金曜深夜、女三人で突然の宅飲み。



境遇バラバラ。



共通点は職場が同じってことと、男に悩んでいるっていう事実。



お酒片手にワイワイトーク。



不倫に悩む女、約一名。



同棲解消間近の女、約一名。



彼と絶賛喧嘩中の女、約一名。





お酒も入って語りだしたら止まらない。



泣く、わめく、笑う



やっぱり女同士集まると悩んでたことがちょっとは小さくなる。



1人で悩むよりみんなで悩む方が悩みは小さくなる。






「あー!もうホントむかつく~!!!」



あたしが叫ぶ。



「もう、電話しなっ!!」



携帯片手に泣きわめくあたしの背中を押したのは不倫歴3年の先輩。



酔った勢いもあってか明け方、彼に電話。




喧嘩(まぁあたしの一方的な)真っ最中にもかかわらず平気で寝ている様子であった彼にまず一個めの爆弾投下。



「っていうか、あーゆーメールのやりとりあった後に平気で寝てるってどーゆーこと!?」



そう、その神経がむかつくわけだ。



もっと気にしてよ!みたいな。



女の子ってやっぱり気にしていてほしいんだよね。



例えば、自分がいないところで自分の話してくれているとか。



それがふとした瞬間に耳に入った時の何とも言えない優越感 笑




「もっとあたしのこと気にしてよ!!!」



そう、それだ。



あたしが今回キレた理由は 笑



「一緒にいてあたしが女でいる意味がわからない!!」



男と一緒にいるんだもん“あたし女だなぁ”って浸りたい生き物なわけだ。



少なくともあたしは。




「ちゃんと大事にしてるから!」



「そんなのわかんない!!」




そう頭でうっすら感じるんじゃなくて、やっぱりちゃんと実感したい。




「もう、こんなんだったらやめよ。別れよ!」




出た、とどめの一発。



だけど、実はこれってただの“言いたいだけ現象”




だってそのあと何て言われるかなんて分かっているもん。



「やだよ。ちゃんと好きって思ってるんだからそういうこと言わないで。」



それです。



あたしが聞きたかったのは 笑




それを聞いたらだいたい全力で吹いていた火はおさまるもの。



案の定あたしも。



「うん…  (電話口で分からないように笑顔)」






女って単純なもんなんだよね。



分かっていることも言われたい。



言われるだけで、安心するもんなんですよ。



最近、草食とか言ってちゃんと気持ちを口に出す男子って少ないけど、それがどんだけ女子の不安を招いているか!!!!





でも、いつもこうやって不満ぶつけて実感すること。



喧嘩って大事。



あたしは割と喧嘩したあとに更に好きになるタイプ。



喧嘩も愛を実感する大事なプロセスだと思うのです。