ブロ友の「天使と猫」さんに紹介された「寒川猫持」の本を図書館から借りてきた。
「寒川」とかいて「かんかわ」じゃなくて「さむかわ」というそうだ。
 
稚内の市立図書館の職員さんはとても親切で、
こちらからの要領を得ないような質問にも笑顔で根気よく調べてくれる。
本棚を探して2冊。奥の倉庫にしまってあるのを2冊探してきてくれた。
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「寒川猫持」
昭和28年大阪生まれ ドイツに学び眼科医に・・・
その傍らに短歌を詠み。
見た目は若いが本人いわくただのオッサンだそう。
20年連れ添った愛猫にゃん吉が亡くなった時に詠んだ歌。
(貴君らにとりてはただの猫なりき 吾にとりてはいのちなりけり)猫持。
 
軽妙洒脱な随筆は笑いながらも引き込まれていく。
頭の柔らかい人だ。
バツイチになったことも自分では涙チョチョ切れる出来事なのにサラリと笑いに変えるのは爽やか~。
 
伊集院静にちょっと疲れた頭をやんわりとほぐしてくれる本で有りました。