久々の更新です。
昨年の暮れより体調を崩し始めた我が家のワンコのマネさんが、発症から2ヶ月半の闘病の後虹の橋を渡って逝ってしまいました(ó﹏ò。)

病名は「印環細胞癌」。
非常に珍しい癌で、動物では胃に出来る事が多いらしいのですが、滅多に居ないので症例も少ない様です。

その稀な悪性腫瘍、浸潤性が強く、侵攻が早い特徴の腫瘍が、マネさんの小腸と大腸の間に出来たので、最初はよく分からず、腸壁の腫れを取り除けば回復に向かうのではないか?
との診断で開腹手術をお願いしたのだけれど……

お腹を開いた担当医もビックリ&ガッカリで(>_<)
腫瘍が出来た位置が悪く、奥の方の内蔵や大動脈に隣接しているので切除出来ないとの判断で、生検用に組織を取り、検査結果を待つ事に……

結果は、タチの悪い「印環細胞癌」。

余命宣告は敢えてされ無かったけれど、もって2週間〜1ヶ月位だろうと告げられた。

術後から最後の時までを近所のかかりつけ医に託し、出来る限り点滴に通い、サプリメントや抗癌剤も使用して日に日に落ちる体重と食欲に一喜一憂しながらの闘病生活。

最後の方はシリンジで流し込める流動食なら何あげても良いですよと、少しでもカロリーのありそうな物を少しずつ食べさせた。

多い時は1時間半毎の血便の排泄……
フラフラになりながらも健気にトイレのシーツ付近まで歩いて行く姿に遣りきれない想いを抱きながら、排泄物の片付けをした日々(ó﹏ò。)

愛情を掛けられた動物って、こんなに、こんな時でさえ応えようとしてくれるものなのかと、感動すると共に、痛々しくて見て居られず、思わず「今までとっても頑張って来たね、もうそんなに頑張らなくても良いよ」って言ってしまったら、翌日のお昼前頃、病院へ点滴をしに連れて行く準備中に呆気なく、でも穏やかに逝ってしまった(ó﹏ò。)

容態の急変に気付き、医師の指示を仰ぐ電話をした直後、私の腕の中で息を引き取ったマネさん。

病院へ連れて行き、2月12日午前10時50分、ご臨終です。
と、言われた後は悲しみよりも、これでもう辛い思いをしなくて良いねって思ったのが覚えている位。

翌日火葬場へ行って、相棒のピンキーさんも一緒に家族全員で最後のお別れをして、更に小さくなったマネを連れて骨壺をママワンコの隣に安置。

我が家で生まれて12年間の生涯を閉じてしまったマネさん。

一緒に生まれた姉のピンキーさんは、暫く元気が無かったけど、やっといつも通りになって来たよ(。•̀ᴗ-)✧


だから安心して向こうで皆を待っていてね♪( ´▽`)

49日を迎える頃になって、私もやっと気持ちの整理が出来始めたので、ブログで残したいと思ってupして見ました。


大切なものを失う哀しみって、人生で何度経験しても慣れないですよね(ó﹏ò。)