治せるもの治せないもの
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当然ですが、どのような病であっても(仮にちょっとした肩こりや腰痛など大したことがないと思えるものでも)治るものと治らないものがあります。但し、これは絶対ではありません。原因不明で医者などに治らないと言われても治ったり、簡単に治ると思ってもなかなか治らないものもあります。 ではなぜこのような事が起こるのでしょうか?
診立て
治療者は知識と経験からどのような病かを推察します。西洋医学であれば様々な検査を行うものですが、東洋医学では症状はもとより脈や舌などの体の状態から考察していきます。これらの検査や所見はその時の患者の体調や精神状態などにより行う度に結果が違うことが多々あります。そのため一度の結果で確定できるものばかりではありませんがこの段階で大きく謝ると治せなかったり治りが悪かったりするのは当然です。(西洋医学での誤診も同じです)繰り返し診断し、特定の疾患だと思い込まずに絶えず自問自答する姿勢が誤診率を下げる唯一の方法です。
治療
病の考察が終わったら治療方針をたてて実際に行います。