恋が愛に変わる瞬間 -5ページ目

恋が愛に変わる瞬間

ネットゲームで知り合った彼との恋の行方

彼のお給料が出たので夕飯は外食することにした。

彼が帰ってくるまでに化粧をしてちょっと派手かもしれないけどおしゃれをして待っていた。

いつもはノーメイクで眼鏡で服もシンプルだけど;


普段から優しい彼だけど綺麗にしてるともっと優しいw

格好が派手なのかチラチラ他の人に見られてた(だいたいおじさん^^;)

でも彼は嬉しそう。

なんか普段よりリードしてくれたり手をつないでもちょっと感じが違ってる気がする(気のせいかなw)


いつも綺麗にしていてあげたいけどこういう優しい彼が好きなので外に出るときだけ気合入れてる。

ネットでの付き合いは見えない分ドキドキも多かったけど毎日目の前にすると安心感はあるかもしれないけど新鮮味は薄れてくる。


会えなかった時は言葉がとても多かったけど今は少なくなった。

というか会話の質が生活観のあるものに変わっていった。

それが悪いわけじゃないけど。


「綺麗だった^^」

こう言われるとやっぱり嬉しい。



ネットの向こうにいる彼を想いながら切なくなっていた蜜月も素敵だったし

今こうして触れることが出来る現実もとても愛しい。

安心とトキメキって同時に得られないものかもしれないからデートのときだけ気合入れよう。

普段から綺麗にして欲しいのはわかるけどそれが普通になるのは嫌だから、たまにねw


カレに別れて欲しいと言った。今までも別れを何度か切り出したことはあったけど、

今回もカレは私の冗談だと思ったみたいで(いつも冗談で言ってるわけじゃないのに;)

「本気じゃないだろう?」と。

私が本気だと言うと理由を聞いてきた。

彼のことが大きいけど言えなかった。

とにかくもう一緒に生活したくないことを告げた。

ゲーム三昧で生活や私に目を向けない状態が嫌だとも。


私が本気で言っているのがわかった彼は態度を改めると言った。

だけど私の決意は変わらなかった。

カレが別れを強く拒むので思わず他に好きな人できたと言ってしまった。

しかしこれをカレは信じなかった。


10年以上付き合ってきて遠距離期間も長かったけどお互い浮気を一度もしなかったから

他の人の存在が出てくることなんか想像も出来ないんだろう。


私が嘘をついてまで別れたがっていると思っているようだ。

何度も進まない話をした。


カレは付き合い始めた頃と気持ちは変わっていないと私に言った。

私がいれば他に何もいらないとも・・・。


私は悲しくなった。

でもそんな気持ちがあったのに今の状況っておかしいと反論した。

そして私は言った。

「幸せになりたいの。」

この一言でカレは私を解放してくれた。

「もっと頑張ればよかった・・・。」と一言言って。



私とカレはピーターパンとティンカーベルのようだった。

男女と言うよりも一緒に少年時代を過ごしてきたような・・・


今の状態になったのは私にも大いに責任がある。

だからダメだと思いながらもこのカレと一生一緒に居ようと思ってた。

彼の出現を辛くなったときに逆恨みしてしまう。

本当ならこのカレを裏切ることなく清くいられたかもしれないから・・・

でも私はもう選択したんだからなるべく後ろを振り返らないように生きていこう。

幸せになりたいといった私を手放したカレのためにも・・・




私はネバーランドから卒業して長かった少年時代に終止符を打った。

私は彼にカレと別れようと思うと話した。

この別れはなかなか重い別れなので彼に負担がかかるんじゃないかと心配した。


まだ一回しか会ってないのに離婚されたんじゃ・・・

責任感じちゃうかな;

彼がきっかけではあったけど原因ではないからと話した。

まあこれで重くて逃げ出すんならそれでもいいさ。

ただただ私が今の状況を打破したいだけ。


彼は言った。

「春から一緒に暮らそう。」


別れ話が難航して毎日とても辛かった。

私だけじゃない彼もまたカレも辛いんだろうけど。



彼に忘れられない人のことはもういいのかと尋ねた。

私と会っているうちにどうでも良くなったといった。

将来と勉強についても尋ねた。そっちを優先したほうが良いんじゃないかと。

私との事が一生の中でとても重要だといってくれた。


別れることが出来ないんじゃないかと不安になっている私を彼は自分のほうへどんどん引き寄せた。

後で彼はこの別れられない状況が長く続いて私が辛いようならあきらめたかも知れないと言った。

私も長くかかるようなら彼の時間がもったいないので引いただろうな。



彼の気持ちと時間を無駄にしないように。

フリーな状態で彼の元へ向えますように・・・


私は親しい友人3人くらいに彼のことを話した。

それぞれ


「良さそうな彼だねー」

「素敵な人に出会えたんだね^^ガンバレー」

「会って良かったんなら腹くくりなさいよ!」


私の新しい恋をみんな応援してくれている。

だれもそれって浮気じゃん!って責める人はいなかった。

ちょっとだけ複雑な心境w


友人たちに励まされてますます私の決意は固まっていた。

そんなある夜。


いつものようにお休みコールをかねて彼の電話を鳴らした。時間は深夜1時半。



「もしもしー^^」


「はい。」


(ん?何か似てるけど非なるもの・・・

「彼いらっしゃいますか?;;


