星組「ノバ・ボサ・ノバ」中日劇場公演観劇感想☆ | PINK FLASHの小部屋

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星中日劇場公演ノバ・ボサ・ノバ-盗まれたカルナバル-/めぐり会いは再び-My only shinin’ star-9月18日()11時公演、15時30分公演、9月23日()12時公演、16時30分公演の計4回観劇しました。


9月18日()は役替わりAパターンキャスト、9月23日()は役替わりBパターンキャストでした。


役替わりの方を中心に感想を書きます。


まず最初にノバ・ボサ・ノバ。Aパターンで、役替わりを初めて拝見したのはマール役の壱城あずささん。この公演のマールはお二人ともブリーザ役の白華れみさんと同期なので、息がピッタリだなと思いました。そのうえで壱城さんのマールは、オーロと出会う前のブリーザと本当にラブラブな感じが出ていて、それがかえって最後の悲劇が強調されるので、良かったなと思いました。


Bパターンの美弥るりさんのマールは、壱城さんに比べてラブラブ感は低めなのですが、幼なじみから婚約した感じがして、お友達感が強かったと思います。ブリーザを刺してしまったあとの演技が、争いから我に返ったらブリーザを自分で刺してしまっていたという慟哭がとても伝わってきました。


Bパターンではもう一役、ボールソ役の壱城さんを初めて拝見。美弥さんのボールソより少し年齢が上で、オーロの子分というよりもオーロの仲間風でした。メール夫人が紅ゆずるさんなので、タンゴクラブの場面やメール夫人の酔っ払いの場面などお二人のやり取りがおかしかったです。


中詰の傘のシーン(オーロの歌のところ)のカサのメンバーが超豪華で、なかなか全員を確認できずにいましたが、1階席前方の席に1回だけ座れたので、その日にようやく全員を観て確認することができました。皆さん、すごい早変わりです。


そうそう、ドアボーイが十碧れいやさんでした。すごく良かった。メール夫人が夢乃さんと紅さんではドアボーイへの絡みが違うのですが、きちんと反応を変えていました。愛するには短すぎるの船長さんも良かったし、これからが楽しみです。


めぐり会いは再びで、主な役が変わった方の感想。エルモクラートの壱城さん。真風さんのエルモクラートがお坊ちゃん風だとすると、壱城さんのエルモクラートは芸術家タイプのエルモクラートだったと思います。


アルビレオの音花ゆりさん。何もないところで派手に転び、ドレスの裾を捲れるように転んでいるのはアッパレです。


ユリウスの大輝真琴さん。天寿光希さんのユリウスに比べて、ちょっとコミカルな感じ。大輝さんのユリウスもなかなか面白かったです。ロケットの最初の登場も可愛かったハート


コレットの華雅りりかさん。私、りりかちゃんの声が好き!心地よい声だと思いました。


今回、1回だけとても良い席で観劇でき、柚希さんに、いやソールに“クズ”を拾ってあげられたり、客席降りで生徒さんを近くで感じられたり、ノバ・ボサ・ノバのフィナーレやロケットで舞台からの振動も感じたり、本当に良い経験をしました。


この中日公演は「一人も休演者を出さなかった」と千秋楽の挨拶で英真組長や柚希さんがおっしゃっていたのをタカラヅカニュースで見ましたが、皆さん本当にパワフルな舞台を見せてくれてありがとうございました。千秋楽を過ぎたら季節も暑い夏が終り、完全に秋になりました。私の暑い夏、熱い夏が幸せな気持ちで終わりました。