わり方は、定型児にも丁寧で良い関わり方だと思うので、大概人気で空きがない。
公園でも児童館でも、遊園地でも買い物でも、
行った先で親は常に気を張って、
ルールを無視していないか?
逆にこだわりでお友達を困らせていないか…?
と目を光らせて
出かけた先で何かあって注意してもテンションが上がって言うことをきかないわが子に苛々し、
ぐったりして帰宅する。
そんな親が、特性を理解して、丁寧に関わってくれる支援者がいる場所を1番の拠り所とすることは悪なんだろうか。
わが家も、週に4日か5日ディを利用している。
実際にちょっと多いかも…と感じる時もあるけれど、ルーティンを好む子には決まったスケジュールがありがたい。
そして、慣れたことを繰り返してしまいがちなので、色んなプログラムで、新しい遊びや体験をしてきてくれるのは成長に繋がっていると思う。
本来は親の関わり次第なのかもしれないけれど、
こだわりが強い子に対して、
甘えの出る家庭内で、
親が、時に一人で、
心穏やかに、
対応するって…無理だと思う。
私たちの周りは、
理解があって、
正しい関わり方をしてもらえる、
思い切って子どもを送り出せる社会なんだろうか?
子どもを信じて送り出せば、
周りの迷惑を考えない非常識な親だと言われ、
一生懸命あれこれやれば、
必死過ぎる…過保護だと言われる。
もっと気軽に預けて、リラックスしたいよ。