からの続きです。
腹式呼吸と口すぼめ呼吸が出来るようになったら、
それを活用して、
歩くときの活用方法と階段を上るときの活用方法へと
進んでいきます。
入院中のリハビリは、PTのHさんの指導の下、
独立行政法人環境再生保全機構の
呼吸リハビリテーションマニュアル②の冊子に
基づいて進めました。
WEBではこちらの冊子と同じものが載っていて
動画での解説もあります。
息を吐きながら「1.2.3.4」と4歩進み、
息を吸いながら「1.2」と2歩進んでいく方法です。
最初はなかなか、息を吐きながら4歩までは進めなかったので
2歩や3歩からスタートしましたが、
徐々に慣れてきます。
わたしは今は出来る限りゆっくりと歩いて、
サチュレーションを下げずに心拍数をあげない歩き方を意識しています。
サチュレーションが90を下がらないように
パルスメーターを首から下げて指につけて時々見ながら
歩いています。
2回目の退院前はかなり体調も良くなっていて
その時は、490メートルを20分かけて歩くことが出来るようになりました。
普通の人から見たら、490メートルを20分?!って思うんでしょうが、
わたしの中では20分も続けて歩けたってすごい!!
490メートルを休まずに歩き続けられたってすごい!!と思いました
その時はPTのHさんも一緒で、
病院内で安心感もありましたしね。
その後、3回目の入院で気胸に2回もなり、
熱も2週間くらい出ていたので、
歩行トレーニングはあまりしていませんでした。
退院しましたが、今も心拍数が高めで咳も止まっていないので
まだ歩行トレーニングは再開していません。
ゆっくりと回復したら、また始めたら良いと思っています。
足や体幹のトレーニングはその日に向けて
しっかりと取り組んでいます。
わたしは、この歩行方法をマスターした後、
かなりラクになりました。
肺疾患患者のリハビリ④【実践編】起き上がるとき・横隔膜を鍛えよう
に続きます。
お読みいただき、ありがとうございます。