肺疾患患者のリハビリ②腹式呼吸と口すぼめ呼吸

からの続きです。

 

腹式呼吸と口すぼめ呼吸が出来るようになったら、

それを活用して、

歩くときの活用方法と階段を上るときの活用方法へと

進んでいきます。

 

入院中のリハビリは、PTのHさんの指導の下、

独立行政法人環境再生保全機構の

呼吸リハビリテーションマニュアル②の冊子に

基づいて進めました。

 

WEBではこちらの冊子と同じものが載っていて

動画での解説もあります。

【実践編】歩くときの活用方法

 

【実践編】階段を上るときの活用方法

 

息を吐きながら「1.2.3.4」と4歩進み、

息を吸いながら「1.2」と2歩進んでいく方法です。

 

最初はなかなか、息を吐きながら4歩までは進めなかったので

2歩や3歩からスタートしましたが、

徐々に慣れてきます。

 

わたしは今は出来る限りゆっくりと歩いて、

サチュレーションを下げずに心拍数をあげない歩き方を意識しています。

 

サチュレーションが90を下がらないように

パルスメーターを首から下げて指につけて時々見ながら

歩いています。

 

2回目の退院前はかなり体調も良くなっていて

その時は、490メートルを20分かけて歩くことが出来るようになりました。

普通の人から見たら、490メートルを20分?!って思うんでしょうが、

わたしの中では20分も続けて歩けたってすごい!!

490メートルを休まずに歩き続けられたってすごい!!と思いました爆  笑

 

その時はPTのHさんも一緒で、

病院内で安心感もありましたしね。

 

その後、3回目の入院で気胸に2回もなり、

熱も2週間くらい出ていたので、

歩行トレーニングはあまりしていませんでした。

 

退院しましたが、今も心拍数が高めで咳も止まっていないので

まだ歩行トレーニングは再開していません。

 

ゆっくりと回復したら、また始めたら良いと思っています。

 

足や体幹のトレーニングはその日に向けて

しっかりと取り組んでいます。

 

わたしは、この歩行方法をマスターした後、

かなりラクになりました。

 

肺疾患患者のリハビリ④【実践編】起き上がるとき・横隔膜を鍛えよう

に続きます。

 

お読みいただき、ありがとうございます。