こんにちはうさぎ

日本ボディファッション協会公式レポーターのピンク・ラビットです。

 

2024年となり、早くも10日が過ぎました。

今年も皆様の下着選びの選択肢を広げられるような情報をお届けしていく所存です。

皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

2024年はアニバーサリーキラキラを迎えるブランドがたくさんあります。

今回はその5つのブランドをご紹介します。

 女性のニーズに応えて30年“天使のブラ”

 

まずは、30周年を迎えたトリンプ・インターナショナル・ジャパンの“天使のブラ”。

 

 

下記は展示会で頂いた資料に記されていたメッセージです。

 

「女性の誰もがブラジャーに対して持っていた不満を解決するために

様々な独自の機能を開発し、また多様化する女性の思考を捉えて

進化を遂げてきた天使のブラ®。

30年の時を経て、何度も形を変えてきた天使のブラ®ですが、

ひとつだけ変わらなかったことがあります。

それは、女性のバストをより美しくしたい、という想い。

いままでも、これからも、天使のブラ®はすべての女性に寄り添い、

支え続けていくことをお約束します。」

 

素敵なメッセージですね。 

 

 

谷間メイク全盛期の時代に誕生し、バストメイクブラの代名詞的とも言える存在となった“天使のブラ”。

写真は2024年春夏の新作です。

 

 

今年は30周年を記念した販促なども予定されているようなので、楽しみです。

 

 ナチュラルな素材と心地よい着用感が45年愛される「KID BLUE」

 

次は、45周年を迎えた「KID BLUE(キッドブルー)」。

2024年春夏の展示会では、ブランドを象徴するブルーと花柄のコレクションがメインにディスプレイされていました。

 

 

「ブランド45周年を迎える2024年は『原点回帰』をテーマに

自然から着想を得たカラー、ナチュラルな素材、心地よい着用感を追求した

心から寛げるコレクションを提案」

との説明がされていました。

 

 

1979年、服飾雑貨を営んでいた三姉妹が、帽子などに使っていたレース生地で下着のショーツを作ったのが「KID BLUE」のスタート。

その後、1995年にカドリールインターナショナルの傘下となりました。

「KID BLUE」の展示会や店頭を拝見していて思うのは、ずっと「らしさ」は変わらないのに、時代の空気を読み取ったクリエイションがされていること。

それって、全く新しいモノを生み出すより大変なことなのではないかと思うことがよくあります。

それができているからこそ、45年も続き、今や3世代に愛されるブランドへと進化しているのでしょうね。

 

 下着のおしゃれを楽しむことを教えてくれた「PEACH JOHN」が30周年 

 

次は、30周年を迎えた「PEACH JOHN(ピーチ・ジョン)」。

“天使のブラ”と「ピーチ・ジョン」は同級生なんですね!

アニバーサリーイヤーとなる2024年春の推しブラとして発表されたのは“ハートブラ”。

 

 

つるっとした生地とレースを組み合わせたフェミニンなルックス。

ハート型の下厚ウレタンカップで前中心が低いワイヤーを使用し、下と脇から寄せ上げてボリュームアップする設計です。

8色展開で、推し活を応援するアイテムとなっています。

 

 

30周年を記念して、10型以上の中からデザインも形も豊富に選べる単品ショーツも発売されます。

私にとって「ピーチ・ジョン」は日本のランジェリーシーンを変えたとも言える、エポックメイキングなブランド。

カラフルでちょっとセクシーな、テンションの上がるランジェリー。

下着を選ぶこと、下着のおしゃれを楽しむことを「ピーチ・ジョン」で知ったという方も、きっとたくさんいらっしゃると思います。

 

 上質な日常をもたらすインナーブランド「AROMATIQUE」は10周年

 

次は、奈良を拠点とする1930年創業の老舗下着メーカー「タカギ」が展開する「AROMATIQUE(アロマティック)」。

そのフィロソフィーには、

「肌にやさしくフィットし、手放すことができないインナーを届けることで、

いつもの日常に上質と喜びをもたらすことを願っています。」

と書かれています。

2024年春夏の展示会場はたくさんの生花が飾られ、10周年をセレブレイトするムードでした。

 

 

世界最高品質と称されるブランド綿糸“Filoscoaia(フィロスコッチア)”と、芸術的なデザインと技法で知られるフランスのレースメーカー「Sophie Hallette(ソフィーアレット)」のリバーレースをメインに使ったインナーは大人の女性に人気。

1月20〜22日に開催される「パリ国際ランジェリー展」に出展が決定しているので、今後の発展も楽しみです!

 

 時代を超えて世界中で愛される「HANRO」140周年

 

次はスイス発祥のブランド「HANRO(ハンロ)」。

こちらは140周年という、世界のランジェリーブランドの中でも長い歴史を刻んできたブランドです。

その上質な素材から生み出される、タイムレスな美しさのインナーウエアの顧客には、ロイヤルファミリーや世界のセレブリティが名を連ねています。

140周年を迎えるにあたり、あらためて「THE TOUCH OF LUXURY」というメッセージを掲げた新作のビジュアルが届きました。

こちら↓が2024年春夏コレクション。

 

 

こちら↓が2024年秋冬コレクションです。 

 

 

 

 

 フランスの小さな街の織物工場からスタートした「le chat」90周年

 

最後は、90周年を迎えるフランス発のラウンジウエアブランド「le chat(ルシャ)」です。

日本の百貨店などでも販売されているので、ご存じの方も多いかと思います。

いかにもフランスらしいオーセンティックなスタイルを得意としますが、

最近は、トレンドを取り入れたお出かけにも着て行きたくなるようなデザインに

アップデートされています。

 

 

90 年前、Antoine Durandが、 Chauffaillesという小さな街に織物工房を設立したのが

その歴史の始まり。

今でも、「le chat」のクリエイションは、素材との触れ合いから始まると言います。

 

こうして並べてご紹介すると、どのブランドもブレない世界観が伝わりますね。

「継続は力なり」と言いますが、継続する中で経験が培われ、きっとその経験が前進する力となるのでしょうね。