「いるけど携帯に電話してやってくれるかな?」


「大変夜分(夜分過ぎ><)に申し訳ありません><・・・しばらくひたすら謝った;;

(何話したか覚えてない><)


どうやら・・・お父様でした><


その後彼の携帯に電話をしてこの事情を話した。

彼は家の電話がこんな時間に鳴ったので怪しいと思っていたらしい。

彼のお父さんはなかなかいや、かなり怖い人らしく・・・その日の彼との電話は次の日が怖くて会話にならなかった・・・。

非常にやばいね・・・・真夜中だし、私のことは秘密にしてあったし。

こんな真夜中に電話かけてくる馬鹿女との交際を賛成してくれるとは思えない;

 

(´Д⊂ モウダメポ

私の恋は 糸冬 了


とにかく彼が怒られないように祈りながら・・・((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブルの朝を迎えていた。



彼から電話がきた。


お父さんにこの前会って来た子か?と聞かれ、彼はそうだと答えた。

「落ち着いてていい感じの人じゃないか。」

しかも「正月に会うんだったらうちの新年会に呼んだらどうだ?」とのお誘いまで・・・。(彼の親戚が集まります;


ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!


怒られたとばっかり思っていたら、どうも私の電話の対応がよかったため好印象に映っていた。

彼は「gj(グッドジョブ)w」と私に笑いながらお父さんとの会話を教えてくれた。

次の日絶対私のことを聞かれると思っていたみたいで彼も気まずいと思いながらまんじりとしない朝を迎えていたらしい。



まあ私の状況までは話してないのでそんな集まりにいけるわけはないんだけど;

だけど彼の友人やお姉さんとそのご主人など私が結婚していることを知っていて、反対もせずむしろ

「上手く行くといいね」と応援してくれていたみたい。

ありがたいことです><


後で彼のお母さんからもこの電話でお父さんが私を気に入ってくれたと教えてくださった。

うーん・・・何が功を奏するのかわかんないものですねw

かけた時彼はにガチャ切りすれば良かったのに;と言っていたし私もそうすれば良かったと思ったものだけど。

やっぱり間違いを認めて謝ったマナーの良さが成功をもたらしたのですねw(時間が思いっきりマナー違反;)



だけど上手く行くときって物事がどんどん運んでいく気がする。

気持ちがそれについて行けていないぐらいトントン拍子に進んでいく。

それが私にはなんだか怖かった。







オンラインゲームで出会って好きになってリアルで会ってその次の日。

私はそのゲームにログインして時間をつぶしていた。

しばらくして彼もゲームに入ってきた。


「もう来なかったらどうしようかと思ってたw」

「そんなことないよw」

「昨日は楽しかったね^^」


ネット上での恋はすごく盛り上がるけど会うとだめになるケースが多いことを知っていた。

見えない分妄想が書き立てられすぎたり、ネットという環境が自身の性格を変えてしまっていたり

ゲームのキャラクターに重ねすぎるためだと思う。


私はゲーム上の彼を美化しすぎてもいなかったし、自分のほうがどう思われるかは気にしたが彼の外見を気にはしなかった。

今はこの彼で良かったと思っているけど(´-`).。oO(変な人が来なくてよかった・・・・・・・・)

彼は私をどう思ったんだろう。


「この人だと思ったの。」


彼のこの言葉で会う前と今と気持ちが変わっていることはないんだと思った。


それからも毎日電話メッセメールゲームで二人の時間の許す限り一緒に過ごした。

次会えるのは一ヵ月後くらいかな。



この状況をいつまで続けられるのかどうか2人には分らない。

彼は勉強するために今ほんとはとても忙しい。

彼の勉強の邪魔をしていることも心苦しかった。

私は結婚しているし年上だし、将来のある彼を惹きつけておくことは罪悪感が伴った。

あきらめなきゃいけない

これまでの彼との思い出があればこれからもやっていけるよ。

私と付き合っているより(満足に付き合えてもいない)他にもっともっと素敵な娘がいるよ。

今は盛り上がってるからそんなことを言っても「はい、さよなら」にはならないだろう。

でもこれから彼に他の素敵な娘が現れたら・・・私は潔く身を引こう。

どうかそれが出来ますように・・・。



あのときの気持ちは今でもそう変わらない。

だけど状況は思いっきり変わっている。



私は彼の妻になって傍にいる。